秘密の花園女子は、ちかんとカップラーメンを許さない!

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 秘密の花園で、ぐさぐさっとくるお仕置き部屋に、ようこそ?体育館の裏で、カップラーメン?逮捕する~!

   (いみエモ話)

 意味がわかると、エモイ話。

 あなたは、この話の意味がわかりますか?

   ☆

ここは、中学校の生徒指導室。

 別名、ひみつの花園。

 「…すみませんでした」

 「困りますね」

 「申し訳ありませんでした!」

 「まったく…」

 指導、キター!

 ほぼほぼ、お仕置き部屋。

 生徒指導室は、今日もホコリ臭い。

 このにおいで、あたりの空気が一気にドロリンチョ。

 学校の成績だけでなく、校則違反など何らかのミスをしてしまった人のハートは、グッサグサッ。

 ある意味、緊張だらけのミニ裁判所。

 フツーは、笑いが起こる場所じゃない。

 …が!

 今日の生徒指導室の中では、笑いがもれているようだ。

 「クスクス…」

 「笑える…」

 「マジ、笑える」

 あれ、まあ。

 呼び出された人の顔は、絶望的に暗い。

「何をしたのか、わかっていますよね?」

 「…」

 「まったく…」

 「…」

 「何を、考えているのか…」

 「…」

 「他校の女子中学生のスカートの中を、スマホで撮影するとは」

 「…」

 「最低ですね」

 「何も、言い返せません」

 「当たり前です!」

 「…すみません」

 「人を教育する人が、これですか」

 「…」

 「あなた、やばい人ですからね。行動を調べたら…」

 「…」

 「駅のエスカレーターで、盗撮」

 「…」

 「恥ずかしくないのですか!」

 「…」

 「言い逃れは、できませんから」

 「…」

 「体育館の裏で、カップラーメンを食べていたこともありましたよね?」

 「…う。そこまで」

 「証拠は、あります。複数の生徒が、見ていますから」

 「え?ハニートラップ?」

 「何を言います!」

 「…すみ…ません」

 「困りますね」

 「…」

 「生徒会の仕事を、増やさないでくださいよ!」

 「すまんくす」

 「真面目にやってください」

 「はい」

 「だっさ」

 …あれ?

 何か、おかしいぞ。


   (この話の意味)

フツーに読めば、変。

 生徒と先生のやりとりが、何か変。

 実は…。

 他校の女子中学生を盗撮したのがばれて、生徒指導室に呼び出されたのは…。

 生徒でなく、この学校の先生。

 「生徒指導室に呼ばれてしかられるのは、生徒だけではない(?)」

 先生を呼び出してしかりつけていたのは、生徒会長の女子生徒でした。

 いいね!

  2人のやりとりを聞いて笑っていたのは、他の生徒会員かな。

 しっかりしようよ、先生!

 エモいなあ。

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