俺にも友人はいる...と思う

とりあえず学校の制服に腕を通し、ネットで、

『超能力』について調べることにした

お..良いサイトが見つかったぞ


[小学生でもわかる超能力!!]

学校まで時間はある、読んでみるか

俺は、そのサイトをタッチした


よしまとめるとこんな感じか?

1超能力は、2010年ごろから、突如として

世界各地で10代の子供数百人に発生した。


2 現在も超能力の発生原因は不明


3超能力を持っている人は自首をしないと

能力者対策委員会(通称能対)に家に

凸られる


4能力者であることが発覚した後は、戸籍が少し変わると言った感じか

今日は4月1日じゃ無いよな?

一応だが、こんな俺にも友人はいる、


「おはよう今日は暑いね」


「そうだな4月とは思えん」


話しかけてきたこいつの名は、新谷薫

身長は180cmくらいで俺より少し高い

これだけ聞くとなんら変哲のない奴に聞こえるが、コイツはモテる、、クソほどモテる

正直うらやましい

前にこいつにモテ方を聞いた時


「モテる方法?んー考えたこともないな」


嫌味かちくしょう

そうこうしているうちに教室についたわけだが

あ、ちなみに俺は1年A組

薫はC組だ

ちなみにあいつとは、中学からの幼馴染

で、入学式に俺が友達を作ろうと必死になって

いた所を助けてくれた命の恩人でもある


「おはよう、昨日のニュース見たかい?」


こいつはこのクラスでの唯一の友人の城戸稔

こいつはなかなか話がわかるやつで、

幅広くいろんなジャンルを知っている

よしこいつに聞いてみるか


「なぁその昨日って何があったんだ、

みんなが能力者がどうこう言ってたが?」


「君知らないのかい、まぁ、簡潔に言うと

能力者が能力を使って一般市民を襲い

その結果能対が出てくるハメになったってこと」


まじか、なんで真面目にこんなこと言えるんだ



さて下校の時間だが、、なぜか俺の前に

スーツの女の子が寝転んでいる、彼女の白い髪を自分が踏まないように気をつける

ここまでを、一回思い出してみよう


俺はあの城戸と薫と、さあ帰ろうとした時

薫が、


「この学校には七不思議があるんだ」


「それで?」


「三人で分担して本当かどうか試してみよう!」


ここで「嫌だ、断る」と言ったら今更こいつと

友達やってない


「良いぞ」


城戸がめんどくさそうな顔でこっちを見てきているが、気にしない気にしない

...で、1つ目は音楽室行ってピアノが鳴ってなかったから、2つ目の謎の部屋に来たんだっけか

まあ、ここには無生物でなく、

人間がいるわけだが、


とりあえず床に寝そべっているのもかわいそうなので、壁際に動かそうと思う

彼女の脇に手を入れて、引っ張ろうとした時



「う、、、うん?」


まずい起きやがった



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能力者たちの暇つぶし @nehagi

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