人の感情こそが化け物。読み手の見方で変わるエンディングが楽しめる!

非情に心理描写を中心に丁重に書かれた作品です。

罪悪感、後悔をメインテーマに掲げ、主人公がそれを背負って生きていく様子が描かれています。

情景描写、キャラクター設定も素晴らしく、物語に奥行きを作っています。

そしてなんと言っても、意図的に曖昧に表現されたエンディングです!

これにより読み手によってエンディングがいかようにも解釈できるのが素晴らしい。

作者の力量が伺えます。

これぞ小説!と言った所で、全ての読者様におすすめです!

その他のおすすめレビュー

こういちさんの他のおすすめレビュー577