おしるこから始まるラブコメ〜小悪魔系後輩は俺のことがめっちゃ好き〜

東京にある私立暁学園高等学校に通う零士はある日のバイト帰り。寒風に吹かれながらも公園のブランコで小さく泣く女の子を発見する。見ていられなかった零士は思わず声を掛ける。
「……どこか行ってください」
しかし絞り出された拒絶の言葉に、素直に頷くがせめておしるこだけでも彼女のためにと置いていった。

時は流れ季節は新しい出会いが生まれる春。
2年生に進級し、クラス替えの紙を見ようと人混みに突っ込むが突如誰かに引っ張られる零士。
「センパイ！」
見覚えのないTHE・美少女。
「好きです！付き合ってください！」
「はにゃ？」

1本のおしるこ、それはときに大きな「好き」となって返ってくる。