宵闇あやかし灯籠〈KAC2025〉
ミコト楚良
よいやみあやかしあんどん
二月
「
たくさんある物の例えだが、伊勢屋、
そんな
つまりは、あやかし、この国で妖怪と呼ばれる者も楽しみにしていた。
――自分はどうも、
その小さいあやかしは、灯された
そして誰が思いついたのだろう、
――とりつくなら力の弱い女子がよい。食い意地の張ったのなら、なおよい。
すると卵に目鼻(かわいらしい)、うってつけの女子がやって来たではないか。小さなあやかしは勢いつけて、
『これは
まずは御挨拶。
「なんか
『……』
速攻で返って来た
『オレのこと、おこわ飯?』(オレのこと、怖くないの?)
思わず、女子の振袖の腕にのっかったまま、もじもじとしてしまった。
女子は袖に、あやかしを乗せたまま武家屋敷の
「死んだお母ちゃんが、
『よ、ようせい』
あやかしは何だか
妖怪でなく、妖精と言い方を変えれば、己の心持ちから違うではないか。
「そら、
女子は、あやかしに着物の
「
――馬勝った(
宵闇あやかし灯籠〈KAC2025〉 ミコト楚良 @mm_sora_mm
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