頭の良いゲーマー、SNS系の情報パワーで生徒会を救う!

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 「本当に頭が良くて使えるやつを、探せ~!」そこで、評判のゲーマー生徒に大注目。…え、ゲームが得意なやつ?何で?

   (いみエモ話)

 意味がわかると、エモイ話。

 あなたは、この話の意味がわかりますか?

    ☆

この高校の生徒会は、お悩み中。

 「悩みが尽きない」

 「そう言っていれば、他の生徒も悩む」

 「大人も、悩む」

 「結局、うちら生徒会に投書がくる」

 「まるで、お悩み相談室」

 「解決策をすぐ出せるような委員が、ほしいですね」

 そこで、「頭の良い」優秀な人材募集がはじめられた。

 「頭の良い奴」のうわさに、生徒会が大興奮。

 「あいつのうわさは、知っていますか?」

 「となりのクラス、だっけ?」

 「ですね」

 「本当に、問題解決力が高いの?」

 「らしいっすよ、生徒会長?」

 「どんな感じで?」

 「さあ?頭の切れるゲーマーというのは、わかっているんですが」

 「え、ゲーマー?」

 「生徒会長?そんなに、驚かないでよ」

 「でも、ゲーマーなんだろ?」

 「ゲーマーです」

 「頭の切れるゲーマーで、ゲームの攻略法や裏技を知るためにとっている方法がキレッキレだそうで」

 「そいつ、ネット上でわざとまちがったゲーム情報を書き込むんだとか」

 詳しいやり方を知り、生徒会長は本気モード。

 「早く、生徒会に入れろ!そいつの力、使える!」

 数日後。

 生徒会は、「頭の切れるゲーマー」を引き入れることに成功。

 「この生徒、使えますね」

 「生徒会長は、正しかった」

 「問題解決が、はかどるぞ」

 「いいね」

 「いいね」

 歓喜の声。

「生徒会、バンザイ!」


   (この話の意味)

ネットで正しい情報をサクッと得るには、どうすれば良い?

 こう書き込んでも、無視されるのがオチなのに。

 「だれか、このゲームの攻略法を教えて」 頭の切れるゲーマーは、そういう方法をとらない。

 「そういうときには、デタラメを書き込めば良いのさ」

 書くと、デタラメを見て怒った全国のだれかが反論を寄せてくる。

 「それ、ちがう」

 「こうだ」

 「そのやり方じゃ、ボスは倒せない」

 「アイテムを使うポイントも、ちがう」

 「こうしろ!」

 あ、あ!

 何もしなくても、「本当に正しい答え」が集まってきたぞ。

 「頭の良いゲーマー」が生徒会に引き入れられたのも、当然かな。

 「いいね」

 「ああ、いいね」

 「やるな」

 「すげえ」

 「これこそ、うちら高校の生徒会が求める問題解決力だ!」

 良かったね、生徒会。

 エモいなあ。

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