• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
神なき世界の異端姫

神なき世界の異端姫

斑鳩睡蓮

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★12
4人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 千崎 翔鶴
    968件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    かくして無能力者(バケモノ)と天才は始まった

    ある意味で、出会いは最悪。けれどこれも列記としたボーイミーツガールである。いわゆる、お約束かもしれない。
    ただしこの作品の場合はあるいは無能力者ミーツ天才、これを運命と呼ぶのだろう。

    この物語は、無能力者と天才が出会うことで始まる「始まり」のための物語だ。
    なぜ、無能力者がバケモノなのか。
    無能力者である天宮楓とは何者なのか。
    この世界は明確なる壁があり、残酷である。そして彼らは、その中で生きている。

    伸ばした手が届かなかったとき、あなたならばどうするだろう。諦めるか、それとも更に手を伸ばすか。
    どうか彼らの選択を、見守って欲しい。そして彼らの掴んだ「始まり」の先、神はなくとも差し込む光がありますように。
    ぜひ、ご一読ください。

    • 2025年1月21日 09:27