最初読んだだけでは、待ってこれってこの場面と……?……と思いましたが、度々出てくる22:50、その前後に何が起きたのか……全てを繋ぎ合わせると真の様相にたどり着きます。面白くて二度読んだ時、はっとさせられます。
西洋ファンタジーやミステリー、ヒューマンドラマなど、大好きです。でも割となんでも読みます。 今執筆している ◆Ave Maria ◆ですが、そんな西洋ファン…
『22:50 に起きたこと』は、愛と憎しみ、執着と絶望が絡み合う複雑な人間模様を描いた物語やで。百合や武藤、美里を通して見える「理想と現実の衝突」が、心に残るほろ苦さを持っとる。登場人物たちはみんな…続きを読む
毎話繰り返される場面が描かれる度に姿を変え、その姿に翻弄されることで物語の深みにはまっていきました。混乱するのが心地よい新感覚な物語でした。
何度も繰り返される光景に、最初は理解が出来ませんでした。しかし、その繰り返されるシーンの意味が徐々に明らかになる構造は、とても興味がひかれる内容でした。同じ文章でも、徐々に意味や感じ方が変わって…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(140文字)
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