概要
「相手の好感度が見える眼鏡作ったよ!」「博士からの好感度高くない!?」
「ついに完成したわね。助手くん」
「ええ。世紀の発明をしてしまいましたね博士」
大学の化学研究室にて1組の男女が怪しげに笑い合っている。
白衣の女性は1つ上の先輩で通称『博士』
数々の大発明を生み出す天才だ。
博識で華奢で美人で可愛くて、そんな博士に俺は恋をしていた。
だけど気持ちを伝える勇気がなかった。
きっと博士から見たらただの助手としか思われていない——そう思っていたのだが……
「この発明品を『好感度見えるクン』と名付けたいと思います!」
思えばこの発明品の検証から俺達の関係は変わっていったのかもしれない。
「あの……俺への好感度高すぎでは?」
「ファッ!?」
「博士。そんなに俺のことを好きだったんですね」
「違うから! い、いや、違くはないけど、違うから
「ええ。世紀の発明をしてしまいましたね博士」
大学の化学研究室にて1組の男女が怪しげに笑い合っている。
白衣の女性は1つ上の先輩で通称『博士』
数々の大発明を生み出す天才だ。
博識で華奢で美人で可愛くて、そんな博士に俺は恋をしていた。
だけど気持ちを伝える勇気がなかった。
きっと博士から見たらただの助手としか思われていない——そう思っていたのだが……
「この発明品を『好感度見えるクン』と名付けたいと思います!」
思えばこの発明品の検証から俺達の関係は変わっていったのかもしれない。
「あの……俺への好感度高すぎでは?」
「ファッ!?」
「博士。そんなに俺のことを好きだったんですね」
「違うから! い、いや、違くはないけど、違うから
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