第9話 格別
うちの家族みんな天才すぎでは??
そんなことを思って早1週間。
やっぱりうちの家族は格の違う天才揃いのようです。
いやいやいや、別に贔屓とかしてないんだって。誰に言い訳してんのかしらんけど、
なぜこんな結論に至ったのかと言うと、こんさんと月霊さんに色々聞いたからです。
加護のこととかスキルのこととか、ステータスのこととか、とにかく、いろいろ聞いた。
ちなみにだけど、月霊は月の出ている夜にしかでてこれないらしい。
で、いろいろ聞いた結果、加護は生物すべてが生まれつき持っているものであること、
スキルは生まれつき持っているものと、強くなっていく過程で手に入れるものがあること、
ステータスはみんな存在を知らなかった。
で、みんなを鑑定してみました。
─月の叡智(略)─
種族
名前 コン(仮)
Lv. 8/20
LP 32/32
EP 24/24
STR 36
VIT 28
DEX 18
AGT 30
INT 38
ENE 19
MND 25
CHA 42
技能 星精霊
狐撃
自己強化(速)
自己強化(鋭)
一等星
危険度 C
加護 星神の加護
─月の叡智─
種族
名前 コハク(仮)
Lv. 6/10
LP 13/13
EP 3/3
STR 11
VIT 6
DEX 5
AGT 8
INT 4
ENE 2
MND 3
CHA 10
技能
狐の攻撃
自己強化(鋭)
結界破壊
言語理解(狐)
危険度 E
加護
─月の叡智─
種族
名前 アンバー(仮)
Lv 5/18
LP 5/5
EP 12/12
STR 4
VIT 3
DEX 5
AGT 5
INT 8
ENE 15
MND 13
CHA 10
技能
狐の攻撃
自己強化(硬)
攻撃分解
言語理解(狐)
危険度 E
加護
みんなつっよ。まずみんななんか強そうな加護持ってるし。こんさんの星神の加護とかあきらかに強そうじゃん。あとアンバーとコハクは2人で組んだらめっちゃ強そうだし。
…みんなCHA高くない?まぁ、狐かわいいから、かな?
あ、みんなは自分の加護がどんな加護なのか知ってるのかな。
「自分の加護がどんなのかはわかるの?」
「んーなんとなくわかる。なんかこう、頭に焼きついているみたいな感じっていうのかな?」
「へー!すご」
つくづくファンタジー世界って感じだなぁ。
知識が生まれながらに頭に刻まれていたり、
スキルがあったり、言語を理解するためにスキルが必要だったり、加護も抽象的な感じじゃなくて効果があったり、不思議〜
「─きて、起きて!」
「んーあとちょっとー」
「はーやーくー?」
「ふぁいっ」
今日もこんさんは強いです。
やっぱりお母さんって強いよねぇ。
「お腹すいたー」
お腹すきました。だから狩りに来ています。この前、夜に一匹で狩りにいってから一人で狩りに行かせてもらえなくなりました。あ、あの時狩ったGは次の日行ったらなくなってました。ここから先のことは想像におまかせします。
で、あのG以外になにを狩っているのかと言うと、小動物型の妖怪を狩ってます。はい、妖怪です。ファンタジー世界で妖怪です。まぁ私が小妖狐の時点でなんとなく分かってたけどさ、この世界妖怪いるんだよね。他にどんな生き物がいるのかは知らない。
「あ、カッパいるよ」
「りょーかい」
「3.2.1.撃って」
「『飛撃(斬)』」
最近は川辺に行ってカッパを狩ってます。この時期はカッパの繁殖期らしい。
妖怪の繁殖期とか初めて聞いた時はびっくりしたよ
妖怪って獣の成れの果てってわけじゃなかったんだって思った
それをこんさんに聞いてみたら、居なくなないらしいけど、あんま居ないって言ってた。
あと、命を狩るって言うのかな?まぁ言っちゃえば動物をコロスのは最初はめちゃめちゃためらってた(Gは除く)んだけど、だんだん平気になった。慣れって怖いよねぇ
カッパ発見!
「こんさん。あそこカッパいる」
「ホントだでもあれは子どもだね」
カッパはみんな生まれたばっかりの赤ちゃんの肌が緑みたいな見た目してる。お皿の大きさで年齢がわかるみたいだけど、私は全然わかんないんだよね。ちなみにカッパは卵生だよ。人みたいな見た目してるのに。
六姉弟の転生 ルカ @Ruka351
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