第12話 怪物は食いちぎるを覚えた!

今日も今日とてダンジョンに行くぜぇ

今日はウルフ系がたくさんいるダンジョン通称狼ダンジョンに行くぜぇ…名前まんまだな…

まぁいい今日は能力の検証もしたいしな…

その前に昨日見たく血まみれになって服を買い替えなきゃいけないことになってもめんどくさいから自動修復機能と浄化機能がついた服を買うか。

金も貯まったことだしな。

そうして俺はまず前買った服屋によるのだった。


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そうして服屋に着いた俺は扉を開け店に入る

ガランガラン〜


「いらっしゃいませ~って昨日のお客さんじゃない今日はどうしたの?」


そうして出迎えてくれたのは胸がでかい赤髪ロングの店員だった。


「あぁ昨日は助かった今日は自動修復機能と浄化機能がついた服を買いに来た」


「あらぁ結構高価だけど大丈夫かしら?お金は足りる?」


少し心配そうにこちらを見ている店員


「あぁ、昨日臨時収入があったからな大丈夫だ」


「あらそう!それならあなたにピッタリのものがあるわよえーとちょっと待っててね!」


そう言って店員は店の奥へと消えていき再び何かを持って現れた。


「これよこれ!このライダースジャケットと丈夫にできている黒のインナーにダブルニーワイドパンツこれがあなたに似合うと思うわ!うふふっ」


「そ、そうか(俺全然服装とかわかんねぇんだよなぁ…)それでそれはちゃんと機能が付いてるやつなのか?」


「もっちろんよ!しかもこれはなんといっても温度調節機能もついてるんだから!」


そう言う店員は胸を張って自信満々に答える


「おお!そりゃあ凄いで値段は何円なんだ?」


「お値段はなんと150万円よ!」


「おお、(安いの高いのか分かんねぇ)まぁじゃあそれでいいや」


「うふふっ毎度あり!ぱぱっと会計しちゃいましょうか!」


俺はその後店員に温度調節やらなんやらの使い方を教えてもらいお金を払い試着室で着替えてから店を後にした。


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俺はスキルオーブ素早さUPを使ってからポータルに乗って狼ダンジョンまでやってきた

やはりゴブリンダンジョンや鳥の巣ダンジョンと同じような石造りのフロアや通路がたくさんある感じだ。


(今日もボス戦までは行きてぇなぁ…とりあえず直感つかって最短距離で向かうか…)


そうして俺は最下層に行くための階段を見つけるために歩き出した。


そうしてしばらくすると淡い緑色をしたウィンドウルフたちの群れが俺の前に現れた。

ウィンドウルフと名の通り風魔法を使う狼の方のことである。


(6体か…せっかくだから怪物化して戦うか!)


「行くぜぇ!怪物化!!」


俺は前戦ったロック鳥に変身した。


「さぁ狩りの時間だぜぇ!」


相手は風魔法を使い風の刃を連続で撃ってくるが俺は風魔法の風圧で風の刃を打ち消し俺は空に飛び上がり一気スピード上げてあいつがやっていた突進攻撃をしてみるしかも俺は身体強化が使えるので威力はさらに上がるだろう。

そして俺は相手の群れに突撃していった。

ゴンッ!

「キャン…」

「キャオン…」

「ギャン…」

突撃した俺は3体のウィンドウルフにあたり威力が高すぎだのかゴンっと音共にウィンドウルフの体を抉った。

俺は翼を鉄のツバメに変化させそれ以外は解除し半人間形態になる。


「よっわいなぉおいボスとやらはほんとに強いんだろうなぁ?ギャハハハハ!!」


俺の言葉を理解したのかはしらないが怒ったようにこちらに突っ込んでくるウィンドウルフ達

だがそれは


「悪手だなそりゃあ」


俺は思い切り息を吸い込み出来うる限り大声で叫ぶ


「グオォォォォ!!!」


そうするとさっきまで突っ込もうとしてきたウィンドウルフ達が一気に硬直し震えだした。


「ん~~こないのかぁ??ならよぉ…こっちから行くぜぇ!!」


俺はまた飛び上がり加速しトップスピードで翼を相手に切り裂かように振り抜く。

ズシャャ!!


「キャン…」

「キャイン…」

「キャン…」


そんな音とともに

相手のウィンドウルフ達は切り裂かれ息絶える。


「いっちょ上がりだなぁあ~楽しぃ…これが飛ぶって感覚かぁていっても前も飛んでたけど…なすっげぇ気持ちいいんだよなぁ…後どうするか一体は食うのは確定だが他のは売るか食うか…ロック鳥の魔石を食ったときに結構魔力が増えたから食わなくていいか…」


俺はまた手のひらをスライムにしてウィンドウルフの魔石だけ残して食っていく。


〜5分後〜

(よし終わったな次の階層目指すか)


俺はまた次の階層を探すために歩き出した。


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俺が歩き続けている道中探索者が結構歩いていたのでここからはあんまし完全に魔物のになるのはまずいかもな敵と認識されて切られたりしたら敵わん…

まぁとりあえず半人間形態ぐらいにしとくかぁ…

また直感でボス部屋があるところまで行こうとすると前から淡い青色したウォーターウルフと真っ白な体に青い目をしたアイスウルフが出てきた。

ウォーターウルフはともかくアイスウルフはレアエネミーだ!

レアエネミーとはたまにしかダンジョンにわかない魔物のことだコイツラからは確実に宝箱がドロップし魔導書かスキルオーブがドロップする。

その代わり他の魔物とは違いかなり強い。

とりあえずウォーターウルフから片付けるか…


「グォル〜(ほ~ら犬っころ遊んでやるからさっさときな)」

相手のウォーターウルフは挑発に乗ってきてこちらに水球を撃ちながら噛みつこうとしてくる。

それを俺は怪物化を発動しロック鳥の翼を出し

顔と腕をウィンドウルフのものに変化させる。

ついでに腕土手の大きさを変えてあいつらを鷲掴みできるぐらいに大きくする。

そしてすぐに風魔法を使い風圧でウォーターウルフの水魔法をかき消し攻撃に移る俺は相手に向かってきたウォーターウルフを鷲掴みにし身体強化を使って俺は口を大きく開けウォーターウルフの腹を噛みちぎった。

グチャ!


「キャオォン…」

相手のウォーターウルフはそう叫びながら絶命した。


「グォォン!!(フォォォこれが肉を食いちぎる感覚!最高すぎんじゃねぇか!しかも美味い!)」


これで後一体俺は獰猛な笑みを浮かべて最後の相手を睨めつける。

残ったアイスウルフは俺を警戒しつつ観察しているようだった。


(なんだあいつやけに冷静だなぁなんか切り札でもあんのかねぇまぁそんなことはどうでもいい…ただ今は楽しむだけだ!)


「グルオ!(よぉ、犬っころ最後の1体になったが気分はどうだ?クククッ楽しいよなぁ戦闘ってほんとに…さぁさっさとやろうぜ犬っころ!!)」


俺が動き出したと同時に相手も動き出し相手は吹雪かってぐらい周りの温度を下げ氷のブレスを吐いてくる。


「グォ!(ケッ!これは風魔法では防げんなぁだがよぉ俺には火魔法ってもんがあるんだぜ?)」


俺は相手とは逆に周りの温度を上げつつ俺も口から炎のブレスを吐くそうすると相手のブレスとこちらのブレスが衝突し爆風が舞い上がる。


「グルォォ!!(威力は五分五分かなかなかどうして強いじゃねぇかならこっちもよぉ本気出すしかねぇよなぁ!!)」


俺は体を鉄のツバメを大きくした姿に変えて身体強化を使ってトップスピードを出す相手は俺のタイミングに合わせてゼロ距離でブレスを吐こうとしていた。


(そうか、そう来るかならば俺はこうする!!)


俺は全身に火魔法で火を纏いそのまま突撃する

相手はいきなりの行動に驚き少しタイミングが遅れる。

その隙を突き右翼で相手の体を横に真っ二つにする。

ボトッ…

その音とともにアイスウルフの体が地面に落ち戦闘は終了した。

それと同時に体が少し暑くなる。

俺は火を纏うのと怪物化をやめそいつからドロップした宝箱を見つめる。

「ふぅ~結構強かったなぁあいつレベルアップもしたしなぁさてととりあえず宝箱の中身見ますか…見た目は銀色か…中身は何だろうか?」


ガチャ!

宝箱を開くと中からスキルオーブが出てきた


「お!スキルオーブか!当たりだな魔導書は正直魔物食ったら手に入るからなぁ金手に入れるなら魔導書だが…っとまだなんのスキルかみてなかったななんだろなっと…MP自動回復かあれ?これも結構当たりじゃねーかやっぱ強いな相手にしただけはあるなうん。とりあえず使うか(取得)」


いつものごとくオーブは溶けてなくなり俺はスキルを覚えた。


「あ、死体忘れるところだったぜ食わなきゃな」


俺は手をスライムに変えてまた魔物を食い始める。

〜15分後〜

ふぅ~食べ終わったしとりあえず

「ステータスみるかステータス!」


道長恭介 20歳 レベル8

【スキル】

・直感レベル3

・咆哮レベル2

・体術レベル2

・腕力強化レベル3

・脚力強化レベル3

・状態異常耐性レベル1

・MP自動回復レベル1

・アイテムボックス

【魔法】

・身体強化

・回復魔法

・火魔法

・風魔法

・氷魔法

・水魔法

【ユニークスキル】

・怪物化レベル4


「おお〜結構上がってるな今回もしかも怪物化がレベル上がってんのがいいなまぁスキルはレベル5までは上がりやすいからなんだろうけどなぁ

とりあえず詳細はっと…ふむふむ今度は3種類の魔物の部位を同時に変化させることができるまぁそれは予想してたからなぁ他には大きさを1メートルの間なら大きさを変えれるようになったらしいこれは地味に嬉しいな…まぁこんなもんだな!よし次の階層目指してまた歩くか!」



こうして俺はまた下へ下へとボス部屋目指しておりていくのだった。













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本物の怪物と呼ばれるまで!!(リメイク) 渾沌 @manjyusyage2

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