第2話
ピンポーン
来た!!!!!
1週間待つ間に俺は色々と『ネクスト・ファンタジー』について調べてみた
業界ではそれなりに期待されている作品のようでYou〇ubeを見ていたら
広告が流れてきて驚いたがそれくらい資金力はあるらしい
また要求スペックが思っていたより高く俺のやつはセーフだったが少しヒヤッとした
バタバタと階段を駆け下り
荷物を受け取りに玄関へと走る
あっ、印鑑俺の部屋に持っていったんだった
初期役職はかなりの種類があったが、
俺が選んだのは
・・・別に近距離戦が怖い訳では無いからな?
俺には
PKだ
もちろんあまり褒められる行為ではないし、いつもなら俺は被害者側だった
だが「敵を知り己を知れば百千危うからず」というじゃないか
その教えに従って今回だけはやる側になってみようと思ったのだ
もちろん初心者狩りや粘着プレイなどはするつもりがない あくまでPVPをするだけだ
『ネクスト・ファンタジー』の運営もPKを推奨とまでは行かないが
楽しみ方のひとつとして認めている
ピンポーン
急げ僕の足ぃ!
ガチャ
「配達先のお名前に間違いはありませんでしょうか」
「あ、はい 大丈夫です」
「では失礼します」
印鑑要らなかった・・・・・・。
やはり慌ててしまうと失敗してしまうものだいついかなる時も落ち着きが大事なのだ
俺は何度唱えたか分からない教訓を
心の中で唱えながら思っていたよりも小さい荷物を抱えて部屋に戻った
少しテンションが上がってしまっているのを感じながら用意していたカッターで
ダンボールを開ける
パッケージには目もやらず中身のソフトを取り出しVR機材に叩き込む
ゲーム開始まではあと1時間あるがソワソワして落ち着かない
今は何も手につかなそうなのでゲームを始めたらどうするかの予行演習を
頭の中で何度も繰り返す
スポーン地点として選ぶ街ももう決めてある
『アンファン』という名前で1番特徴のない、これぞ初まりの街といった感じだ
周りは草原に囲まれており出てくるモンスターはツノウサギやスライムで
とりあえずこいつらを倒してレベル上げをしようと思う
実は最初は『スタッダ』という町にしようとしていた
理由?そんなの簡単だ
なんとあのPVにいたサイボーグみたいなやつが持っていた青白い光線を放つ銃がここで売られているらしいのだ
ほしい!
しかしながらあの銃は大分高価でゲームを初めてすぐは手に入らないらしい
ならばレベル上げに向いてそうな街で強くなって金を稼いでから向かう事にした
というわけで当面の目標はあの光線銃を手に入れることだ
そんなことをぐるぐると考えているうちに
時間になり、俺はゲームを起動させた
PK、はじめました @Phenomenon2355
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