テツカズさんの胸の内。

読んでいて不思議な読後感なんですよね。

身近なことを書いているようなのに、どうにも同じ現実を生きているとも思えないし、

そもそもが現実感とはなんだ?という話ではあるのですが、

私が見ている「赤」とあなたが見ている「赤」は違う色である。
そう、『脳の悪魔』という書籍に書いてありました。

この短編から拾い集めた情報は、そんな、
同じ赤を見ているはずなのにすれ違う「テツカズ」さんという不思議な方の、不思議な、
目の端に映る飛蚊症みたいな……

そんな作品でございます。

ご一読を。