魔女学校に通う主人公のマギー。
彼女はほうきを使って飛ぶ授業が大嫌い。
あまりにも下手なものだから、ほかの生徒たちがマギーをからかって笑います。
くやしくて、涙がこぼれるマギーでしたが――
読んでのわたしの世界観の印象は、ハリ〇ポッターでした。今の流行でいうなら、マッシ〇ルみたいな世界観かな?
本作で語られる世界には魔法の学校があるみたいです。
不得意な魔法にコンプレックスを感じるマギーのすがたに、子供のころ水泳が苦手だった自分をかさねて、すごく共感しました。わたしも、泳ぎ方で笑われた経験があるので。そんなマギーが……(ネタバレになるから、これ以上は言えない)
語り口も軽妙で、小さいお子さんから大人まで、だれでも楽しく読める作風の短編。
短時間でサクッと楽しい英国児童文学っぽさを感じたい人におススメ☆