乙女小説の設定なんてくそ食らえ！悪役令嬢は破滅回避に奮闘する。

第1話仕事と家の私ｰｰｰｰ癒しは乙女小説。

はぁ～今日も又一日が始まるわ。仕事と家の往復つまらない一日だわ。

休憩時間に読む愛らしい小動物系ヒロインと応じや王弟・騎士団長が出てくる乙女小説が好物の私はそれだけが愉しみであった。

最近読んでいるのは小動物系ヒロインアニカ平民なのに金髪に淡い水色の瞳で生まれ両親とは違うカラーで生まれてしまった。

実に貴族のその色だった。

アニカの父は妻の不貞を疑い離婚、母は女手一つでアニカを育てた。そんなアニカはすくすくと育ちウェーブがかった金髪の髪に淡い水色の瞳だった瞳は育つにつれ何故か金色の瞳になっていた。

金色の瞳は王家印ｰｰｰｰ

そんな事は王都から遠く離れた田舎の農村にでは知る余地も無かったｰｰｰｰが、とある商人から金色の瞳は王家印と聞いた母マリーナは森の奥に住む魔女に瞳の色を変える薬を作って貰い娘アニカの瞳を青色に変えた。

そうして癒しの光の能力に目覚めたアニカは王都魔術学園に特待生として入学が決まり、王子殿下・王弟殿下・騎士団長の息子・王子殿下の側近と出会う。

魔術学園で様々人とで会い愛しい人を見つけ恋をするストーリーなの。

私は断然王弟殿下ラファリウム・グランダラス推しかな、現王アリューム・グランダラスの年の離れた側室腹の弟だが現王に愛されて可愛がられ王の側近として働いていたが、王子殿下の入学似合わせて学園理事で魔術教師として赴任してヒロインアニカと出会う、王弟殿下ラファリウムは金髪だが色が淡く瞳も黄色に近い金色と言う事を気にして羞じていたのを勇気付けるヒロインアニカに恋をするの。安直だけど定番よね。

そうやってヒーロー達と出会い恋するのよ。

今読んでいる箇所は悪の花悪役令嬢リリィアンナと王子殿下アルウィルと校門付近を歩いているシーン、入学するアニカが校門付近で躓き倒れ王子殿下が手を差出人たす所ね。

｢ああもう休憩時間が終わったわ、又帰りに読みましょうか。｣ああ楽しみとスマフォを鞄に直した。

そうして長い仕事が終わり、今から癒しの時間よ。

｢ああ今日も遅くなったわ、交通量も少ないし続きが気になるわ！｣私は鞄からスマートフォンを取り出し小説開けたｰｰｰｰその時角から曲がって着た車にぶつかり弾みで体が飛んだ。

体中に痛みがｰｰｰｰ、動けないｰｰｰｰ。

車は無情にも走り去ってしまった。

私は体中の痛みで気が遠くなり意識を失った。

ｰｰｰｰｰｰｰ気がついた時には豪奢なベッドの上にいた。