中国脳 アメリカン・ドリームと中国式自己実現 V.1.1
@MasatoHiraguri
第1話 アメリカン・ドリーム(American Dream)とは
「誰にも平等な機会が保証されているアメリカ社会では、人は才能と努力次第で成功し、社会的・経済的に限りなく上昇できるとする考え方。」
広辞苑
早い話が、金儲け、一攫千金。「金持ち・大企業の社長・大株主・有名人」といった、ガキっぽいアメリカ人好みののサクセス・ストーリーです。
日本でも、「わらしべ長者」なんていう話がありますが、これは「人間、正直に生きていれば自然と幸運がめぐってくる」という教訓譚であり、「正直に生きる」をポイントにした、日本ならではの人生訓です。
わらしべ長者:昔話の一つ。1本の藁がもとでになって、順ぐりに高価なものと交換してゆき、ついに長者になるという話。「今昔物語集」以下に見える。」広辞苑
第2話 中国式自己実現とは
さすが
○ 気の遠くなるほどの歴史(200万年前の石器が出土するほど)がある。
○ 子供の時から中国古典籍の薫陶を受けている。
○ 共産主義(私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をなくそうとする思想)を学んでいる。
といった「人間としての芯・
金儲けとか・大企業の社長なんていう、浮ついた生き方とは違い、地に足のついた成功譚を彼らの社会に見ることができます。
ですから、(共産党)中国人社会の場合、金や地位、資格や肩書きといった「成功」だけではなく、彼や彼女の人間性というものまでをも含めた「成功譚」が評価されるのです。
第3話 中国(人)式と米式の違い
中国人とその社会における「成功」というものに対する価値観とは。
自分自身が心と頭と体で汗水欠いて行き着いた芯の自分、真の人間性こそが「成功」なのだ、という価値観。そして、当人ばかりか、周囲の中国人誰もがそういう人間を応援する。羨望や嫉妬で人を見ないで、私(たち)も彼や彼女に協力して、一緒に自己実現しようという意識。これが中国人式自己実現(サクセス・ストーリー)なのです。同じ純粋中国人の中国人が為せる業ともいえます。
一方、アメリカの場合、とにかくオレ(一人)が一生懸命やって成功(金儲け)したんだという満足感と、それをアメリカ社会も「成金」とか「成り上がり者」なんていう目で見ないで、暖かくというか羨望(嫉妬)のまなざしで見て「クソ、オレもビックになってやる・億万長者になるんだ」と、心を奮い立たせる。それがアメリカ的サクセス・ストーリーという価値観であり、そういう意味での弱肉強食的なハングリー精神でこの数十年をがむしゃらに突っ走り(カネと軍事力で)世界一になったのがアメリカという国なのです。
だから、フランス人は「文化のない成り上がり、ヤンキー・ゴーホーム」と、いまだに軽蔑している。ドイツ人(ユダヤ人ではなく、純粋ゲルマン民族)も、私のような在来種純粋日本人には「アメリカに文化なんて無いじゃない」と、ハッキリ(内輪で)言います。そんなアメリカにどっぷり心酔して得意の真似をするのは、世界中で(在日)韓国人だけ。共に国家としての歴史が浅いので、精神的に脆弱なところが共通しているせいで、心情の波長が合うのでしょう。
第4話 中国人の自己実現実例
<その1>
肩書きや金儲けという「人参」を目の前にぶら下げて、医者や弁護士になるのが米韓、韓国脳日本。スポーツ選手にしてもそうです。
2024年3月、甲子園に出場する東北のある高校の選手が「大谷のように金持ちになります」と、真面目な顔で言っていたのに幻滅した私。
中国というか中国人というのは、根本的な人性(人の本然の性)として自分の力を目一杯発揮して「自分が自分になる」ことに生きがいというか人性の真価を見出そうとする。
否、そういう能書きさえも考えないで、ごく自然にそういう生き方ができるようです。
<引用始め>
北京大学の警備員が10年かけて弁護士になる夢を叶える
人民網日本語版 2025年03月10日13:39
http://j.people.com.cn/n3/2025/0310/c94475-20287385.html
6年連続で司法試験を受験し、ついに合格した北京大学の「伝説」の警備員・劉政さんを覚えているだろうか? 劉さんは今年初め、北京大学を正式に退職し、ついに北京市のある弁護士事務所で勤務するようになり、弁護士になるという夢をついに叶えた。
劉さんと北京大学の「物語」は2015年にまで遡ることができる。その年、ある高等教育機関を卒業した劉さんは、北京大学の警備員になった。その後、同大学の法学院・陳明楼の管理事務所で働くようになった。その勤務態度は真面目で、コツコツと仕事をこなしていた。そして、北京大学のアカデミックな雰囲気に影響された劉さんは、教室に行って講座に耳を傾けたり、学生たちが使い終わり、不要になった本を使って勉強したりするなど、あらゆる機会を活用してスキルアップを図るようになっていったという。
北京大学の法学院・陳明楼でガッツポーズをする劉政さん(写真提供・北京大学)。
そうして平凡ながら、日々の仕事を一生懸命こなしていく中で、劉さんには弁護士になりたいという思いが芽生えるようになった。そこで2016年から司法試験を受験し始めた劉さんは、6年連続で受験を続けた。そして過去問題をやり尽くした劉さんは、受験サポート機関のオンライン講座を聴講すると、どの法律の条文を使っているのか、教師がどの判例について説明しているかなども、すぐに分かるようになったという。
受験勉強期間中、劉さんは、北京大学の警備員として働きながら、中国人民大学の社会人向けの修士課程にも通い、毎日、大忙しだった。日中は自学自習による試験勉強をし、それが終わると夜勤に向かい、週末は電動自転車で中国人民大学の授業を受講し、時には献血などの公益活動も行っていた。
劉政さんの積み重ねられたたくさんの献血手帳と献血証明書(写真提供・北京大学)。
司法試験を受験し続けた6年間、劉さんは、毎日コツコツと勉強し、決して諦めることはなかった。そして、6回目にして、ついに合格した。
一生懸命勉強してきたこの10年間、劉さんは孤軍奮闘していたわけではなく、勤務先の北京大学の多くの教員や学生のサポートや励ましを受けてきたと言い、「みんな、向上心のある人を是非助けたいと思っていると、しみじみ感じた」と振り返った。
今年初め、劉さんは正式に北京大学の仕事を辞めて、弁護士事務所に勤務するようになった。その事務所の前に立った時、劉さんは夢を叶えた喜びで胸がいっぱいになったという。
弁護士事務所の前に立つ劉政さん(写真提供・北京大学)。
北京大学で過ごした10年を振り返り、劉さんは、「北京大学は 肥沃な土地で、僕たちは種のよう。スタートこそ遅かったものの、僕は常に前を向いて一生懸命走り続けていきたい」と話す。(編集KN)
<引用終わり>
<その2>
「人間にとってなにが(本当に)大切なことなのか」を考えさせてくれる(善い)話です。
<引用始め>
広大な中国をトラックで駆け回る女性ドライバー・謝琳さん
http://j.people.com.cn/n3/2023/0315/c94475-10222593.html
人民網日本語版 2023年03月15日10:47
果てしない砂漠の中を走る道を一人でトラックを運転して走るというのはどんな気分だろうか?トラックの運転手をして32年というベテランの謝琳さん(54)は長年、新疆維吾爾(ウイグル)自治区内をトラックで駆け回てきた。運ぶ荷物や走る道は変わっても、トラックの「キャブ」が常に彼女の「家」だった。中央テレビニュースが報じた。
家族の影響でトラックの運転手になったという謝さん。その32年の走行距離はなんと500万キロ以上に達している。
謝さんは2003年に初めて新疆維吾爾自治区に荷物を運んだ時に、そこに「惚れ込んでしまった」といい、「ハンドルを握りながら、砂漠を一望し、周りに誰もいない時に音楽を聞くととても気分がいい。大地の懐にいるような気分」と話す。ここ20年、謝さんにとって、広大な中国の端から端まで駆け回るというのが、「日常」となってきた。
恩返しのために武漢に28回にわたり緊急物資を輸送
先ごろ、謝さんは荷物を輸送している際、安徽省淮北市人民代表大会常務委員会弁公室からの電話を受け、「同省第14期人民代表大会代表に選出されたため、数日後に合肥市で開かれる会議に参加するように」と伝えられた。
「私はただのトラック運転手。なぜ選ばれたのだろうか?」と不思議に思った謝さんだったが、「たぶんこの3年間の出来事と関係あるのだ」考えた。
2020年1月から4月にかけて、謝さんは一人でトラックを運転して、湖北省武漢市に28回にわたり緊急物資を届けた。そして、その後も上海市や新疆維吾爾自治区といった地域に医療物資を届けた。「これは運転手の責任であるだけでなく、恩返しでもある。2016年、武漢市の人が私の命を救ってくれたから」と謝さん。
2016年、トラックが故障してしまい5、6日ほど身動きが取れなくなってしまった謝さんは、水も食べる物もなくなってしまい、夜になるとオオカミの声まで聞こえてきたという。しかし幸運にも武漢市から来たバイクのグループに出会い、ライダーたち全員がコップ1杯ずつの水を彼女に分けてくれたのだという。その「恩人」たちをその後見つけることができなかった謝さんだったが、
「一滴の水のような恩にも、湧き出る泉のような大きさでこれに報いるべし」
という中国の諺に従い、新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた武漢市を支援したのだという。
トラック仲間が少しでも幸せに過ごせることを願う謝さん
トラックの運転手として、安徽省第14期人民代表大会に出席するというのは、謝さんにとって、「とても重要な事で、絶対に欠席はしたくない。でも、荷物も予定通り届けなければならず、スケジュール通りトラックを運転していると、会議には間に合わない」という問題に直面した。
そんな時に、ちょうど新疆維吾爾自治区に向かっていた運転手仲間が助けの手を差し伸べてくれたという。謝さんと仲間は交代で5000キロの道のりを必死で走り、綿の布を荷主の元にきっちりと送り届けた。そして、謝さんは休む暇もなく会議に参加する準備を始めたという。
最終的に予定通り会議に参加できた謝さんは、高速道路のサービスエリアにシャワーや仮眠室のある施設を作ってほしいという意見を提出した。「長い距離を移動する運転手がゆっくり休むことができれば、次の日もより安心して、安全に運転できる」と謝さん。
女性トラック運転手の謝さんは、自分一人でトラックを運転して広大な中国を駆け回っている。大砂漠のかなたに、ひとすじの煙がまっすぐに立ちのぼっている景色を見たことも、江南エリアの杏の花の香を嗅いだこともある彼女は、自分と同じように1年中トラックの中で過ごし苦労しているドライバーが少しでも幸せに過ごすことができることを願い、山、海、人に対する思いを代表としての提案の中に盛り込んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月15日
<引用終わり>
<その3>
自己実現の動機は「同じ中国人としての(学生たちへの)優しさ」
自己実現した人への周囲(学生たち)の評価は「心からの感謝」
学校が表彰するとか、報奨金を与えるなんていう話ではない。清掃員の女性も学生たちも、みんなが「自分でできること」を(心を込めて)やる。
私たち在来種純粋も、50年くらい前までは、こんな社会うやっていたのですが。
10数年前、日本の韓国脳政治屋が、アメリカで活躍した野球選手に「国民栄誉賞」を与えようとしたが、その選手は固辞した、という話がありました。
自分の売名行為でそういうことをやる意地汚い人間の心が見え見えであり、そんな汚い心で穢された「日本国民を代表する賞」なんて、在来種純粋日本人であれば誰もが嫌がるでしょう。そういう汚らしい心に「日本」の名を使わないでほしい、と
<引用始め>
南京大学の学生が清掃員女性のために「個展」を開催
http://j.people.com.cn/n3/2023/0320/c94475-10224669.html
人民網日本語版 2023年03月20日10:51
南京大学仙林キャンパスで今月、有名画家の作品でも、教師や学生の作品でもなく、清掃員の女性が描いた絵画作品を展示する特別な「個展」が開催されている。
食堂の入り口付近で開催されているこの「個展」のタイトルは「清掃員呉さんの『春』」だ。
呉立娣さん(47)は、南京大学仙林キャンパスの学生寮の清掃員。同大学で長年働いており、毎朝7時半から作業を始め、ゴミを拾ったり、清掃をしたりしている。
呉さんがその絵画の腕を初めて披露したのは2013年のことだった。清掃が終わり、寮の黒板に「おかえりなさい」という言葉しか書かれておらず、寂しいと感じて、そこに絵を描き出したという。
その絵を見た大学生たちは、てっきり呉さんは美術を専門に学んだものだと思っていたという。実際には、呉さんは絵を専門的に習ったことはなく、絵が大好きという思いと天賦の才で「大作」を描き出していたのだ。
それ以降、キャンパスで絵を描くようになった呉さんは描けば描くほど上達していき、そして次第に同大学の人気者にもなっていった。
そして、絵画を通じて、呉さんは学生とずっと親しくなったといい、「学生たちは実家を離れて暮らしている。実の子供ではないけれど、彼らに思いやりを示すことで、私自身もうれしい気持ちになる」としている。
今回の個展を通して、多くの人がすでに消されてしまった呉さんがかつて黒板に描いた絵を見ることができている。
「私はユリ、雑草ではない。ユリであることを証明できる唯一の方法は、花を咲かせること」。これは南京大学の学生たちが呉さんに最も伝えたい言葉なのだという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月20日
<引用終わり>
2025年03月12日(水)
V.1.1
平栗雅人
中国脳 アメリカン・ドリームと中国式自己実現 V.1.1 @MasatoHiraguri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。中国脳 アメリカン・ドリームと中国式自己実現 V.1.1の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます