珍しい男女バッテリーの最後の試合──切なくも優しく、爽やかな短編

野球のバッテリーは夫婦に例えられる事も多いですが、この作品では本当に男女のバッテリーの物語が描かれています。
主役2人の3年間の歩みを想起させる描写も多く、頑張れバレッツと感情移入を誘います。
まさに青春スポーツ小説！といった、少し切ないながらも、どこか優しく穏やかで、そして爽やかラストは必見です。