十人の視点によって語られる、十方涼が自分に向けられる視線が気持ち悪いと感じるようになった理由についての物語です。各キャラクターの語りがコミカルで面白く、また真相を理解したときの衝撃と納得感は半端ではありませんでした。真相が気になる方は是非読んでみてください。
十方涼を気にかける9人の男女。恋心を持つ者もいれば、ライバル視する者も。さて、当の本人の十方涼はといえば、なんと!おっと、そうきたか!その展開は読めなかったわ!まぁ読んで、面白がってくださいな。
いやさ、逆だよ。いきなり自分にそういうことがと思ったら、周りこそが。なんだが。こういう感情論は先に言ったもんがちだよな。そういうコメディ部分も含めて上手いと思います。大変よろしいと思います。