4.お誕生日会

【まえがき】

1つ前に、「3.職業と能力ステータス鑑定」

を投稿しています。

読んでない方は、そちらからお読みください。



 リュナーク教会を後にした僕らは、ラングスバーン子爵邸に帰ってきた。


 子爵邸の入口に見えるのは、執事のリック・ハウラーとメイド長のメル・ランゼネスト。イルバ隊長の妹さんだ。


 うちには、執事のリックとメイド長のメルの他に、メイドが9名とコックのイリット・ステングラー、庭師のゼクス・ハイオネット、飼育馬を管理しているエルド・ハイネオネットがいる。ゼクスとエルドは兄弟で、ゼクスが兄でエルドが弟だ。


「ライザー様、皆様、おかえりなさいませ。」


「ああ、ただいま。リック、エリオットが最上位職を授かった。誕生日会の準備はできているよな?」


「それは、おめでとうございます。誕生日会の準備は済んでおります。ライザー様。皆様こちらへ。」


 リックに誘導されながら、奥にある、食事をする部屋に移動する。


「各自座ったな?えー、今日は、エリオットの5歳の誕生日だ。教会に行った結果、エリオットは、最上位職のエレメンタルナイトになることが出来た、エレメンタルパラディンは、パラディンの職に、四大精霊を身体に宿し、精霊魔法を使うことができるらしい。エリオットの魔法適正は、火、光、空間だが。それ以外にも精霊の力を使うことができるのだ、実質、火、水、風、地、光、空間、身体強化、生活魔法とかなりの魔法を使うことが出来るのだ。」


「それは、すごいですね、ライザー様。才能の塊です。」


 嬉しそうな顔をして、従事するリック。


「ああ、大司教のアーネストも成長すれば、かつての英雄に届くんじゃないかと言っていたぞ。」


「エリオット様おめでとうございます。」


 メイド長のメルが、エリオットに話しかける。


「ありがとうございます」


 ここにいる、ライザー、イザルナ、アスタ、ライズ、ミリア、ワオルト、リック、メル、皆んなが拍手をした。


「明日から、本格的に、この国の勉強、剣術の稽古、魔法の練習をしていこうと思っている。勉強は、メルが担当、剣術は、ダニエル、魔法の練習は、イザルナに任せよう。ダニエルには、あとで伝えておく。」


「旦那様、お任せください。エリオット様、明日からよろしくお願いします。」


「うん、よろしくねメル。」


「任せて、魔法は得意なんだから。」


「うむ。さて、話はこれで終わりだ、料理が冷めないうちに食べようか。」


「いただきます。(一同)」


「これ、美味しいーっ。」


「こら、見っともないですよ。もっと落ち着いて食べなさい」


「こっちの料理もなかなかだ。」


 妹と母をチラ見しながら、モグモグ食べてるライズ。


「実家に帰省して、食べる料理は、いつも美味しいな。」


 お腹いっぱい食べようとするアスタ。


「イリット、今日の料理は格段に美味しいな。」


「はい、腕によりをかけて作りました。」


「流石、イリットね。」


「はは、恐縮です。」


「ふむ、リックよ、蔵に10年物のウィスキーがあっただろう。メイドにもってこさせよ。あと、グラスを2つもな。」


「かしこまりました。」


 リックがメイドに伝えると、側のメイドが一名、蔵に走っていく。しばらくすると、10年物のウィスキーとグラスを持ってもどってきた。


「ワオルト様、持って来させました。今、グラスに注ぎます。」


「悪いの、そのぐらいでよい。うむ、とてもいい味だ、ライザーどうだ、飲まんか?」


「では、1杯もらいます。」


「ライザー様、お注ぎします。」


 この後も、皆でいろいろな話をしながら料理を食べ、お誕生日会は、おしまいになった。


 この後、僕は、部屋に戻った。今日は、よく眠れそうだ。



【あとがき】

お読みにいただき、誠にありがとうございます。

マイペース投稿になりそうですが、

頑張って投稿していきたいと思います。

応援よろしくお願いします。

なろうでも連載しています。

誤字脱字がありましたら、

コメントにてお知らせください。

自分のほうでも、シナリオ内容を

訂正させていただく場合がございます。

ご了承ください。

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病弱少年は、転生して防御力特化で無双する! R.K @rawraw_3

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