空を


 ぼくはもうじゅんびができている。

 ぼくのせなかにはつばさがはえるんだ。りっぱなつばさが。

 そうして、おかあさんのところにいく。目指すはあの雲の上だ。きっと、きっとたかくとべる。



 ぼくはかけだす。

 こわくはない。


 ぼくは、

 そらを、


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ぼくはいつか空をとぶ つばさ @fwrt

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ