12/4 読む本がない!
ちょっと困ったことになっています。カクヨムコンとは全く関係のないことですが、お力をお借りしたいです。
私、その年一年間に読む本を選ぶ際に、テーマを定めています。例えば、去年は「人名や人称が入っている本」で、今年は「動植物の名前か個体名が入っている本」です。
そうして十二月まで、「この順番で本を読むぞー」と決めて、続けてきたのですが、今度は恩田陸さんの『薔薇の中の蛇』だ! と決めていたところで気が付きました。これ、シリーズ物の最新作じゃないか。そのシリーズ、一冊も読んでいないのに……。
まあ、だったらまた別の本を選べばいいじゃないか、動物とか植物の名前が入っている小説なら、山ほどあるんだし、と言われそうですが、ここでまた別の面倒な自分ルールがありまして、順番的には、「女性作家」で「異なる分類の動物か植物の名前が入っている」本を読みたいのです。
例えば、『薔薇の中の蛇』は、「薔薇」という植物と「蛇」という爬虫類の名前が入っているタイトルです。また、男性作家ですが、西村賢太さんの『蝙蝠か燕か』も、哺乳類の「蝙蝠」と鳥類の「燕」が入っているので、あてはまります。
あと、出来れば今年はまだ読んでいない作家さんがいいと思っています。それから、一度読んだタイトルに含まれている動植物の名前は入れたくないと思っています。それを踏まえると、以下の作家さんと単語は候補から外れてしまいます……。
・作家名(敬称略)
「桜庭一樹」「大島真寿美」「西加奈子」「小川洋子」「川上弘美」「津村記久子」
「辻村深月」「河野多恵子」「向田邦子」「今村夏子」「森絵都」「梨木香歩」
「ディーリア・オーエンズ」
・哺乳類
「馬」「兎」「象」「鹿」「鼠」「猫」「鯨」「犬」
・鳥類
「鴉」「小鳥」
・昆虫
「テントウムシ」「蝶」
・魚類
「金魚」
・甲殻類
「ザリガニ」「蟹」
・両生類
「蛙」
・植物
「無花果」「ライ麦」「虞美人草」「椰子」「ポトスライム」「笹(竹)」「桜」
「セイタカアワダチソウ」
……こんな感じですかね。なんか、単語と作者名だけで、何の本を読んだのか分かってしまえそうですねぇ。
参考になるのか分からないですが、候補も上げておきます。コメントが来なかったら、以下の小説から一冊を読もうと思います。こちらの敬称略。
・田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』
今、一番の候補です。でも、「魚」はざっくりしすぎているかなぁと、二の足を踏んでいます。
・近藤史恵『みかんとひよどり』
図書館散策していたら見つけました。ただ、「鳥類が三つ目は多すぎるか?」と二の足を踏んでいます。
・向田邦子『蛇蝎のごとく』
爬虫類系は読んでいないので、「蛇」は欲しいところです。ただ、向田さんの本は最近読んだばかりなので、二の足を踏んでいます。
・長野まゆみ『ゴッホの犬と耳とひまわり』
こちらも、図書館散策で発見。気になりつつ、しかし、「犬」は使ったしなぁと、二の足を踏んでいます。二の足踏んでばかりだな!
なんか、話が長くなってきました。とりあえず、今借りている本を返す、十七日まで、候補を募集しています。図書館から借りる予定なので、値段とか、手に入りにくさとかは、気にしなくても大丈夫です!
あ、忘れていましたが、今日の宣伝を。
・『日常キリトリ線』より「第92話 図書館暮らし。」
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/1177354054951927856
・『日常キリトリ線』より「第150話 『孔雀』」
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/16818023212631495706
「図書館暮らし。」というのは、私が主催した2018年の同題異話のタイトルから誕生しました。子供の頃からある、「図書館で暮らしたい!」という気持ちから出てきたタイトルでして、主人公の司書も、図書館が家であり、職場であり、というような物語です。
「『孔雀』」はその「図書館暮らし。」の続編というか、登場人物と世界観が共通している一冊です。架空の本の謎について、読書家二人がああだこうだ考察するというお話です。作中作が出てくる話、好きなんですよ。
なんか、本のことばっかりな回になりましたね。ああ、図書館で暮らしたい。
では。
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