第5話 描写に悩む

 かっこいい描写がしたい! 可愛い描写がしたい! ちょっとエッチな描写がしたい!


 そんなこと考えますよね。まぁできるにはできます。でもなんか一辺倒でつまらない、魅力の無い描写になってしまうんですよね。


 私、前にタバコを吸うシーンがリアルでいいと褒められたことがあります。喫煙者ですからね。事細かに書けたんですよ。


 シン・ゴジラの監督、庵野秀明が外でずっとZippo(ライター)の開け閉めをしている様子を同僚が見ていたそうです。

 その後、そこから立ち去ってもどってきてもずっとやってと言うんですね。


「どうしたらかっこよく描けるか」


 って考えてたそうです。なるほど。


 少し前に「富豪の食べ物は描けるか」みたいな問題ありましたよね。富豪は置いておくにしても、さっき上であげた「ちょっとエッチな描写」とかむりじゃないですか?


(恋人はいないので)友人に言ったら絶交されますよ。となってくるとフィクションに頼らざるを得ない。多くの本を読んで真似するしかないんです。


 ですが! ですが、それってただの真似なんですよ。その参考書籍には敵わないわけです。私の小説なんてN番煎じですから、それはそれで構わないんですけどね。


 でもやってみたいじゃないですか、ぴかりと光る描写。おおって思われたいじゃないですか、リアルに感じて欲しいのです。


 みなさんは描写するとき、どのように考えられていますか?

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創作初心者の悩みごと 〜アドバイスをもらえると嬉しいです!〜 清原 紫 @kiyoharamurasaki

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