第3話 定期テストの結果

 ほとんど勉強時間を英単語を覚えるのに当てた若い家族さん。

 試験直前にワークやレポートの提出にも追われる中、始めの定期テストの結果はどうだったかというと……。


 五教科平均点55〜70点ほどのバラツキがある中、ヤバいと思っていた英語は意外にも悪くなかったです。


・英語 平均点+14

・国語 平均点−10

・社会 ほぼ平均点

・理科 ほぼ平均点

・数学 ほぼ平均点

―――――――――――――――――

合計 ほぼ平均点


という結果になりました。


 満足いく程ではないにせよ、それなりに一緒に計画を立てて頑張った結果が全くの平均点という結果にショックを受けました。


 かなり自分が手伝っての結果なので、若い家族さん一人で取り組んでいたら、平均点以下しか取れなかったという事ですからね。


 小学生高学年のテストでは、大体90点から100点を取っていた人だっただけに、もっと頑張らないとダメじゃんと結構叱ってしまいました。


 若い家族さんは自分なりに頑張っていたのにと荒れるし大惨事!


 それで、どこで点数を落としてしまったのかと自分も国語のテストをやってみたのですが……。


《国語》


 え? リスニングあるの?


 文法こんなに出るものだっけ?


 詩の一字抜き出しの答えソレッ?!


 30分考えても分からんかった……。


 とにかく時間ない!問題数と時間比おかしくない?


 結果 65点!


 うっうっ……。


 自分、確か日本文学科だった筈では……。

 もう卒業証書返還した方がいいかな……(´;ω;`)


 リスニングはなしというものの、散々な結果に爆死しました……。


自分「ご、ごめん。テストメッチャ難しいわ。自分も点数取れなかった……」

若い家族さん「ええっ?💥あんなに言っといて、自分も取れないの!」


 返す言葉もございません……(ToT)


 他の教科も少しやってみましたが……。

・問題が難しい。何を問うているのか理解するのに時間がかかったり、資料から解答を導き出さなきゃいけない問題が多い。(社会)難しめの計算問題が多い。(理科)

・最後の方の問題が2倍配点になっている。(そこまで辿り着けなければ、合っている問題数の割に点数出ない!)

 ・一問出来ても、完答じゃないと1点にもならない問題が多い。

 ・慣れないマークシート記載。


 など、点数を下げる為の様々な仕掛けが目白押し!


 小学校から上がって来たピヨピヨした子達が最初に受けるテストがコレ?


 よ、容赦ねぇ……!!((((;゚Д゚))))


 しかも、このゴン重いテストを先生達は、そんなに難しくないテストと生徒達に話しているらしい。


 自分の中学時代を思い浮かべました。


 先生「今回は、授業の内容聞いてれば取れるテストだったが、どうだったかな?」


 自分「はい!しぇんしぇー!エヘヘ!結構点数取れましたぁ!///」


 先生「今回は、問題、少し難しくしてみたが、大丈夫だったかな?」


 自分「え〜ん!しぇんしぇー!難しくてあんまり取れませんでしたぁ!||||||||」


 うっうっ……。いい時代だった……!


 率直に物を言ってくれる先生と自分のアホ面を思い出し、涙したのでありました……。


 まぁ、もうこれは自分一人の手には負えないと痛感しまして、若い家族さんを日本で一番有名な通信教育の個別指導教室に通わせる事にしました。


 次回は、塾での勉強とその効果について書けたらと思います。


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ウチで一番若い家族さんとガチで勉強する話 東音 @koba-koba

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