コメディ小説って難しいところがあると思います。文字しかない媒体のため、人を笑わせる難易度は漫画や映画より格段に高いと思います。作者の考える面白さと読者の感性に温度差が生じて、スベっているweb小説が多く見られるように思っています。この作品では、主人公はとにかく真剣で一切ふざけている言動はないはずですが、愛すべきおバカの感があり、それがとても面白いのです。コメディ小説のお手本となるような作品だと思います。おすすめです。
すっとぼけた感じでクスっと笑える、とても楽しい作品です。 主人公である高島津くんは、恋愛において「人に好かれる」ことがうまくできない。 それでも、美穂という少女を好きになってしまった。相手に想いを伝えるが、美穂は自分を「腐女子」だと言い、普通の恋愛に興味はないと言う。 恋愛とはどんなものか。女子を振り向かせるにはどうすればいいか。 諦めのつかない高島津くんは、必死に頭を悩ませます。 そして、彼のとった行動とは。 第一話終了後、読者はきっと呟きたくなります。 この、タイトルに書かれている言葉を。