異世界での成り上がり~弱小からの物語~

@sugimotosora

第1章 異世界転生

 俺、27歳無職の田中拓也は家を追い出され

 路上生活を送っている。

 今日の朝までは部屋でニート生活を送っていたが、家族の会議のもといたら恥だと思われ

家を追い出されてしまった。

 気づいた時には親が亡くなっており、

葬式当日、オ◯っていたら弟が部屋に入ってきて、絶縁状を出してきた。

 それを無視すると、俺が命より大切なテレビゲームを金属バットで壊しやがって暴れ回ったが、柔道の黒帯を持つ弟にボコボコにされて半泣き状態で叩き出されてしまった。

 

 その時の家族からの罵倒の言葉が耳にまだ残っている。


 俺が一体何をしたんだ

 親の葬式を行かずに家でエロ動画をあさって

オ◯ニーをしていただけじゃないか...。



 これからどうしよう。


 そう思いながら周りの目を気にしながら町を歩いていく。


 働いて、食べるものを買い、家に住む。

頭ではわかっている。


 だが、どうやって働くのかわからない。

伊達にずっとニートをしていたわけではない。

たとえ面接に行ったとして、カピカピで薄汚れた服で面接に行って受かるわけがないのだ。

 俺だったらこんな姿のやつを採用するはずがないのだからだ。

 そもそも履歴書を売っている場所もわからないし、知ってたとしても金がない。

履歴書を書くことですらできない。



もうだいぶ前に気づいていたが、

俺の人生...詰んだ。


「・・・・・・はぁ」

「人生やり直しできないかな…」


そんなことが言葉が出た瞬間、

足元から明るいひかりがともり目を開けた瞬間

目の前には偉そうに座っているおじさんと

その前に連なってひざまづいている人たちがいた・・・・・・。





 

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