概要
どうせいつか死ぬと思って、救われるものもある。
1986年生まれの私はいままで、「誰かのために生きてゆく」のが普通だった。
還暦で統合失調症を発病した、精神病の素養のあった母の「親友」「理想的な子」「綺麗なお人形さん」として振舞い、両親が喧嘩をするたび両人から愚痴を聞かされ、仲裁役をしなくてはならなかった。
母方の祖父母の家近くに引っ越してきた後は、祖父母と両親との関係の調節もしたし、病院へつれていくために車を出したり、同じく精神病の叔母と遊んだりもした。
「誰かのため」に生きるのは楽だし、上手くできるのに、残る物は何もない。
「自分のため」に生きてきた友人らは、皆、各々の夢や理想を叶えていたと気付いた時には、とても進路変更する勇気はなかった。
その後、障害のある息子や夫、いろんな人のため自分の事を疎かにするうちに、
還暦で統合失調症を発病した、精神病の素養のあった母の「親友」「理想的な子」「綺麗なお人形さん」として振舞い、両親が喧嘩をするたび両人から愚痴を聞かされ、仲裁役をしなくてはならなかった。
母方の祖父母の家近くに引っ越してきた後は、祖父母と両親との関係の調節もしたし、病院へつれていくために車を出したり、同じく精神病の叔母と遊んだりもした。
「誰かのため」に生きるのは楽だし、上手くできるのに、残る物は何もない。
「自分のため」に生きてきた友人らは、皆、各々の夢や理想を叶えていたと気付いた時には、とても進路変更する勇気はなかった。
その後、障害のある息子や夫、いろんな人のため自分の事を疎かにするうちに、
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