NONSENSE POEM
狂おしい愛おしい堅苦しい
肩が苦しい隙間だがまあ
なんと
糸奇 目維 糸奇 目維
織姫と彦星は同居する隙もなく
鵲の橋が散り散りする朝のことだよ
新しい白ま新しい白
白に大陸を燃やすのだよ君
君は白い壁に接吻して爪痕を
鏡のキスマークは蝉の抜け殻
狂おしい憎々しいああなんと
電子書籍の雨は降る
雨は降るのだ
時計の足音が聞こえる
ツクツクツクツク
クツクツクツクツ
笑うのだ
笑うのは君だよ笑うのは
笑うのだよ
この素晴らしいナンセンスを
【詩集】NONSENSE POETRY 藤堂こゆ @Koyu_tomato
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