眠る島

イグチユウ

眠る島

 窓の外では雨が降っている。つい一時間前までは降っていなかったのだが、急に外から音がすると思えばこれだ。暗い外の世界を力強い雨が濡らしている。

 私は顔をしかめてカーテンを閉めた。私は雨が嫌いだ。いつからそうで、どうして嫌いなのかもわからない。ただ気づけば雨が嫌いになっていたのだ。

 私は窓の外に向けていた視線をパソコンに戻した。キーボードを叩くと、画面に私の中にある物語が綴られていく。一ヶ月ほど前からこうして書いているので、物語もだいぶ終盤に近づいてきている。こうやって小説を書くのは大学の頃以来なのでもう十年ぶり程に書いていることになるだろうか。久しぶりに書き始めたばかりの時にはなかなか言葉が出てこなかったものだが、書き進めていくと段々と言葉が滑らかに頭から流れ出し、もうすでに昔の感覚を取り戻しはじめている。

「……一旦休憩するか」

 静かな部屋の中で私はそう呟き、コーヒーを飲むために台所へ向かった。

 コーヒーは時々飲む。けれども、私は別にコーヒーが特別好きなわけではない。昔から夜に何かをするときは眠気覚ましに飲むのが私の習慣なのだ。そのため、夜に作業をしていると、眠れなくなった今でもなんだかコーヒーが飲みたくなってしまう。

 ――そう、眠れなくなった今でも。

 私はもうここ二年ほど眠ることができずにいた。眠ろうと思って布団に入っても自分の意識が眠りに向かっていくことはないし、普段生活をしていて睡魔に襲われることもない。私はこの二年間ずっと目が冴え続けている。眠れなくなって思ったのは、一日全ての時間を使えると、人間はとてつもない退屈に襲われるということだ。人間は、疲れを取るためだけではなく、そんな時間を埋めるために睡眠をとるのかもしれない。本来睡眠に費やす時間を消費するために、私はしばらく離れていた小説の執筆を再開したのだ。

 これは不眠症の一種。そう言ってくる人もいるかもしれない。だけれども、これはきっと病気の類ではないのだと私は確信していた。眠れないことによって体が異常をきたしているというわけでもなく、医者である友人に体を看てもらったのだが、全くの健康体だと言われた。不思議ではあるが、体に何の異常もない以上、治療のしようもない。一応睡眠薬を処方してもらったこともあるが、何の効果もなかった。

 ――一体、私はどうして眠れなくなってしまったのだろう。

 私は自分以外誰もいない家の中で一体何度同じことを考えただろう。もう二年もの間、同じことばかりを考えている。

 しかし、その答えが見つかることはない。

 眠れなくなった二年前、そうそれは妻が私の前からいなくなったのと同じ頃である。彼女はいつの間にかいなくなり、私はいつの間にか眠れなくなった。そのいつの間にかの時間を私は全く覚えていないのだ。


 妻と出会ったのは大学一年の頃で、友人からの紹介で知り合った。彼女は可愛らしい容姿をしていたが、それは人を惹きつけるようなものではなく、どちらかというと地味な可愛らしさだ。心優しく聡明で、魅力的な女性だった。一目惚れでも、何か大きなきっかけがあったわけでもなかったが、彼女と接していくうちに私はだんだんと彼女に惹かれ、恋をしていた。そして大学二年生の冬に私と彼女は付き合うことになったのだ。

 彼女は本を読むのが好きだったので、私の書く小説にも興味を示してくれた。私はずっと趣味で書いていただけだったので誰にも自分が書いた作品を見せたことがなく、人に読んでもらったのは彼女が初めてだった。

「君は、プロになりたいのかい?」

 ある日デートの途中に二人で入った喫茶店で、彼女がそう私に尋ねた。

 私はその問に対してすぐに答えを出すことができなかった。私は確かにずっと小説を書いてきたが、その行為にはたいした目的というものがなかったからだ。人に見せるためでも、部活のためでも、賞を取るためでも、プロになるためでもない。彼女の質問で初めて私は自分がただ書いていただけなのだということに気づかされた。

「……そんなこと考えたこともなかったな」

「おや、そうなのかい? 小説を書く人間というのは一度はプロになりたいと思うものだと思っていたよ。野球少年が一度はプロ野球選手になる夢を見るようにさ」

「普通はそうかもしれないけれど、僕に限っては例外だよ。ぼくはただ書いているだけなんだ。ただ、なんとなく書き始めて、なんとなくそれを続けている。ただかいているだけなんだよ。――それに、才能があるようにも思えないしね」

「そんなことはないさ。君の作品はとても面白いし、文章も上手い。独学でここまで出来るなんて、なかなかの才能だ。私だったら一枚も書けないね」

 そう言っているが、彼女はおそらく書こうと思えば書けるだろう。なんとなくそんな気がした。小説というのは書こうと思えば誰でも書ける。だがほとんどの人間の場合書けはしても最初はとてつもなく稚拙で、話が通っているようで通っていないものが完成する。しかし、世の中には最初から物語をしっかりと描くことができる人間というのがいるのだ。なんとなくだが、彼女からはそういう匂いがする。

「文章なんて誰でも慣れれば書ける。小説を書き始めたらアイデアなんてどこからでも拾ってこれるんだ」

「そうなのかい?」

「そうだよ。例えば……これは僕だけかもしれないけど、小説を書くようになってからはよく夢を見るようになったね」

「夢?」

「そう、夢。悲しいことがあると悲しい夢、嬉しいことがあると楽しい夢。それが僕の物語の元になっていることは多いね。多分もともと見ていたけど意識をしていなかっただけなんだ。ようは、物語を作るということに意識を持っているかいないかの問題なんだよ」

 そう、物語を作る上で大事なことは、頭の片隅に物語に対する意識を置くことだ。それがあれば夢であれ、日常であれ、どこからでも物語はふいに現れるのだ。

「ふ~ん。夢なんて私はあまり見ないけれど、そういうものなのかい」

 ――夢から物語を作る。

 そんな話をしたのを何故か思い出した。

 彼女のことを思い出すことなんてほとんどないというのに。



 ある日、私の家に電話がかかってきた。私の幼い頃からの友人で、医者をやっている男からだ。この眠れないという現象に私が陥った時に診断を受けに行ったのが彼がやっている精神科の病院だった。

「体調はどうだ? 問題ないか?」

「あぁ、大丈夫だ。以前と何もかわりないよ」

 眠れなくなってから私に起こった変化は何もない。眠れなくなった――それ以外には本当に何も変わっていないのである。もう二年にもなるので、眠らないことに何の問題があるのだろうかとさえ思い出していた。もはや眠るという感覚が私の中から消え去ってしまおうとしているのだ。いったい私はどうやって眠っていたのだろうか? 眠るという行為は意識的であってもどこか無意識の領域にある行為なのだと、こうなって初めて気づいた。私は眠るという行為を全く理解していなかったのである。

 受話器の向こうの彼は、私にこう言った。

「俺も色々と調べてみたんだ。どうやったらお前のその問題を解決できるのか。医者としてというよりは友人として。――そしたら見つけたんだよ」

「見つけた?」

「あぁ、だけど、さっきも言ったようにこれは医者としてではなく友人としての言葉だと思って聞いてくれ。医者としてはあまりこんなことを薦めるべきではないんだと思う。これはあまり、医学的ではないんだ」

「……どういうことだ?」

 私はそう聞いたが、しばらく声がしなかった。受話器の向こうで、彼は一瞬考え込んだらしく、間が空いてから聞こえた彼の声は少しためらいがちだった。

「医者の友人の話なんだが、眠りの島と呼ばれる島があるらしい。そこには眠りの神様が祀られていて、その神様が眠りにまつわる問題を解決してくれると言われている。噂、都市伝説のようなものだけどな」

「……なるほど」

 私は今まで一度もオカルトの類に興味を抱いたことはない。信じる信じないではなく、そう表現するのがふさわしいだろう。今までオカルトというものに対して何かを考えたこともなかったし、知識としてはあってもそれに対し意見も特に持っていない。私の人生には全く関係のないこと――オカルトとは私にとってそういうことだ。

 しかし、今私の身には現実的に考えるとありえないようなことが起こっている。これはある種のオカルトといっても差し支えはないだろう。ならば信じられないようなことであれ試してみる価値はあるのかもしれない。

「そこにはどう行ったらいい。教えてくれないか?」

「……」

 先ほどと同じように彼は沈黙した。何かをためらっているのはわかるが、先ほどのためらいとはどこか違っている。その沈黙にはどこか重々しさがある。まるで、何かを私に隠しているかのように。

「どうした?」

「俺はさ、世の中には知らないほうがいいことがたくさんあると思う。医者としてはお前の眠れないという問題は解決すべき問題かもしれない。でも、友人として言わせてもらうと、これは知らないほうがいいことなんじゃないかと思うんだ」

 彼が一体何を言いたいのか完全にはわかなかったが、彼が私のことを案じてくれているのだけはしっかりと伝わってくる。だが、私は口を開き彼にこう伝えた。

「……いや、知らないといけないんだ。そう思う」

 きっとこれは私が避けてはならない問題なのだと思う。私はなぜ自分が眠れなくなったのかを知らなくてはならない――そう思うのだ。


 次の週の土曜日、私は彼に送ってもらった地図でその島へ向かった。その島へ行くための船は一日に一回しかないらしく、私はその船に乗って島へと向かった。その船に乗っている客は私しかおらず、船を操縦しているのは六十代後半ぐらいのおじいさんだった。

「初めて見る人だね。一体あんな何もない島になんの御用ですかな?」

「眠りの神様に会いにいくんです。僕の問題を解決するために」

「ほう。彼に会いに行かれるんですか。別に有名なわけでもないのによくご存知で」

 そのおじいさんが彼と行っているのに少し引っかかった。仮にも神様を彼だなんて呼ぶものだろうか。しかも、まるで知り合いでもあるかのような口ぶりだ。

「友人が教えてくれたんです。僕のことを気遣ってくれる、いい友人です」

 私のその言葉を聞いて、おじいさんは優しく微笑んだ。

「本当にいい友人をお持ちのようで。友人というのは大切にしなくてはなりません」

「そうですね。思えば、あいつには世話になりっぱなしです。いつかお礼をしないと」

「あなたが気づいていないだけで、きっとその人もあなたに何かしら感謝していますよ。人っていうのは自分が友人にしてあげたことは大したことはしていないと思ってすぐ忘れてしまうものです」

 その言葉で私は彼の顔を思い浮かべた。私は一体彼に何をしてあげたのだろうか。しばらくの間考えていたが、何も浮かんでは来なかった。小学校からなので、あいつとの付き合いも随分長い。大学は別々だったが、近くに住んでいたので休みの日はよく一緒に遊んでいた。

「ところで、お一人ですが結婚はされてないんですか?」

「いえ、妻がいます。しばらく、会っていないですけど」

「単身赴任でもされているんですか?」

「いえ、そういうわけではないです。気づいたらいなくなってしまいまして――どうしたんでしょうね」

「そうですか、そうとは知らず、すみませんでした」

 ふと外に目をやると、もう島が目の前に来ていた。ほとんどが緑に覆われているが、何件か民家があるのも見える。

「あれですか」

「えぇ。本当に何もないところですが」

 船が港に到着するとそこには人の姿があった。作務衣を着て下駄を履いた男だ。男性にしては髪が長く肩ぐらい伸びており、その髪のせいで右目が隠れてしまっている。かろうじてみえる左目はとても気だるげで、今にも眠ってしまいそうだ。

「やっと来たのかい。待っていたよ」

「え?」

 私はついそう口に出していた。待っていたよと言われても、私は彼が誰なのか全く見当がつかない。こんな特徴的な見た目をしているのだから、忘れているということはないはずだ。大体、ここに来るにあたって誰かに報告もしていない。一体なぜこの男は私を知っているのだろうか。

「え? じゃないよ。僕に用があってきたんだろう。早く終わらせよう。何事もできることは早めにやったほうがいい」

「あの、本当に何を言われているんですか?」

 私が彼の言葉を飲み込めずにいると、おじいさんが私に教えてくれた。

「彼が、眠りの神様なんだよ」

「は? いやでも、人ですよね?」

 私がそう口にすると、作務衣のその男はむっとした顔になった。

「神様だから見た目がどうこうという決まりはないだろう? 牛の姿をした神様や、鳥の姿をした神様だって世の中にはいるんだ。作務衣を着た人間の姿の神様がいても別にいいだろう。こう見えても僕は結構長生きしているんだよ?」

「……まぁ、そういうものなのかもしれませんが、本当なんですか」

「まっ、信じられないんだったら別にいいよ。君が僕を神様だと思うかどうかなんて些細なことさ。君の問題を解決するのには、何ら関係ない。僕は君みたいな問題を抱えた人を助けるのが仕事だからね。……ついてきなよ」

 彼が僕に背を向けて歩き出したので、私は彼の後に付いて行った。彼は振り返りも、話しかけても来ない。ただ黙々と道を進んでいく。話しかけるなと言われたわけではないのだが、何故か私は彼に何も話すことができなかった。だいたい、こんな奇妙な男に対してどんな話をすればいいのだろう。それすら見当がつかない。

 三十分ほど歩いただろうか。男がやっと足を止め、目の前には小さな洞窟が現れていた。

「ここに入りな」

 言われるがまま洞窟に入ると、そこには古びたゴザが敷かれていた。なんの変哲もないただの古びたゴザだ。

「ここに寝転がるといい。よく眠れるよ」

「それだけでいいんですか?」

「あぁ、君がするのはそれだけでいい。一瞬にとはいかないけど、しばらくしたらぐっすりと眠れるさ」

 私は言われたようにそのゴザの上に仰向けに寝転がった。しばらくの間は何も起こらなかったが、ふいにかすかな香りがどこからともなく流れてきた。それは優しい甘い香りで、何かの花のようではあるものの、一度もかいだことはない香りだ。

 すると不思議なことに瞼が少し重くなるのを感じた。久しぶりに私の体に眠りの感覚が染み込んでくる。忘れていた感覚がだんだんと蘇ってきている。だんだんと体全体の力が抜けていき、動かなくなっていく。

「……なんだか、眠くなってきました」

「そうかい」

 彼はそう呟き、僕の額に手を当てた。その手はとても暖かく、そして優しい。その暖かさがさらに私を眠りの深くへと導いていく。

「君は眠ることで、今まで目を背けていた事と向き合う事になる。いいかい、どんなに見たくないものでも、向き合うという強い意志を人という存在は持たなくてはならない。目をそらしていては何も終わらないし、進むこともできないんだ」

 その言葉を聞きながら、私は眠りに落ちた。



 これは夢だ。しかし、ただの夢ではない。私が忘れていたことが夢となって脳の深くから引き上げられているのだ。

 強い雨が降っている。私はハンドルを握っていて、あたりは暗闇に包まれていた。どうやら時間帯は深夜らしい。私は家への道を少しばかり急いでいた。別にスピードを出していたわけではないが、心が焦っていたのだ。もうすぐ日付が変わってしまう。今日は妻の誕生日なのだ。明日になってしまっては意味がない。こんな日に限って、仕事でトラブルが起こってまい、帰ることができなかったのだ。

 もう少しで家に着く、時計はまだ十二時を回ってはいない。私は時計を見ながら安堵した。

 そして、その時――。


 これは夢の中だ。私は真っ白な世界に立っていた。そして目の前には妻の姿があった。以前と変わらない、まるで現実に彼女がまだいるかのようだ。

「あ~あ、来ちゃったか」

 彼女はまるでいたずらがバレた子供のような口調でそう言って、髪をかきあげた。話し方も、その些細な仕草も紛れも無く彼女のものだ。

「あぁ、来たよ」

 私がそう答えると、彼女は呆れたように溜息をついた。

「来て欲しくないとは思っていたけど、来るんだろうなってどこかで思っていたんだ。私の知っている君はそういうやつだからね。世の中には知らないほうがいいこともあるのに」

「僕が君を車で轢いて死なせてしまったこと、とかかい?」

「うん、そういうこととか」

 私と彼女はしばらく沈黙した。一体なんと言ったらいいのだろう。僕には分からなかった。しばらく考えて、僕は消え入りそうな声で言った。

「すまない」

 彼女はその言葉を聞いて、悲しそうに笑った。それは、長いあいだ一緒にいたが、一度も見たことのない表情だった。ひどく儚げで風に吹かれただけで消えてしまいそうだ。

「別にそんな言葉は欲しくないよ。あれは仕方がないことだったんだ。君が罪の意識を持つ必要なんてない。だから、私は君から眠りを奪ったんだよ。君が哀しい夢にとりつかれてしまわないように。私は、ただ君に笑っていて欲しいんだ。だから、本当のことなんて知られたくなかった」

 本当のことなんて知らないほうがいい――確かにそうなのかもしれない。しかし、僕はそういう道を選ばなかった。選んではいけなかったのだと思う。

「ありがとう。でも、僕は知らなくちゃいけなかったんだよ。知らなかったら、君のことをただぼんやりとしか思えなかっただろうから。眠れないことを疑問には思っても、君がいないことをなんとも思っていなかった。僕は君のことをちゃんと覚えていたい。楽しさも、悲しみも、あらゆる感情を忘れずにいたいんだ。見たくないことから目をそらしても、何も進めないんだ、だから――」

 僕が真剣な顔でそう話すのを、彼女の言葉が遮った。

「ばーか」

 彼女は無邪気な子供のように笑っている。

「全く、せっかく人が気を使ってやったっていうのにさ。本当に君は大馬鹿野郎だよ」

「返す言葉もない」

「君は目をそらさず生きていくことを決めた。なら、私にはもう何も文句は言えないよ。だから――頑張って生きてくれ」

「あぁ、分かった」

「よろしい」

 彼女はそう言うと白い世界の中にだんだんと溶けていき、消えた。



「おはよう」

 目を覚ますと、目の前には作務衣を着た髪の長い男がいた。彼だ。起き上がると、頬に冷たい感触があって、触れてみるとそこは少し濡れていた。

「随分長いあいだ眠っていたよ。もうすぐ船が出るから、早く出発したほうがいい」

 その口ぶりからすると、私はだいたい一日ぐらい寝ていたようだ。夢の中はとても短かったような、長かったような不思議な感覚だったのでそれが異常なのか当たり前なのかすら見当がつかない。

「あの、ありがとうございます」

「どういたしまして」

 彼は気だるげに欠伸をしたあとにこう続けた。

「さぁ、早く行きな。君は自分自身で選択をした。だから君は進まなくちゃいけないんだ。こんな場所に長くいるもんじゃないよ」

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