第9話 修学旅行のバスの中じゃないんだから

小日向は気づくと見知らぬ白い空間にいた。夢にしては意識がはっきりしすぎている気がするし、現実にしては妙な感覚だった。明晰夢の類だろうか。


「ようこそ守護者アイギス


 いつの間にか視線の先に女性がいた。美しい銀色の髪に紅い瞳。外見年齢は二十代前半くらいだろうか。頭には天使の輪のような幾何学模様が浮いている。

 女神だ。小日向は一目で理解した。


「私は女神メトセラといいます。この世界を見守る者です」


 女神は無表情で語りかけてくる。綺麗な人だ、と小日向は思った。女神という称号に負けていない美しさ。それでいて、小説で読んだときに思い描いていたほど煌びやかな印象は持たなかった。


「こちらに召喚する時に接続がうまくいかなくて……改めて説明と助言をさせてください」

「はあ」


 この世界に来た時のことを思い出す。あの時、『古本屋小日向』で意識を失ったあと、頭の中で響いていた誰かの声。あれは女神のものだったのだと得心した。


「この世界……スペステラには今、危機が訪れようとしています。その危機から世界を守るために、守護者アイギスとしてあなた方を召喚しました」


 彼女は何も知らないはずの小日向に説明する。災厄獣アドヴェルズという存在がこの世界を徐々に破壊すること。強大な災厄獣アドヴェルズである『災厄の崩王アドヴェルズ・ルイナ』には三つの封印が施されていたが、そのうち二つが解除され、目覚めそうになっていること。そしてその『災厄の崩王アドヴェルズ・ルイナ』を倒せば世界を救うミッションは完了し、小日向達は元の世界に戻れること。守護者アイギスだけが使用できる人工神器アーティファクトを保管している遺跡が各地にあり、まずはそれを巡るのを推奨していること。

 大方小日向が『スペステラ冒険記』で知っている内容だった。なので話半分で聞き流し、折角女神に会えたわけだし何か質問しよう、と別の思考に脳のリソースを割いた。


「では、守護者アイギスの健闘を祈ります」


 一通り説明を終えた女神は一礼し、この会合を終わらせようとしたので慌てて待ったをかける。


「待ってください!質問、してもいいですか?」

「どうぞ」


 女神は無機質に、それでいて嫌な感じは出さずに簡潔な受け答えをする。小日向は意を決して問いかけた。


「この世界を守るのは、なぜ俺達でなければならないんでしょう?」


 それは『スペステラ冒険記』を読んでいる時からの疑問だった。強力な機能を持つ人工神器アーティファクトがあるのだから、それをスペステラの住民に渡して自分たちで世界を救わせればいい。それをせず、わざわざ異世界から、少し高いマナを持つだけの大した能力もない若者を召喚する理由は?小説では触れられることが無かった部分だ。『スペステラ冒険記』という物語上は必要のない話だから。

 女神は逡巡するが、やがて答える。


「あなた方には――――この世界を護る責務があります」

「責務……?」

「それ以上はお答えできません」


 回答は打ち切られる。

 責務があると彼女は言った。真意は分からない。だが、こちらの世界とスペステラの間に、何か並々ならぬ因縁があるに違いなかった。


「時間です。願って寝ていただければ、またここに来ることができます」


 有無を言わさず面会時間の終了を告げられる。彼女は淡々と、感情を感じさせずに話す。


「では。健闘を祈ります、守護者アイギス


 意識はそこで途切れた。




 早朝、ルークの家を出た一行は街の市場で食料を水を揃え、輸送隊のところへ向かった。輸送隊は西門――――小日向達が入ってきた門とは逆側の門の近くに構えていた。簡素な造りの平屋に馬小屋のような小屋が横付けされている。その隣には柵で囲まれたスペースがあり、そこに四足歩行の動物が四頭、もそもそと地面の草を食べていた。

 ヘレオスだ。強靭で走るのに適した四肢に円盤状に発達した頭蓋骨、2本の短い角が特徴の獣である。こちらの世界の馬のような役割を与えられて、人々と共に生きている。

 小日向は柵へ駆け寄り、ヘレオスを観察した。近くで見るとかなり迫力がある。その身体は成人男性の目線ほどの高さで、大腿部は子供のウエストくらいの太さはありそれでいてゴツい。その足で蹴られれば五メートルは吹っ飛びそうな威圧感がある。昔、中学校の修学旅行で行った乗馬体験で、初めて間近で馬を見た時のことを思い出した。ヘレオスはこちらの様子など気にするそぶりも見せず、地面と睨めっこを続けていた。

 宇佐美に急かされて平屋に入ると、頭にバンダナを巻いた恰幅のいい男が出迎えた。


「お待ちしてました」


 男はカウンターの向かい側で柔らかく笑みを浮かべる。ルークがカウンターのそばまで行って、懐から銀貨を取り出し男に渡した。


「やあ主人、今日はよろしく頼むよ。早速出発できるかい?」

「ええ、いつでも。……そちらがお連れ様で?」

「うん、昨日言っていた通り全部で五人だ」


 男はこちらを見た。小日向の顔からつま先までを見、再度顔を見る。客の顔を確認するにしては上から下までじっくり見すぎな気もする。服装が珍しかったのだろうか。もしくは顔つきがこの国の人間とは少し違うのかもしれない。人の顔をジロジロと見てしまったことを取り繕うように彼は笑顔を作った。


「ええ、ええ。どうぞこちらへ」


 男に案内され、少し奥の扉から外へ出る。出た先は入り口で見た柵の内側と繋がっており、そこにはヘレオスとその体に繋がれた幌馬車があった。もっとも、車を引くのはヘレオスであって馬ではないが。


「ささ、乗ってください。私は荷物をとってきます」


 言って、男は平屋に小走りで戻っていく。


「おおー!すごい、馬車なんて教科書でしか見たことないよ!」


 一番乗りで馬車に乗り込んだのは榊だった。後部から幌をかき分けて中を覗き込み、そのまま中へ入っていった。


「おい、ずるいぞ!」


 小日向も追って乗り込む。ウキウキな男子勢の様子に女子勢は顔を見合わせた。宇佐美は呆れ顔、乙葉は苦笑していた。

 幌馬車の中は思いのほか広かった。左右向かい合わせで腰掛けるスペースがあり、一番後方に荷物置き場があるといった内装だ。椅子には三人ずつ座れそうだった。小日向と榊は奥に詰めて向かい合わせで座る。続いて宇佐美と乙葉が向かい合わせで座り、一番手前にルークが座った。榊はキョロキョロと周りを見回す。


「いよいよ出発か……なんかソワソワするな。やっぱりお菓子とかも買っといた方がよかったんじゃない!?」

「修学旅行のバスの中じゃないんだから」


 隣の宇佐美が覇気のない声でツッコミを入れる。


「これぞ旅!って感じでワクワクするね」


 楽しそうにしている乙葉の隣で小日向は腕を組み、無言で頷いた。宇佐美は息をつく。


「私は心配だよ……ルークさん、道中危険な魔物とか出てきたりしないですよね?」


 魔物、というのはファンタジーによく登場するそれに近いが同じものではない。このスペステラに生息する多種多様な生物の中で、体内にマナを多量に持つ人間以外の生物のことをいう。マナというエネルギーを多量に持つがゆえに、体が大きかったり、凶暴性があったり、知能が高かったりする。という話も小日向は昨日、宇佐美達に話していた。


「輸送隊は長距離を移動する仕事だからね。仕事を成り立たせるために、当然彼らは安全なルートを確立している。付近の領主たちの支援もあるし。さらに今回はなんと私がいる」


 ルークはドヤ顔で立てかけて置いていた剣を持って見せた。柄の装飾はシンプルだが荘厳なつくりをしており、それでいて使い込みを感じられるくすみが見てとれた。自警団に入っていることもあり、ある程度の実力はあるのだろう。彼が魔法士だったらもっと安心できたが……魔法を使えれば食いっぱぐれることはないと言われる程魔法士が希少なこの世界で、それは求めすぎというものだろう。先刻の魔道具に関する話題での話しぶりから、ルークが魔法を使えない側だろうことは分かっていた。


「頼もしいです。私も対人なら結構自身あるんですけどね」と宇佐美が話す。

「なんかやってたの?」榊が聞く。

「まあ、格闘技をちょっと……いや結構」


 小日向は『食事処ダリー』での一幕を思い出していた。鍛えられた男の腕を軽々と捻り上げていた彼女の姿。なるほど、確かに。


「うへー、宇佐美の機嫌を損ねようものなら僕らは……しかし!我々は暴力に屈しない!」


 勇ましく拳を掲げる榊を小日向は称える。


「よく言った榊!」

「勝手に悪者にしないでくれる?」


 睨む宇佐美。小日向は話題を続けた。


「しかしなるほどね……どうりであの時、あんな自信満々に出ていったわけだ」

「別に自信満々とかじゃないわよ。助けに入るのは当然でしょ!」

「誰がケツを拭いたと……いや、まあ、そうだな」


 宇佐美に文句を言いかけて途中でやめた。ルークの方をちらと見る。彼は守護者アイギスを救世主として見ている。実際そうなのだが……。

 あの店での騒ぎの時、彼が助け舟を出したのは最後の最後だった。宇佐美が突き飛ばされたときも、小日向が胸倉を掴まれたときも、静観を決め込んでいた。

 試していたのかもしれない。救世主としての力、もしくはその器を。ルークやノーグ教徒の前では、"救世主"らしくない言動は慎もうと思った。


「お待たせしました」


 鞄を肩に提げた男がやってきて馬車の前方にある御者席に座り、帽子を脱いでこちらへ挨拶をする。


「輸送隊のアルフレッドと申します。安全な旅路をお任せください」


 キャビンに乗っている一行はお願いしまーす、と口々に言う。アルフレッドが紐を引くとヘレオスが歩き始め、車体が揺れた。

 馬車は門をくぐり街道に出た。座っている場所からは、前方の御者席の方と後方の荷台スペースの方から景色を伺うことができた。街を出ると一面緑景色だった。青々とした平原が広がっており、草が涼しい風に凪いでいる。街道は一本道で、うねりながら先へ続いていた。当然コンクリートで舗装された平らな道ではなく、砂利でデコボコしており小さくない振動が椅子から伝わってくる。


「それにしても珍しい出で立ちですね。どこから来たんですか?」


 アルフレッドが肩越しに質問を投げかけてきた。やはり気になっていたのだろう。四人の服装は元の世界のものだ。当然、スペステラの人々には馴染みがない。『食事処ダリー』でギルテリッジ兵士に気付かれた理由の一端でもあるだろう。実際、ルークは最初小日向らの服装を見て声をかけたと言っていた。

 宇佐美・榊・乙葉の三人は一斉にこちらを見る。受け答えに困ったときに小日向の判断を仰ぐ癖がついてきている。いい傾向だと思った。スペステラに関する知識もそうだが、何よりこの中で一番合理的な判断を下せるという自信が小日向にはあった。返答を考えるべく頭を回す。

 ギルテリッジ兵士との例がある。違う世界から召喚された守護者アイギスだということは極力バレたくない。どう答えるのが自然か……今いる場所は、先ほどまで居た街エルムを擁する中立国アーレアだ。技術や文化が進んでいる大国ルクセリスとは隣接しているし、そこらへんが無難だろうか。


「ああ、彼らはオリエントから来たんだ。古い友人の教え子たちでね、ルザリースまで彼らの案内を頼まれてるんだ」


 答えあぐねる小日向の代わりにスラスラと答えたのはルークだった。


「なるほどそれで!あそこは結構変わった文化があるって聞きますからね」


 アルフレッドは合点がいったようだった。オリエントというのは東の小国だったか。なるほどこの格好を誤魔化すのにはうってつけの国だ。これからはそう自称しようと小日向は心に留めた。

 最初の内は談笑が絶えなかった馬車内だったが、数時間経つと口数は激減した。悪路による揺れと板張りに藁を敷いただけの腰掛けは、想像よりも体に疲労を蓄積した。小日向は三半規管が強い方なのでさして問題は無かったが、隣の乙葉に関しては完全にグロッキー状態であった。ずっと床を見つめて顔をしかめている彼女に声をかける。


「大丈夫か?下見るより遠くの景色見たほうがいいぞ」

「うーん……」


 小さく唸りながら重そうに顔を上げ、後ろの景色に目を向ける。顔からは血の気が引いていた。


「この旅、過酷すぎるかも」


 榊も持ち前の明るさは消失しかけていた。その隣で余裕ありげな顔をしていた宇佐美が息をつく。


「まだ馬車に乗ってるだけなんだけどね……私も割としんどいわ」

「馬車での旅は初めてですか?」


 御者席からアルフレッドが心配そうにこちらを見る。ルークが答えた。


「この子たちはまだ慣れていなくてね。あっちでは馬車なんて必要ない暮らしをしていたみたいだから」

「それなら!少し休憩しませんか?丁度この先に輸送隊の詰所があるんです」


 アルフレッドの提案は魅力的だった。まだまだ日が落ちるのには早い時間、道のり的には半分を過ぎたくらいの段階でこの有様だ。ルザリースまで保つとは思えなかった。

 どうやら輸送隊の詰所というのが街道の各地に点在しているらしい。輸送隊の休憩や補給のための場所であり、中にはヘレオスの繁殖を兼ねているところもあるとか。満場一致で詰所に寄ることが決定した。

 少し経って、道の先に詰所らしき建物が見えてくる。エルムに構えていた輸送隊の平屋と似たような木造の小屋だ。ヘレオスのためであろう広く柵で囲まれたスペースもあり、一頭のヘレオスと幌馬車が既にそこに置いてあった。


「ささ、中へどうぞ」


 アルフレッドに先導されて中に入る。小屋の中は四人掛けの丸テーブルが二つあるだけの質素な空間だった。奥にもう一つ、ドアのついていない部屋があるくらいだ。

 椅子の一つに先客が座っていた。瘦せこけた顔に古臭い帽子を被った男。腕には輸送隊がつけるエムブレムを付けていた。おそらく外にあった馬車の持ち主だろう。その男の顔を見たアルフレッドは嬉しそうに彼に歩み寄る。


「ライン!ちょうどよかった。お客さんの休憩に寄ったんだ。お茶を出すのを手伝ってくれ!」


 ラインと呼ばれた男は言われるがまま立ち上がり、こちらに会釈をしてアルフレッドと共に奥の部屋に入っていった。


「座って休んでいようか」


 ルークの言葉に、それぞれが椅子を引いて座る。


「乙葉さん、大丈夫?」


 榊が心配そうに乙葉の顔を見た。


「うん……少しマシになった。ごめんね、みんな……」


 乙葉は目を瞑りながら謝る。隣に座っていた宇佐美が伸びをした。


「全然。皆疲れてたから、丁度良かったわ」

「こういう移動がしょっちゅうあると思うと、気が滅入るなあ」


 テーブルに半ば突っ伏す形で腕を伸ばす榊。 


「魔法でぴゅーって行けたりしないのかなぁ」


 そんなことを言い始めたのは乙葉だった。榊に交代して、今度は彼女が机に腕と顔を乗せた。よほど今回の移動が堪えているのか、それとも自分たちが使えるといわれた魔法への期待なのか。


「そんなのがあったら、輸送隊の人たちも商売あがったりね」


 そんな都合のいいものは流石に無いだろうと言外に言う宇佐美。しかし小日向には思い当たる節があった。


「ルークさん、長距離を一瞬で移動する魔法……みたいなのって本当にないんですか?」

「ああ、あるよ」

「え!?」


 乙葉がガバッと体を起こし、さらに小日向以外の驚きの目がルークに向く。


「じゃあこの苦労は一体!?」


 叫んだのは宇佐美だった。表には出さなかったが、彼女も馬車の揺れに相当やられていたのだろう。


「とはいっても、一般市民が恩恵を与れるような代物じゃないけどね。大掛かりな準備と魔法士二十人は必要なほどの莫大なマナ要求量。今実際に運用されてるのは、ルクセリスの王国騎士団が持っている長距離転移魔法陣くらいじゃないかな?実用化されたのもここ数年さ」


 ルークの説明に皆肩を落とす。楽に移動できる手段などない、これからも輸送隊との付き合いは続くという現実を突きつけられて落胆していた。

 一方で小日向は内心、興奮していた。長距離転移魔法、実用化されたんだ!確か小説では、シンヤが初めて転移魔法の長距離化を成功させたとあった。その方法が何らかの形で伝わっていき、国で実用化されるまでに至ったのだ。


「お待たせしました」


 奥の部屋に引っ込んでいたアルフレッドが丸いお盆にカップとポットを載せて戻って来た。お盆を机に置き、ぎこちない手つきでポットから液体を注いでいく。


「輸送隊でよく飲まれているハーブティーです。酔いも気持ち楽になりますよ」


 自分も含めて六個のカップに注ぎ、配膳し終えると隣のテーブルについた。

 年季の入った木製のカップに薄緑色の液体がたっぷりと入っており、湯気と共に香りが立ち上ってくる。嗅いだことのない香りだが、いやな感じはしない。


「これを呑んで少し休憩したら出発しましょう」


 言いながら、アルフレッドはカップの液体を啜った。何気なくその姿を見て、そして小日向もカップに口を付けた。見た目ほどの熱さは無く、ごくごく飲めるぐらいのぬるま湯加減だった。猫舌にはありがたい。味は薄味で、若干青臭いがほんのりとした花の甘さがそれを隠す。温かい水分が体に染み渡っていく感覚が心地いい。

 違和感を覚えたのは三分の一を呑み終えた辺りだった。乙葉が手に持っていたカップを床に落とした。中の液体が床にこぼれ、カラカラとカップが転がる。


「あれ、手が……」


 同様に、小日向も手に異変を感じていた。いや、手だけではない。全身が痺れ、体に力が入らなくなる。続いて視界が眩み、眩暈特有の浮遊感も覚える。

 ガタッ!と勢いよく椅子を立ち上がる音がした。歪む視界の中、ルークが立ち上がり傍に立てかけていた剣を抜いた。


「飲み物に何を混ぜた!?」


 切っ先はアルフレッドへと向いていた。但しその剣は小刻みに震えていた。当然だ。ルークもまた、この"ハーブティー"を飲んでいたのだから。

 剣を突きつけられながら、アルフレッドは厭らしい笑みで顔を歪ませる。


「あんたは厄介そうだなって思ってたんだ」

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俺の愛する異世界小説、実はノンフィクション小説だったかもしれない 冬道 @huyumiti005

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