第4話 再会
モメント城。この世界で最も大きく、偉大な城であり、柊州に位置している。
馬車が止まるとすぐにノヴェルが扉を持ってくれた。
「どうぞ。」
なぜかノヴェルはドヤ顔になっている。
「ふふっ、ありがとう。馬車のお兄さんもありがとうございました。」
お互い軽く会釈する。まだ若いのにすごいな。
馬車を降りると見知った顔があった。
「あっフェレイン!!」
すると向こうも気づいたらしく、慌ただしく駆け寄ってきた。
「お目覚めのようねシュタイン。それにノヴェルも元気?」
「おかげさまでね。柊州代表さん?」
フェレインはストラトスと一緒に旅をしていたことから、今はモメントの首都である柊州の代表をしている。ちなみに名前は柊なおを召喚した場所として、モメント中から観光客が来ているらしい。
「やめてやめて。私そんな柄じゃないの知っているくせに。」
「あははっ。そうだね〜。代表様?」
「もーー!!ひどくない?」
「早く中に入ろう。」
するとノヴェルも悶々とついてくる。
むし?ひどくない?みたいなこと言いながらフェレインもあとをついてくる。
「あんたどっち行ってるの?こっちよこっち。」
とフェレインが手招きをする。
「え?正門はこっちでしょ?」
「正門なんか通ったら記者やらドローンやらに挟まれて遅れるわよ。」
フェレインのいる場所には巨大なモメント城の入り口とは思えないほど普通のドアがあった。
(…!!ここ………!!)
「入るわよ?どうかした?」
「いや、なんでもない。」
「そう、みんな待ってるわよ。早くしましょう。」
長く細い廊下を歩いた先にはかつての仲間がそこで待っていた。
ラストモメント〈残り火〉 灰都 @shoutaaaaaa
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