12月1日

 もし僕がこの地球という世界に存在し、彼女に降りかかる雨や嵐といったものから守れるならば、どれほどよかっただろうか。


ああ、今日も彼女の世界に雨が降り注ぐ。



既読のつかないメッセージ


それでも僕はここにいるんだとただひたすら文字を打つ。もしこれを他の誰かが見たらなにを思うだろうか。きっと僕への批判や同情はつのっても、彼女に差し伸べられる手はない。

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僕と彼女が死ぬまで @rei__zero

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