第2話

「本当に申し訳ございません!」

祈り始めて少しすると目の前に土下座をしている女性がいた

女性と認識したのは声が女性に聞こえたからだ、姿はマネキンのように真っ白な人型なだけで容姿が一切分からない

「貴方は誰ですか?何に対して謝られてるのか分からないんですけど」

そう聞くと目の前の女性と思われる人型が頭を上げて話し始めた

「私はアレーティアと言ってこの世界の女神をしてます」

「この世界は数十年置きに貴方の居た世界から亡くなってしまった方の魂を運搬してくる事で微かに世界を繋ぎエネルギーを運んで来るんです」

「本来なら運んで来た魂は記憶を洗浄して貴族等に転生させることでできるだけ長生きしてもらうんですけど」

「貴方は私が運搬時に落としてしまい、偶々死後5分以内だったその肉体に入り込んでしまい、それだけなら簡単に分離出来たんですけど、私が運搬し終えてから回収に来たせいで、肉体に魂が1時間以上いた事で魂が定着してしまい、それだけなら肉体を殺すことで無理やり魂を取り出せたんですけど、落とした際に魂が1部欠損してしまい、無理やり取り出すと傷が広がり魂が消滅してしまう危険があり自然治癒を待つしか無く、それなら自然治癒を待ち世界に定着してない魂を取り出せたんですけど、この洗礼のせいで世界に魂が完全に定着してしまい、私が干渉して貴方に被害を出すことが出来なくなり、完全に方法が無くなってしまいました」

「恐らくまだあまり違和感は無いと思いますけど、魂の欠損が精神に何かしらの影響を絶対に起こすので気をつけてください」

「本当に申し訳ございませんでした!」

「とりあえず貴方のミスに不幸に不幸が重なるんじゃなくて不幸に不幸が掛けられるレベルの不運が起こったって事で良いですか?」

「とりあえずそんな感じです」

「別に、前世で気づいたら死んでしまったみたいなので、こうして生きられているだけで十分なんですけど」

「うぅぅぅ、その優しさが痛いです」

「お詫びに好きなスキルを好きなものを選んでください」

「そんな事よりも、「そんな事!」…そんな事よりも!私のこの体にいた娘の魂はいますか?」

「そんな事って、まぁありますけど」

「その娘、多分私が入った瞬間を見ると凍死だったと思うので、暖かい場所で幸せになれるように転生させてあげてください」

「わかりました、優しいんですね、それはそれとしてスキルは選んで貰います、お礼って言いましたけどぶっちゃけるとトリセツに何かあった時の補填の仕方があるんで絶対に受け取ってもらいます」

「えぇ〜、トリセツあるの」

「そんなもんです、とりあえずスキルについて説明しますね」

「スキルというのはまずランクがありましてランクはA~E、Aの上にSと6つのランクに別れています」

「スキルには使用するものと常時発動しているものがありまして使用する方は使えば使うほどスキルレベルが上がりますが、スキルのランクが高ければ高いほどレベルが上がりにくくなります、常時発動しているものは獲得したスキルレベルで固定され上げる方法は限られます」

「とりあえずスキルの一覧を見せるのでそこから合計5個選んでください」

一気に説明されたあと目の前にスクリーンのようなものが浮かび上がりランク事に分けられたスキル一覧表が載っていた

「これどうやって操作すれば」

「気になるスキルはタップで説明見れるし横のバーで上下に動かせます、決まったら言ってください」

そう言われ気になったスキルを色々見ていく

とりあえずは脱出に使えるスキルと森の中で生活できるようなスキルが必要になる


色々見て俺はこの5つのSランクスキルに決めた

『武術の才』

:武術の修得が常人の数十倍早くあらゆる武器を使いこなす事が出来る

『魔術の才』

:魔術の修得が常人の数十倍早くあらゆる魔術を使いこなす事が出来る

『神眼』

:あらゆる魔眼を使う事が出来る

『時空間魔法』

:特異属性の1つである時空間魔法を使う事ができる

『創造魔法』

:魔力を消費する事であらゆるものを創造できる

必要なスキルとか色々言ったけどロマンには勝てないよ

創造魔法で銃とか作ってどっかの黒髪の魔法少女みたいにガンカタとかしたいし、色んな武器を使いこなした接近戦したい、ワクワクが止まらない

「この5つにします」

「わかりま…」

「はぁ!何このスキル知らないんだけど!あれか?あいつか?クソ上司のイタズラか?私のミスでバグった転生者生まれるの確定だから面白くしようってか!」

「えっと、何かまずかったですか?」

めっちゃ人が変わったように叫ぶじゃん

「ゴホン、なんでも無いです」

「いや、めっちゃ叫んで」

「なんでも、無いです」

「はい」

圧が、圧が凄い

「まぁ、クソ上司のせいでしょうけど一応問題は無いのでこのスキルで大丈夫です、とりあえず別に使命とかそういうの無いので長生きさえしてくれれば十分です」

「なんかあったら神殿にでもよってください、そうすればそっちから話したりできるはずです」

「精神に影響は出るはずですので影響が分かったら早めによってください」

「わかりました、それではまた会いに来ます」

そういうと教会の中で祈った姿勢に戻っていた

よし、逃げよう



ようやく方向性が決まったので区切りのいい所までは毎日投稿できるはずです

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神様のミスで記憶を持って生まれ変わった俺が異世界で旅をする 初恋の相手 @hatukoi2525

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