俺にも友人はいる...と思う
とりあえず学校の制服に腕を通し、ネットで、
『超能力』について調べることにした
お..良いサイトが見つかったぞ
[小学生でもわかる超能力!!]
学校まで時間はある、読んでみるか
俺は、そのサイトをタッチした
◇
よしまとめるとこんな感じか?
1超能力は、2010年ごろから、突如として
世界各地で10代の子供数百人に発生した。
2 現在も超能力の発生原因は不明
3超能力を持っている人は自首をしないと
能力者対策委員会(通称能対)に家に
凸られる
4能力者であることが発覚した後は、戸籍が少し変わると言った感じか
今日は4月1日じゃ無いよな?
◇
一応だが、こんな俺にも友人はいる、
「おはよう今日は暑いね」
「そうだな4月とは思えん」
話しかけてきたこいつの名は、新谷薫
身長は180cmくらいで俺より少し高い
これだけ聞くとなんら変哲のない奴に聞こえるが、コイツはモテる、、クソほどモテる
正直うらやましい
前にこいつにモテ方を聞いた時
「モテる方法?んー考えたこともないな」
嫌味かちくしょう
そうこうしているうちに教室についたわけだが
あ、ちなみに俺は1年A組
薫はC組だ
ちなみにあいつとは、中学からの幼馴染
で、入学式に俺が友達を作ろうと必死になって
いた所を助けてくれた命の恩人でもある
「おはよう、昨日のニュース見たかい?」
こいつはこのクラスでの唯一の友人の城戸稔
こいつはなかなか話がわかるやつで、
幅広くいろんなジャンルを知っている
よしこいつに聞いてみるか
「なぁその昨日って何があったんだ、
みんなが能力者がどうこう言ってたが?」
「君知らないのかい、まぁ、簡潔に言うと
能力者が能力を使って一般市民を襲い
その結果能対が出てくるハメになったってこと」
まじか、なんで真面目にこんなこと言えるんだ
◇
さて下校の時間だが、、なぜか俺の前に
スーツの女の子が寝転んでいる、彼女の白い髪を自分が踏まないように気をつける
ここまでを、一回思い出してみよう
俺はあの城戸と薫と、さあ帰ろうとした時
薫が、
「この学校には七不思議があるんだ」
「それで?」
「三人で分担して本当かどうか試してみよう!」
ここで「嫌だ、断る」と言ったら今更こいつと
友達やってない
「良いぞ」
城戸がめんどくさそうな顔でこっちを見てきているが、気にしない気にしない
...で、1つ目は音楽室行ってピアノが鳴ってなかったから、2つ目の謎の部屋に来たんだっけか
まあ、ここには無生物でなく、
人間がいるわけだが、
とりあえず床に寝そべっているのもかわいそうなので、壁際に動かそうと思う
彼女の脇に手を入れて、引っ張ろうとした時
「う、、、うん?」
まずい起きやがった
能力者たちの暇つぶし @nehagi
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