黒い兵士たち
忘れる前に全て吐き出そうと思い、始めた本作(作品と言って良いのだろうか?)だが、今回は2024年の5月25日以降にフォーカスを当てようと思う。
最初にこれだけは言いたい。紅睡蓮は「コピーバンド」ではなく、「カヴァーバンド」だったのだ。
コピーバンドであったことは一度もない。強いて言うのならカヴァーバンドなのだ。
ということで4月下旬まで遡る。
当時、紅睡蓮は第1期終焉を迎えるべく最期の練習に励んでいた。
既にキーボードのジュードは脱退しており、ギターが何とかキーボードパートまでカバーしないとならなかった。当然当初のセトリでは演奏できないため、「あぁ、アレは出来ないな。コレもかっ!」と言った次第で次々と変更していった。
あの時はバンドの一時的な終了というものが目の前に突如として現れたが故にバタついていた。
僕としては「どうせメンバー変わっても続くだろう」と分かっていたから次の体制に向けての準備もこっそり進めていた。
まずドラムには中学時からの盟友バリに声をかけ、そこから同じく中学時からの盟友である蛾癌姥に声をかけ、キーボードを弾いてもらう手筈となった。
ボーカル…ボーカルは自分の好みに合う人間が見つからなかった。
結果的に出席率の高いジィン·シウドニウム氏に仮ボーカルとして歌ってもらうことになった。
コレが第2期。ベースはもちろんDie Hard。
そんな所まで決まった上での第1期解散目前ライブだったが、この時期特にメンバー間での確執等はなく、楽しかった記憶しかない。
後に彼女となる女性との出会いがあったのもこのライブだった。
ただ、このライブにおいての記憶というのがもの凄く薄い。思い出せない記憶だらけだ。
この時期のライブはもうどうでも良かった(手を抜いていた訳では無い)のもあるのだろう。
Music researcher 遙威未曾有 @toy_Lotus
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