最低で冷酷な兄が、立派な好青年に変わった件

朝食付き

最低で冷酷な兄が、立派な好青年に変わった件

 身内の恥を晒すようで嫌なのだけれど、私の兄は本当に最悪のろくでなしだった。

 

 物心ついた時から、いや付く前からわがまま三昧。少しでも気に入らないことがあれば物に当たるし、人にも当たる。誰もが顔をしかめるような放蕩貴族。それが兄だった。

 私たちは貴族であるという一点でまず大抵のわがままは通る。だからこそ自身の権力の使い方をよくよく考える必要がある。

 だが、兄ときたらそんな貴族のあるべき姿に泥を塗る、まさにたちの悪い貴族そのものだった。

 

 兄の嫌がらせにはメイドや執事、屋敷で働く人間は誰も逆らうことなんてできなかったし、それは家の外でも一緒だった。

 街に行けば全て自分のものであると店に並ぶ商品をいたずらに放り投げたり、踏みにじったり。ものも人も、兄の前では等しくゴミのように扱われた。粗末な露天に火を放つことさえあったのだ。

 それでも兄は許されてきた。貴族だから。それもある。でもその一番の理由は誰も逆らえないだけの力を持っていたことに尽きる。何せ兄には生まれながらの莫大な魔力と希少なスキルがあったからだ。

 王族にすら伍するとまで言われるほどの才能。初級の風を起こすだけの魔法が、兄の手にかかれば粗末な小屋程度なら容易く吹き飛ばす暴風になった。火の魔法なら山の向こうからでも見えるほどの火柱が立つ。そんな化け物じみた魔法使いに、誰が逆らえるというのか。


 さらに言えば、まだ隣国との戦の後始末に忙しい時期でもあったから、いざという時に戦える力の持ち主は希少だった。万一隣国に駆け込まれでもしたら目も当てられないという理由もあったが。

 

 早熟の天才というのはよく聞く話ではあるが、そんな言葉では収まらない才気溢れる少年だった。だけど、本当に兄はろくでなしだったのだ。


 ***

 

 そんな兄が変わったのは20になった時だった。

 突然メイドへの態度を変えたのがはじまりだったらしい。私はその頃学院に通っていたから詳しいことは知らない。だけど、わずかにメイドの服に皺がのこっていたとか、食器の配膳で余計な音をたてたとか、その程度のことで激しい怒りと折檻を繰り返してきた兄が、突如としてメイドへ優しさを見せたという。

 癒しの魔法すら使ったというからその衝撃はとてつもなかっただろう。兄が自分以外に癒しを与えるなど、気まぐれですらありえなかったことだ。

 初めのうちは何かを企んでいるのではと思われていたらしいが、その後も人に対しての気遣いを覚え、たとえボロボロの老人であっても礼をとるほどだったという。

 

 それまでの兄であれば、老人相手に魔法を打ち込み続けて殺してしまうはずだった。世の中で一番嫌いなものが老人だと臆面もなく言い放っていたことを領民なら誰だって知っている。

 それが一転して毛布まで与えたというから驚きだ。いや、天地がひっくり返ってもあり得なかったことだ。人が変わった所ではない。まったくの別人と言われたほうがしっくりくる。兄の名前を言うことすら憚られていたのだ。兄が来るよと、それだけで子供は怯えたし、暴れる酔っ払いですら青ざめて大人しくなる。それだけ、兄は領地で恐れられていたのだから。


 そんな兄だから、家族だってまともに話すことはできなかった。父でさえ兄が10になったのを最後に何か言うのをやめてしまった。父との喧嘩で何かあったらしいけれど、私には何も聞かされなかった。まあ予想はつく。その頃には兄の最悪の性格も、魔法の使い方も父の想像を超えていたのだから。誰も兄にものを言えなかった。

 

 ただ、不思議と私だけは寄ることを許してくれていた。別に頭を撫でてくれるわけでもなく、優しい言葉をもらったこともない。だけど、兄のそばにいても怒られることはなかった。私も私で兄がいつも一人でいるなら私がいてもいいんだと、よくわからない理屈でそばに遊びに行っていた。私がいても兄の癇癪は何も変わらなかったから、本当にただ気にしないだけだったとは思うけど。


 ただ、それでも私はそばに行くことを恐れなかったから、兄はだんだん私を受け入れてくれてはいたんだろう。一度だけ、たったの一度だけだったけど、兄が私に弱音を漏らしたことだってあったのだ。

 自分に力があるからこそ、器が耐えられないこともある。兄はまさにそれで、力に振り回されていた。傍若無人に振る舞うくせに、誰かからその報復を受けることを恐れていた。誰もしらないことだけど、兄は臆病な人でもあったのだ。

 

 兄の自室。職人に作らせた大きな机には、隠し収納がある。どんな話をしていたかは覚えていないけれど、私が机を褒めたことがあった。大きくてしっかりしていると、兄にぴったりのサイズだとか、多分そんなことを言った。そうしたら、兄は珍しく声を出して笑ったのだ。そして、いつもの自信と尊大さに影を落とした表情で、これは俺の臆病さが作ったものだと言った。机の底にある隠し収納を教えてくれて、この中に俺が一番恐れるものが入っている。誰にも見せたくない、でも俺が俺であるただ一つの証拠だ。

 笑うような、泣いているようなそんな顔をして、兄が続けた。

 もし俺が死ぬような事があれば、この机だけは燃やしてくれと。もしお前に俺が譲ると言い出すようなことがあれば、その時は俺が死んだ時だとも。

 そんなことを言われても正直に言えば困った。でも兄が死を口にしたのだから、私はうなづくしかなかった。


 ***

 

 その意味が分かったのは、私が学院の長期休みで実家へもどったときだった。

 

 実家へ戻ってきた私にも、兄は大げさなほどに喜んでみせた。快活に笑い、朗らかに家までの疲れを労って、私のコートを預かることさえしてみせた。

 驚く私に、ちょっと心を入れ替えたんだと、照れくさそうに言った。自室まで荷物を持ってくれて、家までの旅路だとか、学院での生活だとか、たわいもない話に花を咲かせた。途中すれ違うメイド相手に気さくに声をかけたり、私のためにドアを開けたりと、確かに心を入れ替えたとしか思えない態度だった。普段の兄であれば、

 その晩には食卓を家族全員で囲むことさえできた。父も母も、兄と一緒に食事をすることへの違和感はもうなかったようだ。長い反抗期だったねと笑ってすらいる。兄は居心地悪そうに頭をかく。どこからどうみても、好青年だ。淀んだ瞳は青空のように澄んでいるし、暗い物言いはカラッと明快だ。ああ、確かに兄はいい方向に変わったのだなと、だんだんと受け入れられるようになっていた。

 私の学院の話を丁寧に、ちょうど良い相槌を打ちながら聞いてくれるから、家族全員で笑い声が上がることだってあった。誰もが席を立つのが勿体無いと話は尽きず、暖かな食卓が続く。父が、母が望んだ幸せの食卓。私も、兄が変わったことは寂しかったけれど、それでもみんなが喜んでいるならばいいことだと思えていたのだ。本当に、あの言葉を聞くまでは。

 

 まだまだ私は勉強しないといけないから大変だと、今回も課題が出されているのだと言った時だった。兄が、言った。


 せっかく帰ってきたのだから、いい部屋を使ってほしいと。まだまだ勉強する必要もあるのだし、俺の机を使えと。気に入ってたよな?って。


 兄が、私に兄の部屋を使えと言った。

 確かに元々私が使っていた部屋にお茶をするようなテーブルはあっても、勉強するのに本を広げたり書類を並べられるような机はなかった。普通に考えれば兄の気遣いだ。きっと誰が聞いてもいいお兄さんんだねと言う。でも、でもだ。兄は、私に譲るときは自分が死んだ時だと言ったのだ。あの机を、譲るはずがない。

 

 その時の私の気持ちは未だに表す言葉を見つけられない。


 流石に疲れたから今日はもう寝ると食卓を後にして、自室に戻った。子供の頃のように布団にくるまって、今あった出来事を考える。会った兄のことを考える。


 あれは本当に兄なのだろうか?


 ***


 次の日に私は兄の部屋に入った。譲ると言われたのをみんな知っていたし、兄が話を通していたのか、余計なものはすでに移動された後だ。今日からはここで日中を過ごして、勉強する。ただそれだけのことだ。兄はすでに予定があると出掛けているらしい。両親も仕事で家を空けているから、今この屋敷には私だけ。だから、確認するのならば今しかない。

 私の体にはちょっと大きい、一枚の大樹から切り出したという立派な机。引き出しを開ける。3分の2まで引き出した状態で、引き出しに手を入れる。引き出しを前後に調整すると、隠し扉を開けるスイッチが、天板の裏側に露出した。知らなければわからない、隠し扉を開けるスイッチ。それを手前に引く。かこんと、軽い音がして、机の天板、一番奥がスライドする。指をかけるための穴が現れている。それを引く。すると、隠しが開く。

 そこに何もなければいい。何もなければ、兄はただこの机に飽きただけだって思えるから。また新しい隠し場所を思いついたのだて思えるから。


 でも、そこには一冊の日記が残っていた。

 いつか兄が見せてくれた、兄が恐れているもの。それを記した日記が。


 ***


 心臓がバクバクと脈打つ。兄が誰にも見せなかった、それが今私の手にある。兄は何を考えているのだ?絶対に秘密にしたいと、そう言っていたその日記が、なんでこんなに無造作に残されているのだ。わからない。これがただの日記ならいい。私をびっくりさせるために、嘘だよって書いてあればいい。

 

 自室に戻って鍵をかける。誰も入ってこれないように、学院で学んだ魔法すらかけておく。不安だった。兄なら、もし兄が戻ってきてあの日記がないことに気がついたら、私の拙い結界など簡単に破って怒鳴り声を上げるだろう。そうだったらいい。そうなら、いい。


 どれだけの間じっとしていたかわからない。でもとうとう誰かが私の部屋の前にたった。コンコンと、ドアが叩かれる。兄が、ご飯だよと言う。体調でも悪いのかと言う。私は意を決して言う。机の引き出しを全部空けてみたと。兄なら、これでわからないはずがない。机に戻って日記を確認するだろう。あるいは、扉を破ってくる。でも、兄はどこまでも穏やかに笑う。ああ、流石にお前に譲るのに俺のものが入っていたら困るからね。そう言った。

 ああ、そうなのか。とうとう私も観念した。扉を開けて食卓へ向かう。兄とたわいない話をして、食事をして、部屋に戻る。

 鍵をかけて、結界をかけようとして、やめた。だって兄が私の部屋に押し入ってくることはない。それがわかってしまっていたから。


 ベッドの上で膝の上に日記を載せる。表紙をめくり、中を覗き見ていく。

 初めは拙い文字が続く。――それは怒りの記録だ。あれが気に入らない。これがムカつく。腹が立つ。だから全部台無しにしてやる。眉を顰めるような罵声や猥語がひたすらに並んでいる。よくもまあ、これほどまでに怒りを文字に乗せられるものだ。しかし、まさに悪意の日記。だけど、読むほどに分かってくる。怒りを書いている。それは裏を返せば、何物も受け入れられなかったしるしなのだ。何一つ信用できない、誰よりも小心者。怒りを保つために書かざるを得なかった、女々しささえ感じさせる文章。ああ、確かにこれは、兄の臆病そのものだ。どれだけの人間に迷惑をかけ続け、恐怖に陥れた最悪の魔法使い。その正体は人が怖くて仕方ない臆病な卑怯者。きっと私に見せるつもりもなかっただろう。私だって別に見たかったわけではない。もし兄がそのままであったら、兄が寿命か病気かで死んだときに机ごと燃やしてしまっただろう。それが燃やされずに私の手元にある。そのわけがきっとこの日記にある。兄が語った、兄が恐れる”何か”が。

 

 その恐怖は、まだ私には見えていない。

 

 ***

 

 今となっては惨めささえ感じる、罵声の数々だけが記された日記の雰囲気が変わったのは、残りがずいぶん少なくなってからだった。当然だけど、文字はずっと前から整然としていて、読むのに困ることはなかった。なのに、突如として整えられた文字が、崩れた。


 ”俺に何かが起きている。頭の中に知らない言葉が浮かぶ。トウキョウとはなんだ?”

 ”帰りたいと口から出た。何を言っている?俺はここにいる。帰る必要などない。”

 ”誰かがいる。俺に背を向けている。魔法が届けば全部メチャクチャにぶち殺してやるのに。”

 ”∫ェ∝励∪縺?ヲ。なんだ、これは?俺が書いたのか?”

 ”知らない記憶が浮かぶ。穏やかな家族。文明的な生活。クソ喰らえだ。あれは誰だ?俺じゃない。俺じゃ悶↓縺輔l縺ヲ。”

 ”だんだんと、誰かが俺に近づいている。何か、俺の中が塗り替えられている感覚がある。どうすればいい?”

 ”妹にこの机のことを伝えた。もし、何かあるなら、この日記が俺のぅ縺ォ謇?螻槭@縺ヲ” 途中で途切れている。

 ”危ない。俺ではない意識が、右腕を動かしていた。使えない執事ならいくら殴ったって構わんだろうが。俺の邪魔をするな。”

 ”諢上?譁?ュ怜?繧呈э蝗ウ逧?↓譁?ュ怜喧縺代&縺帙k繝代?蠕ゥ蜈?r隧ヲ縺ソ繧九%縺ィ縺後〒縺阪∪縺吶?”

 読めない文字が続く。

 ”俺が、俺は、なんでだ。俺が何をした。あれは誰だ。俺じゃない。なのに、俺が削られている。塗り変わっている。”

 ”もう、あいつの顔が見えている。手を伸ばせば届く場所にいる。あれのせいで俺が変わる。塗り変わっていくのを感じる。お、∆コ蜈ャ縲□縺後ø∆ゅ˚¬≤”

 ”俺が勝手に動く。みているだけだ。まだ、間に合うはずだ。あいつには意識がない。縺?◆荳を目覚めさせなければ、俺が塗りつぶしかえしてやる。”

 ”もう右手の感覚がない。時々、勝手に動く。寝返りのようにだ。いつ目覚める?”

 ”何が神童だ。何一つあいつに届かない。もう半分くらいはあいつに塗り替えられている。”

 ”これは、侵略だ。そのままではいられないから、俺を塗り替えて、あいつがいられるようにしている。俺の全てを奪う気だ。やらせてなるものか。”


 拙い文字で、”こんにちは”と書いてある。


 ”�%&鬲碑。灘ゅk繝代?繝?サ莠?ゅ→縺励※鬥縺? 縺昴l縺ッ縲?ュ泌鴨驥上?蜑®”

 メチャクチャに描き殴られていて何も読めない。筆圧のせいで何箇所か破れて穴が開いている。

 ”俺はもうだめだ。クォ縺ィ縺励※縺ィ縺が俺を動かしているのをみている。まるで牢獄のように、俺だけが動けない。”

 ”俺を燃料にする気だ。何一つ特別ではない、あいつが、俺を奪って特別になる。あんな、カスが俺にとって変わろうとしている。”

 ”あいつが死んだのは世界の手違い。神がそう言うのを、あいつの記憶が俺に教える。ああ、俺が使われるのか。”

 ”なにものこらない。全部、死ねばいい。ただで使われてやる気はない。”

 ”多分んこれが最後えだ。もう、んあに動かせるものがない。俺の体で、笑うな。クズのメイドどもに魔法は �¤�©�" もったいな。い。何が転生だ。俺がどれだけクズでも、お前がどれだけ聖人ヅラしようと、お前はお前は俺を殺し�a�。俺の死体の上にいる。何が、今までの俺が酷すぎただ。どれだけ酷かったとしても、俺のすべてを、人生をなんの努力もなく盗み取ったお前ほど、醜い人間なんていない。俺はお前を呪う。しね。お前に、お前のk神に、永遠の死を望む。クタばれ@餌"

 

 ”■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■”

 グチャグチャに塗りつぶされている。それを最後に、残りは全て白紙のままだ。


 ***


 ああ、兄は死んだんだな。白いだけの何もないページを一枚一枚めくりながら、ふとそう思った。

 

 これは遺書だ。どこからどうみても最悪で、いるだけで悪意を撒き散らす人間が一人死んで、優しく温和な人間が兄に成り変わった。

 誰に気づかれることはなく。

 今も、兄はあの誰かの中から外を見ているのだろうか。呪いを吐き続けているのだろうか。兄が選ばれたのは自業自得だろう。悪を除いて善を増やせる。選べるなら誰だって兄を差し出す。私だって何も知らないならそうする。

 

 きっと兄は生きていたら碌でもないことしかしなかっただろう。日記にはタチの悪い団体の名前がいくつか出ていた。王都で爆弾騒ぎがあった時に聞いた名前や敵国の名前。

 兄はどんなことにも満足しなかった。常に飢えていて、それを満たす方法を知らなかった。

 願えば全て叶うから、全てを与えられているからこそ、満足することだけを知らずにいた。

 だから、全部に呪いを吐いて、何もかもを壊してやろうとしたんだろう。それを考えるなら、今兄になり代わった誰かは、この国にとっては知られることのない英雄だ。

 ああ、ここではないどこかの知識を使って新しいことをもうすでに始めているらしい。

 兄の魔力とスキルを正しいことに使うなら、誰からも称えられる英雄にだってなれるだろう。


 ああ、うまいことをやったんだな、あの誰かさんは。

 

 誰からも嫌われた極悪貴族が、国中から讃えられる英雄に、か。


 きっと誰もが満足する。それで良かったという。私だって、身内がやらかして後ろ指刺されることは無くなった。

 このままあの誰かが偉業を成すたびに、いいことが続くんだろう。多分、兄に近づきたいと私にもいい縁談が入ってくることになる。いいことだ。いいことだ。いいことしかない。


 ──でも、私には、ただ一人の兄だったのだ。


 誰からも眉を顰められる、悪と呪いの人。優しくされたことはない。でもそばにいてもいいと思った。


 その兄が死んだ。あの誰かに殺されて。

 

 死んで当然の人が、殺されても仕方なかった兄が殺された。それだけのことだ。きっと私は、これからあの知らない誰かのことを兄と呼ぶことになる。

 でも、もう兄へ笑いかけることは、ないだろう。

 弔われる権利すら奪われた兄への、それがただ一つの、あの誰かへの仕返しだ。


 せめて、それくらいは、兄のためにしてやってもいいでしょう?



 終わり

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