るいの島
鷲巣 晶
第1話 るいの島
「ば、馬鹿な・・・」
ベレッタM92から発射された9㎜パラベラム弾は確かにあの醜女の脳天をぶち抜いたはずだった。
その証拠に脳漿混じりの血液が梁まで飛び散っている
だが、あの醜女は頭に風穴を開けながらこちらに向けてあの椿の花のような真っ赤な唇をつり上げて・・・へらへらと嗤っていた。
ま、まさかまさか、あ・の・男・が言っていた通りの本当の不死の怪物だというのか?
いやいやいやいやいや!
ありえねえありえねえありえねえ
死なないものなどこの世に存在する理無し
万物はすべて存在した以上は滅び去るのが道理だ
そうだ、あれだ。
テレビで見たやつ、たまたま、弾の当たり所が悪かっただけだ
この世には死なないと自負する奴は山ほどいても本当の不死などあり得ねえ
「『巴ヶ淵』の芥五郎あくごろうをなめんじゃねえ」
俺は更に引き金を引き、あの女の細い体に鉛をぶち込んでゆくが・・・そんな俺をまるで嘲るようにケラケラとあの女は嗤っていた
ビシャッ
顔に飛び散ったあの女の血が時雨のように掛る。
最悪だ
弾丸を撃ち尽しベレッタがホールドオープンの状態になる。
俺は腰のマガジンポーチから交換用のマガジンを取り出そうとしたその時だった
世界が揺れ、俺は膝をつくことになる
世界が揺れたのではなく自分の脳が揺れたと気づいたのにそれほど間を置かなかった
右の目が痛い、いや正確に言えば右の瞼が焼けるように痛い
見上げると奴は腫瘍まみれの醜いツラで微笑みながら右の手で俺の髪を引っ張り上げると左に持った手鏡を見せる
そこに映っていたのは俺は顔面の右側面が奴と同じような瘤が膨れあがっていた
その腫瘍は黄色い膿を染みだしながらピクピク、ピクピク、心臓のように鼓動していた
ピクピク、ピクピク・・・
鏡の中で息を吹き込んだ紙風船のように膨れあがってゆく腫瘍の形が嗤う女の顔のように見えた
「見えやした。旦那方。あれが私どもの主人が住まれる累ヶ島かさねがしまでさあ」
『累ヶ島かさねがしま』
本土から船で500㎞ほど離れた太平洋に浮かぶその島は一応、神東京都の持ち物という事になっているらしいが、GPSを含めた地図にさえ乗っておらず、特殊な海流もあり島の持ち主である真景院家に使える使用人達が運転する船に乗らないとたどり着く事はできないらしい
この喜平という執事の格好した小男の運転で俺『又重』と弟の『小三太』は兄『芥五郎』が仕事で訪れて、そして消えた島へとやってきた
俺達、兄弟は裏の世界では『巴ヶ淵三兄弟』と呼ばれており、ちょっとその筋じゃ名の知れた存在だ
第三次世界大戦後焦土と化した神東京都の闇を支配する中華系マフィア『
今回、兄貴が受けた仕事は、掛け値無しの殺しだ
標的は真景院家の家長である『真景院るい』、22歳になる女だ
そして真景院家の財産の2分の1を差し出して女の命を仕事に掛けたのは、驚け、彼女の夫である『神谷』という男である
船を島の桟橋に停泊するとそこには白いシャツを着た背の高い若い男が立っていた
眠れていないのか随分やつれた顔をしているが、目鼻立ちは整っておりそこそこ美形と言ってもいい
気になったのは何かに怯えたように視線をキョロキョロさせており挙動不審な態度を見せていた
「私が神谷です。あなた達が巨神会の殺し屋か?」
「・・・一月ほど前、巴ヶ淵の芥五郎という男が先にこの島に訪れたはずだが?」
「あの男は妻に殺された・・・ぐあ!」
小三太は神谷の胸ぐらを掴んだ
「てめえ!兄貴が死ぬのを黙ってみてやがったのか?」
「な、お前はあの男の・・・」
「俺達は巴ヶ淵三兄弟。俺は弟の小三太だよ」
若く粗暴な小三太が更に力を込めると神谷の首がさらに絞まる
「いえよ、このサンピン、兄貴はどうやって死んだんだ?ああ」
「く、首が・・・息ができない・・・」
「おい、小三太いい加減にしないか。死んじまうだろ!」
その時、背筋が強ばる感じがした
これは殺気か、憎悪か、嘔吐川をのぞき込むような胸糞悪い視線をあの崖の上から感じた。
その視線は俺では無い、やはり小三太に向けられている
小三太もその事に気づいたのか、神谷を掴んでいた手を離し脂汗を流しながらキョロキョロと周囲を見回した
手を離された神谷は首を押さえながら深呼吸をした
神谷が言うにはこの島は戦前から『真景院薬品工業』の研究施設であり、あるウイルスの研究が行われていたらしい
その研究は戦中には軍の下で秘密裏に行われたそうだが敗戦後は軍は解体、国土は中国の統治下になってしまったため、その時の記録や島の情報は消され現在は完全に真景院家の私有地として神谷とその妻である真景院るい、そして喜平を含めた十人に満たない使用人がこの広大な島で生活しているそうだ
「その研究とは何だ?」
「るいの父親である真景院左門博士が死んだ今、研究の内容を知る者はおそらくいないだろう。真景院薬品工業も今では真景院家の手を離れた普通の薬品会社だ。だが、だいたいの事は私にも想像が付く」
「もったいぶらずに話せよ。何の研究をしていたんだ」
「死なない人間を作ろうとしていたのさ。左門はウイルスと癌細胞の研究をしていた。癌とは細胞のバグだ。癌とは何かの理由で遺伝子が傷ついた細胞が無意味に無限に増殖し続けやがては本体を殺す。無限に生きて無限に増える。それを応用してあの女を創った」
「馬鹿な。八尾比丘尼じゃあるまいに」
「死ににくい人間はいるだろうが、死なない人間はいねえだろうが」
「あんた達の兄貴もそう言って死んでいったさ。俺だってあの醜い女の飯に石見銀山を盛ったり、銃で撃ったり、あの海岸の崖から突き落としたりしたさ。だがあの女、その夜には何事も無かったように起き上がって俺の布団に潜り込んで来やがった」
「女は自分が殺されそうになって怒らねえのか?」
「怒るものかよ。この島での生育環境か、生まれつきそういう生き物なのかはわからない。あいつは死生観も人間観も人とは視点が完全に異なっている。欲も得もなく、ただただ、私を渇望している。そしてそれが俺は恐ろしい」
絶対に死なない人間
俺も小三太も無論、すべてを信じたわけではなかった。
しかし、この亭主の怯えよう、まったくのデタラメでは無く、義体化など人体改造を施されて通常よりも死ににくい人間と見るのが正しいだろう
組織でも随一の銃使いである芥五郎の兄貴がたかだか死なないだけの素人に殺されたのは腑に落ちないが、標的が女であり、その未知の不死身さを見誤り不意を打たれたならば納得できる
だが、銃を得物とした兄と俺達は違う。俺達の得物は不死身の肉体だろうと関係ない
次男の俺は青酸カリからサリンまで数百種の毒を使いこなす毒のエキスパート。不死身のヘラクレスも最後には毒物で命を手放した。要は不死だろうが毒そのものを無毒化できる訳ではないと言う事だ。そして、ヘラクレスを殺したその毒はヒドラの毒だが俺はその毒に匹敵する毒を持ち合わせている。
末弟の小三太の武器は炎
その得物はロングコートの下に仕込んだ服のマイクロ波照射装置であり、グローブの先に付いたノズルから照射されるマイクロ波が標的の分子を振動させて加熱、発火させる
吸血鬼は火葬されると復活する事はできないという
電子レンジのように内側から焼かれてはどんなアンデッドでも生き返る事はできまい
俺達三人で、クリアできなかった任務は無かった。殺せなかった相手はいなかった。喜びも哀しみもいつだって三人だった
「畜生」
俺は眼鏡を外し珍しく流れてくる涙を袖で拭う
「又重の兄貴」
「ああ、殺すぞ。不死身だかなんだか知らないが兄貴の弔い合戦だ」
神谷の案内に従うまま、一見の洋館にたどり着いた
かつての屋敷の主、左門博士はチューダー様式の建築物を好み、英国からわざわざ建築家や職人を島に招いて創らせたらしい
かりかりかりかり
玄関から入って廊下を歩くと天井から物音が聞こえる
何の音だと尋ねる
ーー島にいる鼠の足音だ。
島には猫がおらず、実験用のモルモットが繁殖して島中にいるらしい
昔から島を訪れる人達はあまりの鼠の多さから鼠ヶ島と呼んだとか
広間に入った瞬間、目に入ったのは壁に掛けられた巨大な肖像がだった。
夜の闇のような長く黒い髪、牡丹のような赤い唇、雪のような色白な肌、緑色の光を宿す切れ長な瞳、左の頬に泣きぼくろ。
絵に描かれていたのは菊の花が描かれた京友禅を纏った美女だった
「これがそのるいという女か?」
「いや、彼女は菊乃という女だ」
「るいの母親か?」
「正確には違う。そのオリジナルになった女だと左門は言っていた」
「オリジナルって何だよ・・・」
「助永菊乃すけながきくのは左門の婚約者だと聞いている。本当かどうかわからない。だがこの洋館は戦前に彼女を住まわせる為に造らせたそうだ。だがわざわざこんな船で500㎞も離れた島に住まわせるなんて、監禁していたのではないかと私は思ってしまう。確証はないが左門という男はそういう男だと私には思えた」
神谷は続ける
奴が言うにはその菊乃という女は四十年前に病気になって死んだそうだ。だが実は自殺だったのではないかと神谷は思っている
左門は当然悲しんだ。鳥かごの鳥が消えたのだ。絶望は計り知れない
だが左門は諦めなかった、この島で彼女の残された細胞を使いクローン人間を創った
だが、その子供達は五歳くらいになると決まって原因不明の病になって死んでゆく。
遺伝的な死に至る病
そこでここからは神谷の想像だが、癌研究の権威だった左門は癌細胞を利用してこの遺伝病を根治させようとしていたんではないだろうか
死なない鳥かごの鳥の創造
その結果生まれたのが・・・化け物だったと
「よくわかったぜ。この島の異常さがな」
「仕事に取りかかる前に一つあんたに聞きたいことがある」
「なんだ?」
「あんたはなんでこの島に来たんだ?」
「あ、ああ。るいの家庭教師として神東京都からまねかねたんだ」
「違うな。あんた五年前にとある資産家の殺人疑惑で裁判に掛けられていただろ。七十歳くらいの婆さんと結婚していたもんだから、誰もが遺産目当ての結婚詐欺だと疑う。結局、その話は証拠不十分で不起訴になっちまったがあんた婆さん殺ったのか?」
「確かに私は結婚詐欺師だ。だがその件は誓って殺しはしていない。自殺だったんだ」
「その件は?と言う事は左門は殺したか」
「・・・・・・」
「仮にも女房を殺すんだ。今更、親父の方を殺した事を隠すことは無い。財産目当てで親子が邪魔になっただろう」
「・・・あれは正当防衛だったんだ。左門は自分以外の男にあの化け物の心が向けられるのが心底いやだった。そして私が殺し屋まで雇ってるいを殺したいのは金のためなんかじゃない。もちろん、ここに来たのは金目的だが・・・私はこの鳥かごから自由になりたいんだ」
「自由になりたいんなら島からでりゃいいだろうが」
「あんた達はるいを知らないからそんな事がいえるんだ」
天上から歌声が聞こえる
シューベルトのアヴェ・マリア
若い女の声で天空のように透き通った声が一階まではっきりと聞こえてくる
「るいだ。この時間は三階の鐘撞き堂で賛美歌を歌う」
「随分と信心深いんだな。そして化け物のくせにいい声だ。一応聞く。殺していいんだな」
「ああ、痕跡も残らないようにしてくれ」
「わかった。いくぞ、小三太」
「ああ、焼いてやる、見てろよ兄貴」
屋敷の階段を上り三階に向かう途中、妙に気配や視線をあちこちから感じる。
ガタガタ、ガタガタ
天井が揺れる音が続くがこんなに鼠は音を立てて走り回るものなのか?
何か自分が巨大な蛇に飲み込まれてゆくような、胎動する生き物の体内を歩いているそんな気にさえなる。
俺達は防毒マスクを装着しながら鐘撞き堂に続く扉を蹴破った
鐘の前には和服を着た女が一人、立っていた
夜の帳のような黒い髪、赤い光を宿した切れ長の左眼、赤い唇、泣き黒子、確かに肖像画の助永菊乃に瓜二つだ。
顔の左の一部だけは。
それ以外の部分は不気味なブヨブヨした腫瘍に覆われている
腫瘍はジュルジュルと黄色い体液を垂らし、果実の腐ったような臭いを周囲に漂わせる。
何という醜さ、こいつが『るい』だ。間違いなく
俺は背中に背負っていた六連発のリボルバーグレネードランチャーをるいに向けて容赦なく引き金を引く。
弾は炸裂し中から紫色の煙が吹き出した
使っている弾は通常の炸裂焼夷弾ではない。
あの紫色の煙は吸い込めば神経は体中の神経伝達物質を送り出すことを止め、吸い込んだ肺は腐り、皮膚は焼けただれて死に至る。
すなわち、内と外からの死
さあ、化け物め、その効果はいかに?
煙はものの10秒ほどで消えてゆき大気中で無毒化される、少林寺の僧がある種の毒草と毒虫を秘伝の分量で混ぜ合わせ、こしらえる暗殺用の毒だ
自然に循環されて証拠は残らない
女は地面に倒れ伏して痙攣している、不死身だろうと関係なく毒は生身に通用する
「兄貴の仇だ。地獄の底まで燃えやがれ」
小三太はグローブをはめた人差し指を女に向けると先から放たれた赤い光が女を貫く
するとパイロキネシスのように火の気が無いのに女の体が突然、赤く赤く燃え上がる
「やった。してやったりだ、阿久五郎の兄貴の仇を取ったぜ!」
「内側と外側から蝕み破壊する毒と炎、不死身といえど死なないわけにはいくまいよ」
炎が消えた後、俺達は黒く焦げた死体の元へと歩く
小三太は足で軽くるいの頭を蹴った
「動かねえ」
「そりゃ死んでいるさ」
ガラガラガラ
「何だ?」
その時、鐘の内側から数体の黒い何かが飛び出してきた
大きさは小さい。
研究室で扱われるモルモットほどの大きさだったから鼠だと思った
理解した
それの正体がわかった時、何故、神谷がるいから逃げないのかその理由も今、理解した
小さい生き物は『るい』だった
ねずみ程の大きさの裸のるいが駆け回り俺達の体によじ登ってくる
さらに鐘撞き塔の溝、鐘の中、扉の中から小さいるいが笛吹き男に引きつけられた鼠の群れのように押し寄せてくる
小さいるいは夜の帳のような髪、腫瘍まみれの顔、泣き黒子まであの女そっくりだ
俺達を、おそらくこの島に訪れていてから見張っていたのは鼠なんかじゃなかった
天井裏に潜んでいたのは鼠などではなかったのだ
俺達は悲鳴を上げながらこの化け物達をふりほどき足で踏みつけ、地面にたたき付けるが奴らは怯まず体中を覆うようによじ登ってくる
意外にこいつら、力が強い
何十、何百のるい達に全身を覆われて身動きが取れなくなる。
不意に顔の左側面が痛み出す
額から垂れ下がるそれが自分の肉だと気づく
その腫瘍の塊がみるみるうちに女の顔になってゆく
そして俺の顔面に宿った泣き黒子の女はニヤリと微笑んだのだ
小三太は自分の背中から生えてきた細い腕に首を絞められ既に絶命している
夕日が沈む、逢魔が刻、赤い夕日が哀れな俺達と俺達の体から生まれ出ようとする人型腫瘍達を照らす
ああ、俺が、俺がるいになる・・・
髪の毛一つ、細胞一つが別の人間にかわってゆくのを感じる
クソが、こんな末路は、こんな末路だけは死んでもご免だ
俺は最後の力を振り絞って奥歯に仕込んだ青酸カリのカプセルをかみ砕いた
ーー暁の中、毒と炎で焼かれた私は地の感触を確かめるように立ち上がる
そしてまた私は、かさねて、かさねて無意味に生まれ来る
この累ヶ島は元々、私という鼠と狂った父だけの鳥かごだった
あの男ひとが来るまでは
私は広間のソファーでガタガタと震えながらその時を待った
るいが階段から降りてくる
着物は焼け焦げているがその体は傷一つ負っていない
何も聞くまい
殺し屋達は死んだ
だが彼女は自分になり得る他者など興味がないのだ
そして殺し屋を差し向けた自分を咎めることもない
彼女が興味があるのは自分に触れても自分の産み出すウイルスに唯一、感染しなかった夫である私だけである
そして、私だけが彼女に触れられる事こそ左門が殺意を抱くほどに許せなかった事実なのだ
結局のところ私は彼女から恐怖を感じながらも逃げられないのだ
私が逃げれば彼女は本土まで海を越えて追いかけてくるだろう
そして本土を、世界を自分で溢れさせても私をきっと見つけ出す
彼女は私以外の他人に興味が無い
ゆえにこの島から出ようとは考えない、私がこの場所にいる限りは彼女は実は無害だ
私も彼女が生きている状態で本土に行けば何時、現れるか解らない彼女の影に生涯怯え続けなければならない
それよりも目の見えるところに置いた方がまだ、覚悟もできるし恐怖も薄らぐのだ
私はるいを知ってから震えが止まった事はない、安心して眠った事が無い、覚めない悪夢を蛇が敷き詰められた寝室で見ているようなものだ
この悪夢から目を覚ますには、この島を出て行くには必ず、この女が二度と生まれ来ないように殺し尽さなければならない
ーーこの島はまるで二匹の鼠を閉じ込めた鳥かごなのだ
「るい」
私の震える呼びかけに彼女は振り返ると腫瘍だらけの顔で微笑んだ
るいの島 鷲巣 晶 @kusyami4
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