概要
望むのは人並みの幸せ
魔王の魂を持つと予言されて生を受けた王女シャルロットは、その予言ゆえに周囲は元より周辺国からも恐れられる存在であった。そんな彼女の婚姻相手として選ばれたのは隣国の王子。世間から見れば贄のような扱いだが、当の王女は珍しく頬を染めてソワソワしていた。婚約者となった彼の王子とは幼い頃に一度会って以来。しかしその時から彼に想いを寄せ続けてきたのだ。そうして一人のメイドだけを伴って隣国に辿り着いたシャルロットだが、迎えた隣国の者たちの様子がおかしいことに気づく。それが魔王の魂を恐れてのことではないことにも。やがて迎えた再会の時。もの凄く申し訳なさそうな顔の隣国の王族が手招いたのは、一匹の愛玩犬だった。
いつもありがとうございます!
※通常近況ノートの「はじめに」にて、限定ノート関連の記載あり
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?