隣にあるもの【Ⅳ】　ー情ー　【完】

「大好きな人が幸せになるなら―――それでもいい」
その信念にもと真相を確かめにあきはジンのもとに向かった。

一枚の写真
麗奈が見せた少しの油断。

それをあきは見逃さなかった。


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地元の人達と一切の連絡を絶った翔。
唯一繋がっていたのはただ一人だった。


そんな翔は新しい街で恋をした。

その子の為にも

自分の過去に立ち向かうべくあの村へと再び舞い戻る。