応援コメント

AYAKASHI YOROZU. 夜帆衣」への応援コメント

  • あれえ?救いがないですよ?( ;∀;)
    何を運ぶかって、身を挺して蟲を運ぶ運び屋だったんですね……! まさかの使われ方で、香芝さんも「こんなはずでは」って思いながら、これからあと何回かは使われてしまうことになるのでしょうか。恐ろしい闇の世界です……:;(∩´﹏`∩);:
    しかし現実世界でも臓器の売買や自爆テロ、武器麻薬の密輸などなど、この作品に通ずるものがたくさんあるように思います。
    暗黒寓話とでも言ったらよいのでしょうか。悍ましい蟲たちは人間の際限ない欲が生み出したものなのかもしれませんね。
    重厚なホラー、楽しませていただきました!

  • おぞましい“蟲”たちの蠢く、まさに萬の妖しの世界から、一転してノワールな人間の闇の世界へ……二種の闇黒の世界が絡み合って、さらに深い闇をほのめかしているように感じました。
    この世界の暗がりは、どれほどまでに深いのか……と思わずにいられません。

    作者からの返信

    武江様、こんばんは。
    応援とお星様、さらには素敵なレビューコメントまで、心より感謝いたします。

    重なり合う闇と闇。そしてさらに濃く深い闇が生ずる。
    確かに俯瞰して見ればこの作品はそういったニュアンスも引き出せるように感じます。作者ながら武江様の言葉に気付きをいただきました。そこまで読み取っていただけたことがとても嬉しいです。

    あらためまして拙作を読んでいただき誠にありがとうございました。

  • 世界観にも文章表現にも圧倒されました! こういうお話、大好物です (≧▽≦)
    虫たちの描写がおぞましくも魅力的で(人面グモには、ちょっと『遊星からの物体X』のヤツを想像してしまいました)、夜帆衣さんも悪人なのに何となく愛嬌がありますね。「レア」のところでは思わず吹き出してしまいました。
    「焔胡蝶」という名前も実に美しいです。
    はっ、ひょっとして私の不安障害も虫のせいかも……⁉ 爬虫類好きなので、どうせ体内にいるならヘビやトカゲがいいですねぇ(*ˊωˋ*)
    ……でも、人面のヘビやトカゲはやはりちょっと遠慮したいかもしれません (^^;

    作者からの返信

    ハル様、こんばんは。
    最後まで読んでいただきありがとうございます。
    気に入ってくださってとても嬉しいです。

    今回は蟲の気色悪さを存分に出すことをひとつのテーマとして臨んだので、悍ましくも魅力的と評していただけてホッといたしました。
    『遊星からの物体X』!大好きなホラー映画のひとつです。そういえば人面蜘蛛に似てますね。なるほど、そのイメージが潜在的にあったのかも。

    夜帆衣は怖い人ですが、商売人としての愛嬌はあるようです。でも出会っても決して着いていってはいけませんよ、ハル様。

    焔胡蝶はなんとなくレアっぽいイメージの虫を想像しているうちに思いついたものです。でもこいつが頭の中にいるとなるとちょっとヤバいですね。

    人は誰しも多少は特有の性癖を持っていると思います。
    それらが実は蟲によるものだとしたら……というところから書き始めた物語ですので、ご自分に当てはめて考えてみていただけることは作者冥利に尽きます。

    ハル様は爬虫類好きでいらっしゃいますか。
    では今度、フトアゴヒゲトカゲとハル様のコラボ作品を書いてみたいと思います(訳わからん冗談ですのでお気になさらず〜💦)

    応援とお星様、ありがとうございます。
    本当に励みになります!

  • あああ……なんだか結局いいように使われてしまったんですね:;(∩´﹏`∩);: 
    冒頭で並んでいた蟲たちも香芝ちゃんみたいな人たちの成れの果て? ということは香芝ちゃんも籠に入って……? と想像が広がります。
    雰囲気が好みで、情景を想像しながら一気に読まされました! アニメを見ているみたいでした。読み終わるのがもったいなかったです。ごちそうさまでした(๑´ڡ`๑)

    作者からの返信

    圭以様、こんばんは。

    はい、そうなんです。もう救いも何もあったもんじゃないお話になってしまいました。
    ただ香芝ちゃんは夜帆衣にあのような蟲(傀儡)にさえ成れないだろうと烙印を押されてしまったが故にあのような結末を迎えてしまったようです。
    要するに傀儡になるにもそれなりの精神力や素質が必要なのかもしれませんね。

    雰囲気を気に入ってくださって嬉しいです。そして自分の想像を皆さんと共有できることもとても嬉しいです。

    たくさんの応援とお星様、とても励みになります。
    ありがとうございました!

  • 男にとっては無情ですが、これが最良のハッピーエンドだったんでしょうね……楽しく読ませていただきました😺

    作者からの返信

    押見五六三様
    拙作をお読みいただき誠にありがとうございます。

    確かに主人公にとっては悲劇ですが、カタギの人命を奪う結果になるよりは良かったかもしれませんね。

    応援とお星さま、感謝です。
    あらためてありがとうございました。

  • 作中でも闇バイトという単語が出てきましたが、よくわからない内に同意したことが命取りになってしまったのかな。でも初見じゃ絶対わからないし、まさかやるって言っただけで引き返せなくなるとは……恐ろしい。自分がこの場面に立ち会っていたらと思うと、ぞっとしますね。

    いやぁ、それにしても描写がすごかったです。まるで書籍を読んでいるかのようで、つい縦組み表示にしてしまうほどの素晴らしさ! すごく面白かったです!

    作者からの返信

    火乃玉様、こんばんは。

    うわあ、縦組みで読んでいただいたんですか? 感激です。
    そして『まるで書籍を読んでいるかのよう』というお言葉、最高の褒め言葉です。めっちゃ嬉しいです。

    ところでラストの展開についてですが、自分もちょっと乱暴というか雑だなあと感じてました。
    本当は夜帆衣がもっと巧みに香芝を口説いて、沼にハマっていくような騙し方にしたかったのですが、文字数制限という壁に却下されてしまいました💦

    ただ言質を取らなければ実行できないというところに悪魔の契約的な何かがあるような推測を加えて読んでいただければ少しは腑に落ちやすいかと。

    まあ、この辺りが短編の難しさかもしれませんね。

    改めて読んでいただき、お星様までありがとうございました。
    大変、励みになりました。

  • 途中で、自分の蟲も引き取ってもらえないかなと思った私が愚かでした。
    本人もひとを傷つけないかと悩んでいたし、これで良かったのかな……。

    作者からの返信

    かぐろば様、最後まで読んでくださってありがとうございました。

    蟲を取り除くことで自分の欠点を消せる、とかならいいんですけどね。
    自分も妖萬には出くわしたくないです、絶対!

  • 那智 風太郎 様

    面白くて一気に読んでしまいました!
    夜帆衣、世界を股にかけた阿漕な蟲師(⁉)だったのでしょうか。
    もっと読ませて~というところで(了)とは( ;∀;)
    登場人物を替えていろんなパターンのお話が生まれそうな予感がします。
    那智様の独特な感性が煌めく描写にも恐怖心を煽られっぱなしでした。
    何もかも素晴らしかったです!
    朝からずっと楽しみに待っていた甲斐がありました。
    読ませていただき、ありがとうございました!\(^o^)/

    作者からの返信

    ブロ子さん、ラストまで読んでいただきありがとうございます。

    蟲師、懐かしいですね。蟲の力などを使って病を治す人が主人公でしたっけ(冒頭しか読んでないので間違ってたらごめんなさい)

    夜帆衣は本当に鬼畜な商売人でしたね。
    やはり香芝が妖萬に足を踏み入れた時にはもう運命は決まっていたのかもしれません。ですが彼らは獲物が蟲の交換に同意しない限り、実は手を出せないのです(言質がなければ手を下すことができない)。つまり彼らは悪魔の一種なのかもしれないですね(と、作者はなんとなく考えています)

    こちらこそ最後まで一気読みしていただいて嬉しいです。
    またお星様もいただき感謝です。
    改めまして本当にありがとうございました。

  • えええ?
    えええー?
    体は?
    便利に使われたということですか?
    ホラーです!

    作者からの返信

    小烏さん、最後まで読んでいただきありがとうございます。

    なんとも理不尽なオチですよね。
    でもあやかしを商売にしている者なんてきっと鬼畜に違いありません(那智の偏見)

    ホラーだと評していただけて良かったです(那智のホラーはあまりホラーっぽくないので^^;)
    お星様もありがとうございました!

  • 雰囲気ばっちりで、ぐいぐい引き込まれました! でもまさかこんなオチとは……!
    京極夏彦風でもありましたが、私はなんとなく高橋克彦のホラー短編を思いだしました。不気味で悍ましくて、えっ? というEND。おもしろかったです♪

    作者からの返信

    烏丸さん、早速読んでいただいて誠にありがとうございます。
    このオチは自分でもちょっと乱暴すぎるかなあと思いつつ、短編だし「えいやッ!」って感じで繋げてみました。

    『高橋克彦のホラー短編』、貴重なご感想です。
    実は高橋克彦氏の本は読んだことがないのですごく興味深くて。
    今ちょっと調べてみたら、え、こんなにすごい作家さんの著作を読んだことがなかったなんてと恥ずかしくなりました(直木賞とか吉川英治文学賞とか)
    近いうちに読んでみます。

    でも、それより何より烏丸さんに面白いと評していただけたことが単純に嬉しいです。本当にありがとうございました。

  • 確かな文章から香り立つ陰鬱な雰囲気、そしてホラーらしいオチ、この手のものが好物のわたしにはひどく沁みました。よかったです。

    作者からの返信

    虫野律さま、拙作をお読みいただき誠にありがとうございます。
    気に入っていただけたようで何よりです。
    評価もしていただき、とても励みになりました。
    重ねてお礼申し上げます。