踏みしだかれた果実の声
丘陵に連なる葡萄畑は、秋の深まりを孕んだ光を受けて、どこか沈んだ紫の艶を宿していた。地平線は重い雲に覆われ、日暮れを急かすような冷たい風が走る。遠目には豊饒の象徴にも見える景色だが、その陰には百年以上、黙々と受け継がれてきた時間の累積がある――そう感じさせる、寡黙な重たさが漂っているのだ。
私は日本からこのイタリアの小村へ赴き、しばらく逗留していた。数年前、ある音楽家の演奏会で耳にした一曲が、どうしても頭から離れなかったのである。百年、あるいはそれ以上前から伝わるというイタリア語の歌。その旋律は華やかというより、ほろ苦い葡萄酒のように深く、ひそかな悲哀をともなうものだった。曲名すら定かでないのに、あの旋律の奥底にあるものを見届けたいという衝動に駆られたのだ。音楽家からようやく手がかりを得て、私はこの村に足を運んだ。
村に入った翌朝、石畳の細い路地を抜けると、既に収穫祭の準備に追われる村人の姿があった。車輪が軋(きし)む音とともに、馬車が積み上げた葡萄を広場へ運び込む。その葡萄は、鮮やかな紫から深い茜色まで入り混じり、ちょうど豊饒の最盛期を象徴するかのように、強く甘い匂いを放っていた。
広場の一隅では、古木をくり抜いて作った大樽が据えられ、中には踏み潰されるのを待つ葡萄が山のように投げ込まれている。ここでは今も、昔ながらの足踏みによるワイン作りが続いているのだと聞く。その行事が毎年秋の収穫祭で行われ、百年前と変わらぬ風習のまま守られてきたという話を、人づてに聞き及んでいた。
まだ朝の薄い光が残る中、ひとりの少女がその大樽の前に立っていた。年のころは十三、四か。背丈は小柄で、その髪は陽の光に照らされると、灰色がかった金糸のように揺れる。眺める限り、どこか儚げな空気をまとっているが、まなざしははっきりと力強い。光に透ける葡萄の皮を、彼女は無言で見つめていた。近づいてみると、淡く紅を帯びた唇の端をきゅっと結んでいる。声をかけるべきか迷っているうちに、彼女はこちらを振り向いた。
「あなた、よそから来たのね」
澄んだ瞳の奥に、少し警戒の色が見えた。村の規模は小さく、外の人間が訪れるのは年に何度もないのだろう。私は素直に、自分が音楽を求めて来た旅人であることを伝えた。すると彼女はわずかに笑みを浮かべ、かすれた声で言う。
「古い歌を探しているなら、収穫祭の夜にきっと耳にするわ。私たちは代々、この葡萄を足で踏む前に、その曲を歌うの」
その声音はひどく低く、まだ幼さの残る少女のものとは思えぬほど重みがあった。私は思わず問い返す。
「その歌は、どういうものなのですか」
彼女は唇を閉ざしたまま、大樽を見上げた。用意された葡萄の房はこの寒空の下、甘やかでありながらどこか湿った腐香をも孕んでいる。彼女の言葉はやがて、独白のように零(こぼ)れた。
「私にはわからない。ただ、昔からずっと歌われてきたと聞く。祖母が少女だった頃も、同じ旋律を口にしていたんですって。そして、そのもっと前の祖母の代でも……」
そこまで言うと、彼女は黙りこんだ。足元に目を落としたまま、ゆっくりと肩をすくめる。どうやらこれ以上、踏み込んだ質問をするのは得策ではないと思われた。私は軽く頷くと、その場をあとにした。
黄昏が近づく頃、村の中央広場には人々が集まり、篝火(かがりび)がいくつも焚かれはじめた。天候は崩れかけているらしく、雲間から見える陽の光は不安定に揺れている。やがて風は次第に冷たさを増し、火の粉が闇へ舞い散る中で、村人たちは足早に祭りの用意を整えていく。
そうしてようやく、祭りの幕が上がった。歌い手たちは簡素な舞台のような場所に集い、年長の男が手にする古い楽器――アコーディオンに似たもの――が、低く弾む音を放つ。その旋律は決して明るくはない。むしろ、深い夜の底に沈むような静けさを抱えている。
この時、朝に見かけたあの少女が、先頭で歌いはじめた。声変わり前の少年のそれにも似た、鋭さと儚さを併せ持つ響き。周囲の大人たちがそれに続き、やがて複数の声が一つの波となる。イタリア語の歌詞を正確に把握できるほど私は堪能ではないが、断片的に「実り」「年月」「血潮」といった単語が聞き取れた。
その声の連なりは、まるで葡萄の皮を何度も踏みにじり、潰れた果汁が染みこむ土の奥底から湧いてくるような響きを伴っている。明るい祝祭というよりは、死と再生を象徴する儀式のようにも感じられた。やがて少女が桶へと近づき、他の若い娘たちとともに素足で葡萄の房を踏みしだく。ぴちゃり、ぴちゃりという水音が不規則に混ざり合い、甘酸っぱい匂いがさらに立ちこめる。
夜気の中にその匂いが満ち広がると同時に、歌声はいっそう熱を帯び、悲しみに似た激情を吐き出している。村人たちは皆、かつての日々を思い返すかのように瞼を伏せ、胸に手を当てた。足踏みによる葡萄潰しは、見た目こそ牧歌的だが、そこには長い歴史を支えてきた祈りがあるのだと、まざまざと思い知らされる。
しばらくして踏み終えた少女たちが桶から上がるころ、見物していた者の一人が呟いた。
「古代ローマの昔から、葡萄と人との繋がりは続いてきた。Carpe diem――その瞬間を摘み取れ、と彼らも言い残したというが、果たして我々は、正しく日々を摘み取れているものかね」
その声は独白のように静かに響き、しかし私の耳には奇妙にこだました。まるで百年以上前から伝わる歌と、この村の息遣いにぴたりと重なるかのようだった。摘み取られた葡萄も、人々の人生も、同じように刻一刻と潰れ、発酵し、次なる命を育んでいるのかもしれない――そんな感慨が胸を満たす。
祭りは夜更けまで続いた。少女は何度も歌い、踊り、足を洗いに行き、また桶へと戻る。そのたびに、厳かでありながら、どこか悲痛なまでの高揚を見せていた。いつしか私は、この祭りが祝福というよりは、魂を鎮めるための儀式に近いのではないかと思うようになる。幾世代もの汗と血が、この大地を育ててきたのであろう。その記憶を、彼らは歌によって紡ぎ続けている。
翌日、灰色の空の下、私は村外れにある小さな家を訪ねた。先の祭りで顔を合わせた老人――少女の祖父にあたる人――がそこに住んでいると聞いたからだ。木製の扉を叩くと、老人は杖をつきながら現れ、私を招き入れてくれた。家の中は粗野な造りで、石壁の隙間からは冷たい風が入りこむ。
簡素なテーブルに腰を下ろすと、老人は手のひらに残る皺(しわ)をさすりながら、低い声で語りはじめた。
「お前さん、日本から来たそうだな。わしも若いころ、あちらの国を遠巻きに噂で聞いたが……ずいぶん遠いところだ。一体何を求めてここに?」
私は正直に、百年以上続くというイタリア語の歌を探していること、そして昨夜の儀式めいた足踏みの光景に深く感銘を受けたことを述べた。
それを聞いた老人は、深く頷くようにして、棚から古い譜面らしきものを取りだす。ページは黄ばんでおり、文字の判読は困難だが、確かに何らかの楽譜が記されている。老人はその譜面をなぞりながら、苦い笑みを浮かべる。
「わしの祖母がまだ小娘だった頃から、村ではあの歌が歌われてきた。だが曲名も、正式な作曲者も伝わっていない。ただ、人々はこの歌を“葡萄の涙”と呼ぶことがある。踏まれて潰れた果実の呻きが、まるで人の悲しみを代弁しているようだ、と。実際、きらびやかな行事に見えるかもしれんが、あの儀式は古代から続く苦しみの共有でもあるのだよ」
老人はそう言うと、外を眺めた。雲はますます厚みを増し、まもなく雨が降りだしそうだった。彼は杖を少しだけ鳴らして、低く言葉を継ぐ。
「あの子は、昨夜ずいぶん無理をしたようだ。もともと体が丈夫ではなくてね。しかし、村の伝統を受け継ぐ歌い手は若い娘でなければならぬという、昔ながらのしきたりがある。もしあの子が歌わないとなれば、村の一部の者は口汚く非難するだろう。だからこそ、あの子は自分を奮い立たせているのだ」
私は胸の奥に、鈍く冷たい塊が沈むのを感じた。あの祭りは、ただ楽しいだけの収穫行事ではない。長らく染みついた慣習と、そこに隠された痛みを引き受ける、ある種の宿命でもあるのだろう。
私が少女についてさらに尋ねようとすると、老人は首を横に振る。
「お前さん、よそ者だ。深入りすることはない。あの子がどんな運命を背負っているか、それは村の問題でもある。だが、もしお前さんが音楽を愛し、あの歌を本当に大切と思うのなら、あの子の声をもう少し聴いてやってほしい。昨夜はまだ序曲にすぎん。あの子は、今夜もきっとあの桶の中で、呪文めいた声を解き放つだろうからな」
外へ出ると、ぽつぽつと雨が降りはじめていた。霧がかかったように空が白み、葡萄畑の葉がしっとりと濡れて光っている。村の家々は石造りで窓が少なく、どこか人を拒む佇まいを見せるようでもあった。
夜を待つあいだ、私は村の路地を彷徨(さまよ)いながら、この土地に刻まれた沈黙に耳を澄ませた。歌と慣習が結びつき、人々の魂を繋ぎとめてきた――それは魅力的な話だが、同時に重い鎖でもあるのだろう。この村では、“今を生きる”という古代ローマの言葉以上に、“過去からの鎖を断ち切らない”という掟が強固に働いているように思われた。
夜になり、再び広場へ赴くと、朝に見た大樽には昨日より一層の葡萄が投げ込まれていた。雨は上がったものの、湿気の残る空気がやけに肌にまとわりつく。篝火はやや湿って小さくなっており、そのあかりが頼りない影を石畳に揺らしている。
やがて、またあの古い楽器の調べが始まった。昨夜と同じ旋律だが、どこかさらに低く、沈んだ印象を帯びている。その音に合わせるように、少女が樽の縁を掴んで桶の中へゆっくりと足を入れた。周囲にいた人々は自重するように一歩下がる。彼女の白い素足は、潰れた葡萄の粘りの中に沈み、色とりどりの果汁がはね上がった。
少女が口を開くと、昨夜以上に痛々しいほどの迫力があった。張り詰めた声が闇を貫き、歪(いびつ)な合唱を導いていく。その歌声は、宙を舞うというより地に縫いつけられているかのようだ。まるで、押し込められた憤りや悲嘆、あるいは深い祈りが、一度に噴き出しているようでもある。
ふと、少女の顔を見ると、滴る果汁と汗が混じりあって頬を伝っていた。彼女の瞳は熱に浮かされたように潤み、光を乱反射している。今にも崩れ落ちてしまいそうだが、その身体は必死に踏みしだきを続けている。周囲の大人たちはひたすら拍手をし、ある者は涙を浮かべ、ある者は祈りの言葉を呟いている。
その中に、昨夜とは違う種類の叫び声が混じった。少女に近づこうとする年配の女性を、村の男が制止している。それでも女性は何かを訴えるように身を乗り出し、混乱が起こりかけた瞬間、少女の声が一際高く震えた。まるで痛みをかき消すために、自らを限界へ追い込んでいるかのような、凄絶な響きである。
足元の葡萄が踏み潰される音、ぐしゃりと混ざりあう果皮や種子の気配。そこに古い歌が重なる様は、美しくもあり、恐ろしくもある。踏みつけにされる果実の運命を、人の営みになぞらえずにはいられない。新たな命を生むためには、何かを犠牲にしなければならないのだろうか――そんな厳粛な問いが頭をよぎる。
少女の身体がわずかに揺らぎ、声がかすれた。彼女はその場に膝をつきそうになったが、何とかふんばろうとしている。しかし、無理に踏み続けようとするためか、今度は大きく前へ仰け反り、その拍子に桶の淵へ頭を打ちつけてしまった。祭りのざわめきが途端に凍りつき、見ていた大人たちが慌てて彼女を抱きかかえる。
それでもなお、少女の唇はかすかに動いていた。まるで歌の続きを紡ぎたいと抗っているように。わずかに漏れた声は、絞り出すような最後の響きを保ち、やがて嘆きの吐息に変わる。
すぐに人々は少女を寝台へと運び込み、手当を始めた。私も遠巻きにその場を見守ったが、どうにもいても立ってもいられないような居心地の悪さを感じた。外の人間である私が立ち入れるのは、ここまでかもしれない。
ややあって、奥からあの老人が姿を見せる。彼は険しい顔で、周囲の人々に何かを指示していたが、私の姿に気づくと、渋い表情で近寄ってきた。
「わしはわかっていたんだ。あの子は熱を持ちながら無理をしていた。だが、村の習わしを守るためと、あの子自身の意地が、あそこまで彼女を突き動かしたのだろう……」
老人の言葉を受け止めながら、私は強い無力感に苛まれる。この村には、この村の理がある。古い歌と伝統、そして役割を担わされた人々が、どうにも抜け出せぬ苦しみを抱えている。それを外から訪れた私が何かできるわけでもなく、ただ圧倒されるばかりだ。
雨は再び降りだし、冷えた空気を叩きながら路地を濡らしている。夜の闇は重く、風は吹きつけるように耳を打つ。老人は雨の音に負けじと唇を震わせ、こう言った。
「外の世界では、もっと自由な歌い方があるかもしれん。だが、わしらはずっとここで、同じ歌を受け継いできた。葡萄を踏み潰すように、時に自分をも踏みにじられながらな。そうしてこそ、初めて得られる酒の味を、誰も捨てられないのだろうな……」
彼の言葉に、私は思わず目を伏せる。酒の味は甘やかでありながら、底知れぬ苦味も含んでいるのかもしれない。
翌朝、雨は上がったものの、天気はどこか不安定だった。私は宿を出て、最後に村の外れを歩いた。野辺には小さな礼拝堂の跡があり、崩れかけた石柱が静かに横たわっている。その先には、ぶどう畑が続いていた。
と、遠くに人影が見えた。近寄ると、昨日の少女が足を引きずるようにして畑の縁を歩いている。倒れ込んだと聞いたのに、もう起き出して外に出ているのか――私は慌てて駆け寄ろうとしたが、彼女は振り向いて手で制した。
「平気。頭に包帯を巻かれただけ。あとは少し立ちくらみがするくらい」
そう言って、彼女は実った葡萄の房をそっと指先で撫でる。まるで別れを惜しむような仕草だった。
「昔から、あの歌を歌うのは私の役目だった。もし私が歌わないと、村の人は誰が歌うんだって騒ぐ。そして自分でさえ、その問いに応えられない。きっと、私の母も祖母も、同じように歌って踏んで、いつしか倒れ込んで――それでも続けてきたんだと思う」
彼女は小さく嘆息する。朝の薄い光が包帯を白く照らし、彼女の横顔を照らし出していた。
「外の世界に行ったら、もっと楽な生き方があるのかもしれない。でもね、私には想像がつかない。この村で生まれ、あの歌とともに育ってきたから……」
ひとしきり沈黙が落ちたあと、少女はかすかな笑みを浮かべる。
「古代ローマの人は“Fortuna audaces iuvat”と残したらしい。運は勇気ある者を助ける、という意味だって聞いたことがある。私には勇気が足りないのかもしれない。それでも、伝統は重くとも、ここにしかないものを捨てるわけにもいかない。それが私の宿命なのかな……」
私は返す言葉を見つけられず、ただ彼女の瞳を見つめた。そこには何重にも折り重なった憂いが宿り、しかし同時に、儚い一筋の光も感じられた。
「歌のことを知りたくて来たんでしょう? だったら、あの歌を、あなたがどこかで口ずさんでくれたら嬉しい。日本のどこかでもいいし、ほかの国でもいい。私たちがずっと守ってきたものが、誰かの心の中で生き続けるって考えると、悪くない気がするから」
言い終えると、少女は葡萄の房から指を離し、そっと掌を握った。潰れたわけではないが、指先にはわずかな紫の汁が染みているように見える。まるで村の血そのもののようだった。
私は小さく頷き、かすれた声で礼を言う。外の世界へ帰ることは容易い。しかし、あの歌と、ここに生きる人々の宿命までは、私には背負えない。ただ、この村を出てなお、あの沈痛でありながら美しい旋律をいつまでも忘れないと、心に誓うことしかできなかった。
少女はそれだけを確認すると、もう一度薄く笑い、石柱の奥のほうへと歩いていった。私には追うことが躊躇われた。冬の始まりを予感させる冷たい風が吹き、あたりの草葉を震わせる。葡萄畑の向こうには、どこまでも曇った空が広がっている。
村を離れる日、馬車に揺られながら振り返ると、あの古い礼拝堂の跡が遠ざかっていくのが見えた。その向こうには、秋の終わりを告げるように色づいた葉の波が、風にさらされながら光と影を繰り返している。
私は胸ポケットに忍ばせた小さなノートを握りしめる。そこには昨夜、少女の歌声を思い起こしながら走り書きした譜面の断片と、いくつかの言葉が記されている。拙い文字ではあるが、あの旋律と情景を可能な限り紙上に留めようと試みたのだ。
馬車の荷台に揺られながら、私はそっと目を閉じる。足踏みによって潰された葡萄の甘くも苦い匂い、夜の闇を切り裂くように響いた歌声、そして包帯姿の少女のか細い肩――それらは、私の内側に深く焼きついたまま消えようとしない。
遠くで鐘が鳴った。重い音が幾重にも反響し、やがてかすかな余韻だけを残して途切れる。その響きは私に、あの村で過ごした時間を否応なく思い出させる。傷つきながらも歌い続ける人々、潰されてなお甘く香り立つ葡萄、そして受け継がれてきた百年の旋律――すべてが静謐な痛みを伴って、今でも鼓動しているようだった。
やがて馬車は暗い峠道に差しかかり、私は最後に小さく呟く。
「……私もどこかで、あの歌を口ずさんでみるよ」
その声は誰に届けられることもなく、濡れた風とともに夜の闇へ沈んでいった。けれど私は確かに感じていた。踏みしだかれた葡萄から滴る果汁が、人々の命を照らす酒へと変わるように、あの少女の声と古い歌は、何らかの形で私の未来をも潤すのだと。苦くとも甘く、ときに痛みを伴っても、なお尊いものとして。
短編たくさん 墓太郎 @haka_taro
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