無脊椎動物に勝ったよ!

@2321umoyukaku_2319

第1話

 私たちは脊椎動物である。違う人もいるのかもしれないけれど、カクヨム投稿者の大部分は脊椎や骨を持っているはずだ。カルシウムの塊で出来た骨が体を支えてくれているのである。骨抜きだったら、日常生活にも不自由する。まして陸上での高速移動は困難だ。

 人間を含む脊椎動物は、軽くて丈夫な骨が支えてくれているからこそ敏速に、かつ力強く動ける。人間に関しては、やたらと重い脳が硬い骨で守られているので、大脳を進化させることが可能となった。肉体能力の面では他の野生動物に劣るものの、賢さで優れた人類は、生物界の覇者になることが出来たのである。

 しかし、脊椎動物が誕生した頃は、誰も将来の姿を想像し得なかっただろう。動きは鈍く、とにかく貧弱で、他の生物の餌食になるしかなかった。

 脊椎動物が誕生したのは約五億年くらい前のカンブリア紀だと考えられている。いわゆるカンブリア大爆発である。その頃には同時に他の動物も出現した。たとえば無脊椎動物である。

 無脊椎動物には色々な種類があるけれど、脊椎動物にとって脅威だったのは、節足動物(代表は昆虫類や蜘蛛)と軟体動物(代表はイカやタコといった頭足類や貝の仲間)だ。これらの生き物は、脊椎動物に先んじて自然界の有力者になった。

 私たちの先祖は、節足動物のような硬い殻を持たず、軟体動物のような貝殻や水中を動き回る強靭な筋力を持たなかった。その結果、節足動物や軟体動物の先祖にムシャムシャ食べられるしかなかったのである。

 だが、いつしか脊椎動物は無脊椎動物に負けない体を持つようになった。そして遂に、動物界の王者となったのである……みたいなことを言っている番組を十年以上前に見て、凄く面白かったので再び見たいのだが、タイトルが分からない。

 ケーブルテレビのヒストリーチャンネルで見たような記憶がある。ディスカバリーチャンネルではなかったと思うのだが、はっきりしない。

 ご存知の方がいらしたら教えて欲しくて、ここに書いてみた。

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