子供の頃って、剣や魔法やスーパーヒーローが身近にいましたよね
- ★★★ Excellent!!!
ああ、そんな記憶もあったなぁ……と、幼少期を思い出させてくれるエッセイです。
大人になってから見ると、雲は雲でしかなく、ソファーはソファーでしかなく、数千円のおもちゃは数千円のおもちゃでしかない。
しかし、思い返せば、ごっこ遊びの中でヒーローを空想する自分は、雲を侵略者のUFOに見立て、ソファーの後ろを秘密基地にし、数千円のおもちゃは人類の危機を救う奇跡の聖剣でした。
そんな、幼少期の空想の記憶を今も大事にする著者の作品には、あの頃夢見たような無限の世界が広がっているのではないかと思わせてくれます。
小学生の頃ってどんな遊びしてたかなぁ。
そんなことを思い返す前に、是非ご一読ください。