隣の部屋のメリーさん

甘川 明

1話

『プルルル…………』


僕の部屋に響く。


『私メリーさん今貴方の部屋の隣にいるの』


電話越しに言われ、電話を切られる。数分たち


『プルルル…………』


再び電話がかかる


『私メリーさん今貴方の部屋の前にいるの』


電話越しに言われすぐ電話が切れるすると


『コンコンコン』


と、部屋を叩く音がして


『プルルル………』


と電話がかかる


『私メリーさん今貴方の後ろにいるの』


と、聞こえ後ろを振り向く僕、後ろにはフランス人形みたいな可愛らしい女性がいる。手には、タッパーを持っていて


『私メリーさん夕飯を渡しに来たの』


といいそのタッパーを渡してくる。いつしか僕はメリーさんが渡してくれるタッパーが楽しみになっていた。


僕の部屋の隣に都市伝説に出てくるあのメリーさんが住んでいる。毎晩電話がかかって来て夕飯をくれるこのメリーさんの目的は如何に。


次の晩またメリーさんから電話がかかる


『私メリーさん今ね晩御飯を作っているの』


そう言われた。

また今日も始まる僕とメリーさんとの秘密の時間が。


読み切りにします。100PV行ったら続き書きます。

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隣の部屋のメリーさん 甘川 明 @Kam22

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