新しさの中に、なぜだか懐かしさを感じる。

誰しもが身に覚えのあるだろう、

記憶の鍋の中で保温しすぎてぐずぐずになり、輪郭が曖昧になった出来事を回想し、
わずか3行足らずの短い文章でそれを表現している。

輪郭が曖昧で、真相がわからない分、こちらにも想像の余地があり、
読み手の想像力に全てを委ねているところに強い好感がもてます。







……ところで、エピソードを辿っていくうちに、

あれ? 俺も昔同じ人見た気がするぞ?
……とも。
このような共感を得られる方も多数いることでしょう。


わずか3行なので、何度も往復して状況に浸れます。
おすすめです!!