概要
糧を分け与える者が善であるなら、彼らは間違いなく悪人だった
誰からも見捨てられた孤児の少女は一人の盗賊と出会い、持たざる者が生きていく術を知る。それは何より苛烈で、それ故に純粋な、咎人としての生き方だった。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!生きたい
この物語を読んで、私は「生きる」ということの重さについて深く考えさせられた。主人公の少女は飢えと孤独の中で、生きるために人から奪うしかなかった。普通なら「盗賊」と聞くと悪者のイメージがあるけれど、この作品では彼女たちの中にも確かに「ぬくもり」や「家族のような絆」が描かれていて、ただの悪とは言い切れない複雑さを感じた。
特に、主人公が最初に出会ったあの盗賊の女性のセリフ、「生きたいって目をしてた」はとても印象に残った。人の命や価値は、行動だけで決められない。どんな罪を重ねていても、「生きたい」という気持ちがあれば、救われることがあるのかもしれないと思った。