誘い水
釣ール
詳しくはないけど
生きる上での
今は
俺にそんな
それはそれとしてひまだったから久しぶりに読書してみたけど中古でも本って高いと感じる。
読んだ本の感想はそれだけだった。
かさばるのが苦手だからかずっと食べて運動している人生。
別に何かやらないといけないわけじゃない。
でも少し楽しみをふやしてみたい。
俺が何をやっているかは誰にも話せない。
現代は言語化が必要らしいと聞いたからしかたなく練習として誰かに読んでもらう
誰かに見せる
さっき読んですぐ忘れた本の物語を
個人的に本を読みなれていなくて
「面白さ求めてないし専門的な知識を勉強したいわけじゃないからもう少し伝わりやすい
怖くて上手く楽しめる自信がない。
かといって生きる目的て趣味を探すのって変な話だと思う。
だったら
無理だって頭のかたすみに少しでもあると変にひねくれて落ち着かないから。
秘密の多いくらしをしているとストレス社会で生きていく上で
読んでいる人にとってはいきなりの
あとはどうやって伝えたらいいんだろう。
やることが多くて迷う時代だよ。
ほとんどが
*
今回の
SNSの非公開アカウントを使って集めた人たちを利用し金をまきあげたり、せっかく集まった人たちに
さすがに自宅でやっていたわけじゃなく、
今どきそんな隠れ方なんて現実的じゃないと信じたい。
なんというか
ほめてない。
『今の日本人は余裕をなくしています。自分さえよければいい。それは私たちも同じことでした。
だからこそちゃんと
俺が言うのも良くないけど、
*
現代でもこんな場所に住む人間は少ないのだろうか。
いや、なんか変な予感がする。
「何か装置があったか!」
おそらく
いや、そんなはずは……。
「へえ。ちゃんと血が流れるんだ。
こんなあからさまな場所で。
俺も情報を調べてうたがっていたがもしものことを考えて
「血は流れた。だけどさっきの攻撃じゃすり傷にもなっていない」
またの名を
さっきの血は水分となって俺の皮膚を元にもどす。
ここは
見張りも誰もいないなんてありえるはずがない。
たったひとりで俺を相手にできるのは相当な自信があるからだ。
「下水管でもなぐってみるか? そんなことしたらお前のイケメンフェイスも服も大変なことになっちまうけどなあ!!」
ただ今、
隠された土や塩のにおいが俺には分かる。
こちらの情報もつつぬけか。
俺は
「へえ本当に水へ変身できるのか。それで近づけると思っているのか?」
土をぶつけられてよけ、できるだけ水分がある場所をさがした。
「水ってあつかいにくいんだよねえ。水分なんてこの都会じゃ砂漠と変わらねえし」
たしかに。
実行犯にひとつだけ
砂漠とちがって都会は水に恵まれている方だと知っているはずなら。
俺は紙でできたカードを実行犯のほほへなげた。
「なんだこれ? 金になるかと思ってひろえば光ってもいないトレカかよ。低レアリティじゃ売れさえしねえ。まさか趣味だったりするのか?」
そこには誰もいない。
「お前の水分を少しもらう。下水より気持ちが悪いけどさ」
あとせっかくだから
カードをなげた空気の水分も使って。
実行犯のすきをつき、土と塩をけって捨てさせ周りの建物を水流カッターできりきざんだ。
「スプリンクラーの水か下水かなんなのか分からない水分ばっかりだけど。俺は汚れと戦闘に必要可能な水分を分けることができる。残念だけどこれだけあれば顔も服も無事なんだ」
フィクションみたいに水のないところから簡単に水を出すのはむずかしい力だけど
何発かなぐって気絶させ、水の
これでミッションはクリアだ。
あとは
*
もう死んでるあつかいだからこれから
「トレカか。水分をほぼふくまない紙も使っているなんて」
それでも多少ぬれてもなげつけるには便利な
イラストもこってるし趣味で集めても悪くないか。
他にも水分をうまく吸えて使えるグッズをさがそう。
「次の依頼にそなえるために」
【了】
誘い水 釣ール @pixixy1O
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