【Novel meets Music】BLACK CROSS ~電子の奴隷 2~

下東 良雄

BLACK CROSS ~電子の奴隷 2~

 天のこぼした 罪の恩恵

 あやかりたいと のぼせとうと

 誰もが望む 幸せ求め

 疑い無くし 泥を降らせた


 天の与えた れぬ泉に

 癒やされたいと 身体からだ捧げた

 誰もが笑う 喜び求め

 理性を無くし 毒を注いだ


 脳を洗われ 我を失い

 我が身潰して 踊り続けた

 無垢な子どもは 指差し笑い

 天のあるじは あざけり笑う


 黒き十字架 ひたいに刻み

 思考を止めて 天をあがめた

 ひとの価値など いつしか消えて

 電子の世界 この世を包む


 黒き十字架 愚鈍ぐどんあかし

 視界をせばめ 欲に沈んだ

 夢の価値など 塵埃じんあいと化し

 電子の支配 心を染める



 天が流した 法螺ほらいつわ

 よすがとすると 涙を流す

 誰もが祈る 真実求め

 知性を無くし 嘘を信じた


 天が奪った ひとの感情

 返してくれと 懇願こんがん叫ぶ

 誰もが知らぬ 何かを求め

 すべてを無くし 何も得られず


 脳をけがされ 我を忘れて

 みずから迷い ころび続けた

 無我むがな意識は 闇へと逃げて

 天のあるじは それ見て笑う


 黒き十字架 ひたいに彫りて

 視認を歪め 天にへつら

 愛の価値など ちりより軽く

 電子の統治 この血をすす


 黒き十字架 魯鈍ろどんの印

 死体をかつぎ 森をいずる

 星の価値など すべてを忘れ

 電子の進化 人の世滅ぶ



 気付きは遅く 奴隷に堕ちる

 救いを求む 電子の神へ



 黒き十字架 ひたいに刻み

 思考を止めて 天をあがめた

 ひとの価値など いつしか消えて

 電子の世界 この世を包む


 黒き十字架 愚鈍ぐどんあかし

 視界をせばめ 欲に沈んだ

 夢の価値など 塵埃じんあいと化し

 電子の支配 心を染める


 黒き十字架 ひたいに彫りて

 視認を歪め 天にへつら

 愛の価値など ちりより軽く

 電子の統治 この血をすす


 黒き十字架 魯鈍ろどんの印

 死体をかつぎ 森をいずる

 星の価値など すべてを忘れ

 電子の進化 人の世滅ぶ



 黒き十字架 裏切りのあざ

 我はあがめる 電子の神を






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 『BLACK CROSS ~電子の奴隷 2~』をお読みいただきまして、ありがとうございました。

 この歌詞を元に音楽生成AI「SUNO」で実際に楽曲を作成いたしました。

 ブラウザ上で再生できますので、ぜひお聴きくださいませ。


※ AI ですので発声や発音などが若干不自然な点もございます。

  温かい耳でお聴きいただけますと幸いに存じます。

※ SUNO の不具合で曲の後半がシャリシャリした音質になります。

  あらかじめご了承ください。



BLACK CROSS Human Dignity Crisis

 作曲: SUNO AI / 作詞: 下東 良雄

https://suno.com/song/39f33c98-34ad-4155-b10c-8bfce804748e



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