2冊目 cool°C/deg

第1話 寒い夏

雪は風に乗り、朝をあけた地平線へと雪は向かう

太陽に近づくほど自らが消えてしまう事を知った上で雪は行く

自然の富を殺す自然であっても結局は太陽の下僕

そして私たち人間も太陽の下僕であるのだ


「今日の風はいい方向に感じるます...あぁ、雪よ、私は寂しい、私は恋しい」


—パッン


雪がなく...


「どうか、わ...私の血肉を連れてい...ってくれ...太陽に、雪よ!!」


—バキューン


雪が降り始め舞った。













 時は1821年、1月12日、ノースドストポリス群。


私はこの物語の主人公、「ケルトクラム」

南極星の最北ある有人島群に住んでいる青年だ、この島はおかしくなった。

今まで私たちが信じていたモノは書き換えられ、違う星の生物が私たちの神になった。

私たちの「ズッテン」は無理やり戦場になった。


【私たちは誰かに操作されている】


そして今、私は雪に被さった山の小屋に隠れている。

私たちの雪は月なのか、太陽なのか...


—あ、あ、


積もって少ししか外が見えない窓から見えたのは太陽と月、夜と朝が半々になってぶつかっていた。

夜と朝が同時に起きている、今までなかった冬景色に私は希望を感じなかった。


【太陽と月の代理戦争...な、なのか】


—の、様だね、ケルトクラム...さん


家の外から私と同じぐらいの年齢の声が聞こえた...周りに雪がかなり積もって家は

わかりにくいはずなのに、なぜ? 名前もわかるのはなぜだ?

寒いのにかきらずどんどん汗が流れる…ボタボタと汗を感じる…!


「どんなに平和であろうと人は発展を築く為には血を出さなければいけない」


今度は頭の周りから声が聞こえた、脳に訴えるように…

こちらを舐め回す見えない視線も感じてきた。


「アンタは一体誰なんだ! なぜ私を知っている! 殺す気ならさっさと来い!」


雪に積もった家で私は叫んだ。

屠殺場で個室に連れられ殺される動物の気持ちがなんとなく今わかる...!


—シュー...ドン!

雪に埋まっているはずのドアが消え黒い空間が現れた。



「い、一体これはな、何だ...! 私を殺すのか!!? 何をするつもり!」



—パラパラ!

黒い空間から紙がまいこの部屋全体に散らばった...

そして目の前には細長で黒上のタキシード姿の美男がいた


 【ただ運の悪い事に採血場所はお前の地、ズッテン、ここだったみたいだな...】


目の事で起きた事に衝撃を受け、腰を抜かした。


「あ、あっ...! あの...! や、や」


男がこちらを見る。


【敵じゃあない、隣の作品の主人公だ。 お前も作品を変えないか?】



※ここからの話はクロスオーバーになります


題名 【cool°C/Beg】 終わらない白夜


































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【バカ著者へ】完璧すぎるヒロインと話の設定、下ネタ、登場人物に対する扱い、オレはお前が嫌いで仕方ない。そして報復にお前の作品は、主人公のオレが書き直した @Post-itR

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