編集済
其の壱への応援コメント
ここまで一息に読ませていただきました。
うーむ、天下のアレと今時のテンプレ何某をくっつけるとは……しかも解説的な挿入文が行き届いていて、ライトでありながら隙がありません。これは中高生にも勧めたいぐらいですね ^^。
トラックにひかれた、というのは、様式美に従っただけだと思うんですが、源氏物語の中に自身が転生していることに、長らく本人が気づかなかった、という導入部分には好感が持てました。転生者には色々と都合のいい「平安時代」になってるなあ、というメタな話もいいですね w。しかも、ショタな光る君がすっかり懐いてくるという(その手の趣味の人には)悶絶ものの神設定!
※すんません、すごい勘違いしてたんで、以下のコメント訂正入れました
ところで典侍ってのは、あの後々の光源氏ともドタバタが予定されてる典侍なんでしょうかね? この先が楽しみです。藤壺のイメージが従来のものと相当違うんで、このまま他の姫君とどういうエンカウントしてくのかもはなはだ興味深いですが……。
ぼちぼち読み進めつつ、またコメントさせていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
『ライトでポップな読み口の平安もの』を書こうと目指したものなので、ライトと言っていただけて嬉しいです。
>転生者には色々と都合のいい「平安時代」になってるなあ、というメタな話もいいですね w
さすがに平安美人は、絵になりませんからね……^^;
これは以前、出版関係の方に言われた話ですが。
「某ゴブリンの令嬢のお話だとか、某ブスなブライダルプランナー&B専上司のバディもの、といったような、『不細工であることに意味があるストーリー』でもない限りは。主人公はある程度、可愛く設定してください」とのことでした。
なので今回も一応、それを踏襲してみた形ですね笑
>しかも、ショタな光る君がすっかり懐いてくるという(その手の趣味の人には)悶絶ものの神設定!
本作では、ショタver.も美青年ver.も、各種取り揃えておりますよ〜(小声)
>ところで典侍ってのは、あの後々の光源氏ともドタバタが予定されてる典侍なんでしょうかね?
あぁ、例の典侍! チャーミングでかわゆいですよね笑
私も言われて焦りまして、慌てて調べ直してみたのですが。
例の典侍の初出は第七帖『紅葉賀』のようなので、『桐壺』帖に出てくる典侍とは別人のようですね。
彼女の年齢を思えば、わんちゃん同一人物もありえるか? とも思ったんですが。
源氏物語って、これがあるからややこしいんですよねぇ……。
これは作中でも後述しているのですが、この時代、名前を互いに呼び合うことは殆どありません。
代わりに何を呼び合っているかというと、それは役職名です。
例えば、桐壺の更衣の父親は『按察大納言』ですが。
紫の上の祖父もまた『按察大納言』と表記されているのです。
では、この『按察大納言』が同一人物であるかと言われれば、答えは否。
あくまでもポストの名前だからこそ、人物Aが昇進したり死んだりすると、すかさず人物Bが同じ役職名を名乗るようになってしまうんです。
本っ当に、受験生泣かせの物語ですよね(笑)
>ぼちぼち読み進めつつ、またコメントさせていただきます。
お手隙の際にでも、読んでいただけると嬉しいです!
其の弍への応援コメント
脩子と命婦の珍問答が楽しくて笑ってしまいました。
しかし崩し仮名。。。変体仮名の授業、すごく受けてみたいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仮名文字、本当に難解なんですよね。
読めるようになれば、博物館や資料館を巡るのが5倍楽しくなるんですが……^^;
其の漆への応援コメント
猟奇なテイストですね。
そのあとは、脩子とひかるの怪奇大作戦でしたが(笑)
面白かったです。
すみません、書いていたのですが、誤ってタブを閉じてしまったようなので、後先になりました。
ではではノシ
作者からの返信
わざわざありがとうございます……!
終への応援コメント
ついにこうなっちゃいましたか^^;
いやまあ、この世界じゃ他の男だと無理そうですし。
それにしても高杉晋作かぁ、凄いのを剽窃しましたね、宮様(笑)
ふたりで、この世界を面白き世に変えてしまうつもりなのでしょうか^^;
面白かったです。
完結、おめでとうございます!
ではではノシ
作者からの返信
高杉、なんだか小粋で、個人的に好きなんです笑
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
また、素敵なレビューまで下さり、ありがとうございます!!
作品、また読みにいかせていただきますね(^ ^)
やっぱり歴史物は大好物なので!
終への応援コメント
完結おめでとうございます! 若紫ちゃんも比較的平穏な未来を手にれられそうで何よりです。
作者からの返信
いただいた感想、とても励みになっておりました。
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
其の参への応援コメント
キャラクターたちも魅力的で、読みやすくて面白いです!!私自身、源氏物語や大河ドラマが好きでよく見ているのですが、過去の物語の世界に転生してしまう、というのが新鮮ですね(*´∇`*) 当時の感覚と現代から転生してきた主人公との間に生じるギャップも、見ていてリアルで楽しいです。あとは個人的な話になりますが、美少年な「光る君」まで出てきて大変好みな世界観です(๑>◡<๑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『源氏』原典も、『光る君へ』も、楽しいですよね。
本作は美少年ver.から美青年ver.まで取り揃えておりますので、この先もぜひ!(笑)
其の陸への応援コメント
藻塩の歌。
百人一首のあれですね。
そこから、藻塩の絵の欺瞞や、塩の特性がつながって……そう来たかって感じです^^;
しかし、まだ一件落着とはいかないようですね。
鷲男、どうしちゃったのか。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
そう来たか、と思ってもらえてガッツポーズです。
感想ありがとうございます!
其の肆への応援コメント
なるほど、視覚の仕組みを平安ミステリーに織り込むとは面白い!
それにしても、恋文を余白に図形描写に使う藤の宮さま、現代感覚を持ちながらも平安貴族の皮肉が効いているのが、いとをかし。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
和歌の遣り取りから、いきなり夜這いというのは、現代感覚を持つ人間にはきついですからね笑
其の伍への応援コメント
実はずっと梁上の君子を気取っていた……というワケでもなさそうですし^^;
はてさて、どこへ行ったのでしょうか。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
梁上の君子とはまた、面白い表現ですね。
やはり博識でいらっしゃる笑
ただ、寝殿造の構造上、梁上に潜むのはなかなか難しそう。
はてさて、読者さんを納得させることが出来る結末になっているのか……?
書き手としても、ドキドキしております笑
其の参への応援コメント
野盗……。
羅生門のアレとか、袴垂とか想像しちゃいますけど、どうなんだろうなぁ^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
あの時代、野盗は百鬼夜行なんかよりよほど闊歩していたでしょうからねぇ笑
はてさて──??
其の弍への応援コメント
光源氏をアレな奴として知らしめてしまう、若紫。
通報……じゃない(笑)、こんなところで出て来るとは。
事件もさることながら、ひかるは大丈夫なのか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
若紫に関しては、まぁ十歳で誘拐という点は、擁護のしようもありませんが笑
でも実際のところ、手折ったのは(紫の上の年齢にはやや不審があるものの、定説では)十四歳ごろとのことなので、実は当時の結婚適齢期ではあるんですよね。
なので、ロリコンというのとはやや違うような気もしつつ……でもロリコンという世間のイメージ、根強いですよねぇ笑笑
まぁ『源氏物語』においても、紫の上は終始、藤壺の宮の代替品です。
藤壺の宮が手に入れば、そこまで若紫に執着しないような。
……いや『源氏物語』における光源氏なら、無いとも言い切れないような……?
はてさて、本作の光る君は、脩子を手にいれることが出来るのか……?
其の参への応援コメント
ああ、やっぱり前の話に出てきた女の子、玉鬘だったのか!
あの女性が被る帽子と布、顔を隠す効果しか意識していなけど、確かに防疫効果ありますね。
作者からの返信
おや、お気付きですか笑
そうなんです、実はあの幼女、のちの玉鬘でした。
ただ、本章の事件において。
彼女や彼女の父親が誰であるかについては、あまり関係がないので、これ以上の情報開示はしない方向です。
つまり、気付く人は気付くし、知らない人はスルーする。そういう情報でした!
虫の垂れ衣に関しては、当時の人々が防疫を意図して使用していたかどうかは分かりませんが……^^;
其の弍への応援コメント
物語の舞台が雅やかな平安京である分、不気味な殺人事件との対比が絶妙です。さて、この謎、狐が絡んでいるのか、それともただの人間の欲望か…続きが気になります!
作者からの返信
はてさて、下手人は人か、物の怪か……。
コメントありがとうございます!
其の肆への応援コメント
存在証明の肝となっていた、和歌。
本人の筆蹟というそれが……。
最初のパートの、ひかるくんの代筆が伏線だったんですね、お見事です。
そして私が余計な差し出口をしたばっかりに、スッポンポンにさせられた権少将哀れ^^;
面白かったです。
また、拙作に素敵なレビュー、ありがとうございます。
和泉式部って恋多き女だなとしか思ってなかったんですが、機会があって平井保昌について調べていたら、こんな求婚をしていたと知り、書いてみたお話です。
趣味に走って、袴垂とか関西弁道長とかを出してしまいましたが、お楽しみいただけたようで何よりです^^;
ではではノシ
作者からの返信
そうなんです! ただのイチャコラシーンではなく、実は伏線でした(笑)
差し出口なんてとんでもない!
おっしゃる通り曖昧な描写だったので、身包み剥がさせていただきましたw
和泉式部はといえば、さすが愛の女。熱烈ゥ!と。
関西在住の身には、陽気で小粋な道長も、二重にブッ刺さりました。よき物語でした!
歴史は和洋を問わず大好物なので、また読みに行かせてもらいますね!
其の参への応援コメント
はじめまして、悠鬼よう子と申します。
伊井野いと様の作品を読みに伺いました。
平安時代の雰囲気と現代的な視点が絶妙に交錯しており、脩子のユーモラスかつ賢い切り返しが魅力的ですね!特に、彼女が自身の立場を逆手に取り、時代の制約を巧みに乗り越えていく様子が痛快でした。光る君とのやり取りも微笑ましく、初恋フラグを根こそぎ折りに行く展開も、いとをかしでございました。
今後とも、何卒よろしくお願い致しましす♪
作者からの返信
悠鬼よう子さま
コメントありがとうございます!
平安時代に対するとっつきにくさを、現代のメタ的な視点で緩和しようと試みてみた形です。
少しでも、読みやすくなっていればいいのですが……。
読んでくださり、ありがとうございます!
其の弍への応援コメント
私自身が今、平安最末期を舞台にした物語を書いているから思うんですが、時代考証がラノベにしてはめずらしいほどちゃんとしてますね。
漢籍は男性の読むものとか、寝殿造の構造とか、その他その他……
文体が軽妙なので、ついそのあたりを見落としそうになりますが、さすがです。
楽しみに読ませて頂きます (^_^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
時代考証がちゃんとしていると言っていただけて嬉しいです。実は大学では、史学科に在籍していたもので笑
まぁ物語展開上、あえて無視している時代考証なんかもあるのですが……^^;
平安最末期とはまた、『平安』とは程遠い動乱の世!
しかも御作は『日本史上、最強なのでは?』との呼び声高い、為朝が主人公のようですね。
仕事の合間を縫ってなので、ちまちまにはなりますが、ゆっくり読ませていただきます!
其の壱への応援コメント
拝読。
転生ものも平安ものもほぼ読まないのですが、なるほどこんな感じなんですね。赤ん坊の頃から大人の意識があるともどかしそう。
優雅なだけでない平安の治安や衛生環境に触れられるのは面白かったです。続けて読ませてもらいますね。
作者からの返信
読んでくださり、ありがとうございます。
転生要素に関しては、半ばメタ的に取り入れた形です。
現代人の視点を通してなら、平安時代の特殊な語句や習俗に関して、ナチュラルに説明を挿入できる利点がありますから。
あまり平安時代に詳しくない方でも難なく読めるように、出来るだけ間口を広くしたい、という試みですね。
続けて読んでいただけるとのこと、嬉しく思います。
お手隙の際には、ぜひ。
其の弍への応援コメント
まだらの紐、ならぬ、消えた紐。
どこに失せたのか……。
あるいは、隠したのか。
あの時代の衣装だと、いろいろ隠せそうですが……果たして。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
描写がやや足りなかったようで、若干加筆いたしました……!
『身体検査も行った上で、所持品や帯などに血の付着したものはなかった』と加筆しております。
読み返すほどの文量でもないでしょうし、ご報告まで。
其の参への応援コメント
回避したかと思いきや……。
鋭いターンを決められた感じですね。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「ふーん、おもしれー女」は創作上、使いやすいですからね(笑)
其の壱への応援コメント
>歌仙かせんを五百回ぐらい殴なぐった上で樽たるに詰めて、坂道を転がした後に詠ませたような出来ですこと
これはすごい比喩ですね……この命婦にワトソン役を務めてもらって、主人公たちの事件簿を漫談形式の随筆にまとめてもらえば、都中で評判になったんじゃないだろうかと、勝手にスピンオフを想像してしまいました 笑。
和歌のやり取りまではネタにしないだろうなと思っていたら、こういう形で盛り込んでくるとは。ダメダメな笑える和歌って、これはこれで作るの結構難しいと思うんですけれど w。
一方、なんだかんだで二人の距離は接近していってるようで、これはまた「結局原作通り」というテンプレを踏襲していると見ていいのか、どうか。
>かくとだに、えやはいぶきのさしも草
えー、なんかこれ、先を期待したくなる独り言ですねえ ^^