epilogue:最強暗殺者、ノア・ガーネット

NOside

闇夜に紛れて、ある建物の前に子供と言えるような背丈の者が現れる。暗闇と鼻から首まで覆うスカーフによって性別も分からない。そして、背丈とは別に、動きはすごく手慣れていた。だが、これだけは分かる。その者は、誰もが目を見張るほどの、美しい白髪だというだけことは。


ノアside

「…」

自分は心の中でリズムをとって、そして目の前の建物へと侵入をする。

侵入をしたら、人の気配を避けて、ある部屋へと向かう。


音もなく、扉を開ける。中には中年の男性が一人。その人が今日のターゲットだ。

相手が自分に気づくことはない。気づかれる前にやるからだ。


ザシュッ


自分の忍び刀の先が光り、血が宙を舞う。


「ターゲット、死亡を確認。」


自分は呟き、建物から出るべく動く。




闇夜に紛れて暗躍する。それが自分…コード名、『ノア・ガーネット』だ。

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最強の『暗殺者』でしたが、所属していた組織が犯罪組織だったので『冒険者』になって拾ってくれたギルドマスターの恩義に報いようと思います @yayoi-fu

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