【セイレネス技術責任者】ブルクハルト技術中佐

「ヤーグベルテ最高の天才」と呼ばれる技術士官。


セイレネス・システム(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089564248763)の開発やメンテナンスを一手に引き受けている。セイレネス技術管理責任者である。士官学校卒業してほとんどすぐに歌姫計画セイレネス・シーケンスに参画し、中尉時代で国家の基幹事業とも言えるセイレネス・システムを担当し、今に至る。十代にして「天才」としての頭角を表していたためである。


ヴェーラ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093090702585748)、レベッカ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089927095391)が士官学校時代にすでに教官として活躍しており、それゆえにヴェーラたちからは「教官」と呼ばれている。マリオン(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089563574152)たちの世代になっても「教官」をやっているため、歌姫セイレーンたちは誰もが彼を「ブルクハルト教官」と呼ぶ。


2084年に起きた士官学校襲撃事件に於いても、彼はセイレネス・シミュレータの整備を続け、結果としてヴェーラ、レベッカを救い、襲撃者を撃退するに至っている。(なお、対外的には撃退したのは戦闘機を操ったカティ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089877558529)ということになっており、セイレネスが地上の襲撃者を一掃したことは伏せられている) そのエピソードもあって、ヴェーラたちは彼を全面的に信頼しており、それは後の歌姫セイレーン候補生たちにも受け継がれた。誰もが(それこそマリアですら)全幅の信頼を寄せる人物と言える。


ヴェーラやレベッカの生き方や考え方にも影響を与えたとさえ言えるかもしれない。彼自身、立場や生き方についての哲学を持っており、求められればそれを示すこともあるのだ。


研究にしか興味がないと自称するが、歌姫セイレーンたちにランチを奢ったり、レベッカたちを気遣ったりと、繊細な気遣い能力を持っている。


なお、セイレネス・システムだけでなく、「アルス・パウリナ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089565981504)」や「アルス・ノヴァ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089660256725)」といったゲームや、参謀部のAI・アテナや、参謀部第六課のAI・アレス、ウーレアらについての知識も深く、時としてメンテナンスに関わっている。システムに関わる情報で、彼が知らないことはないのだ。


―――――――

「反逆のオラトリオ」

https://kakuyomu.jp/works/16818093088408634838

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